1日なんと132件!空き巣対策に効果を発揮する最新防犯グッズ&アプリ

1日なんと132件!空き巣対策に効果を発揮する最新防犯グッズ&アプリ

  • @DIME
  • 更新日:2016/11/30

家人の留守を狙い盗みをはたらく”空き巣”をはじめ、侵入窃盗の被害は絶えない。とりわけ旅行シーズンや帰省が伴う年末年始に犯罪被害は増えがちだ。そこで、実用的な防犯グッズ&防犯アプリをご紹介したい。これが防犯の一助となればうれしい限りだ。

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■1日132件!あなたの住宅も狙われている

家族での楽しいひとときを求め外出する際、どうしても気になるのが留守宅の安全。カギや雨戸を締め、ご近所にもお声がけをし、旅の準備に万全を期したつもりでも、悪党はあなたの大切な財産を狙っている。

警察庁によると平成26年に発生した侵入窃盗は全国で4万8120件だったという。平成15年以降減少傾向にあるというが、それでも1日に約132件の住宅への侵入窃盗が発生している。侵入窃盗のうち住宅が56.1%と最も多いという。侵入窃盗の手口を調べたところ約4割が空き巣被害とのこと。そう、行楽で留守にしてしまった住宅は、空き巣犯にとって格好のエジキになるのだ。

■ガラス破りと玄関からの侵入が7割以上

同じく警察庁が発表した資料によれば、侵入の手口も見えてくる。最も多い侵入手段は…なんと無締まりを狙った犯行。当たり前だが施錠は忘れずに行う、これが防犯への第一歩だ。(後ほどカギの閉め忘れ対策グッズもご紹介したい)。

一方、防ぎようのない被害で最も多いのはガラス破り。窓ガラスを割って侵入するケースだ。続いて表出入り口からの侵入。これら無締まり、ガラス破り、表出入り口からの侵入が手口の7割~8割とされている。つまり、出入り口侵入と窓ガラス破りを止められれば、犯罪の7~8割程度を防げる勘定になる。そこで、今回の防犯は玄関と窓対策を中心に考えてみる。

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■最初の5分を防げるかが分かれ目。まずは家屋に近づけない

侵入者の心理を探ると、犯罪の傾向が分かってくる。警察庁によれば侵入に手間取り5分かかると約7割が犯行をあきらめ、さらに10分以上かかるとほとんどの侵入者が犯行を断念するという。「侵入に時間をかけさせる」ことが防犯への第一歩となるのだ。

その第一歩として室外の砂利を防犯用の砂利に替えると効果的だという。侵入者が嫌うのは近所に響く「音」。まずは侵入しやすい玄関や窓へ近づくことを諦めさせることから始めたい。

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こちらはアイリスオーヤマの「防犯防草のジャリ ホワイト/ナチュラルグレー」だ。リサイクルガラスを高熱で溶かし発泡させた軽石状の砂利で、厚さ4cm以上で敷くと通常の石の約1.3倍(およそ70db以上、電話のベル音ほどの大きさ)の音を発生する。60L入り(約1.5m2が目安)で価格は3500円前後から。透水性もあり、実用性が高い。

そして夜の侵入者を追い返すために、センサー付きのライトを設置したい。侵入窃盗犯、特に空き巣狙いの侵入者は、近所の人に気づかれることを怖れる。「光る」などはもってのほか。光量も十分あり、侵入者の大いなる脅威になる。

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アイリスオーヤマの「ソーラー式LEDセンサーライト」は、センサーが人の動きを検知して自動的に点灯するLEDライト。スポットが2方向あるのもポイントだ。電源不要のソーラー式で日中の発電を充電池に貯めるため、維持費がほぼゼロなのも助かる。価格も4300円前後から7000円前後とお手頃なのも魅力。防水仕様だ。

■家への侵入を玄関で食い止める

「音」と「光」の妨害網をくぐり抜け、さらに家屋へと迫るしつこい侵入者に対して、侵入口を守る防犯方法を考えてみたい。まずは玄関からの侵入を水際で防ごう。玄関のカギとして長年利用されている、ギザギザの入ったカギ。こちらは合いカギを作られやすく、また、ピッキングの被害を受けやすいとされている。そこで、カギをピッキングに強い、下の写真のようなディンプルタイプに変更するのがオススメだ。

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上下2カ所にカギをかける玄関が増えているが、時間稼ぎにはなるものの、1つ破られれば比較的簡単にもう一方も開けられる可能性があるという。2種類のカギを使い分けたり、一方をあえて従来のギザギザタイプのままにすることも、実用的な防犯対策になる。ディンプルタイプとギザギザタイプの2種類のカギを開けられる空き巣犯は少ないからだ。

また、最近では電気式のキーシステムが進化している。ガジェット好きの我々が気になるのは、おサイフケータイを利用して「スマホをカギ」にするシステムだろう。

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上は美和ロックのキーモバイルシステム「KEYMO」だ。Androidのスマホに専用アプリをダウンロードして、ドア側にあるFeliCaリーダーにデータを読み込ませて使用する。このように、これからの防犯対策としてデジタル化は重要となるだろう。もちろん、バールなどで強引にこじ開けるアナログな侵入者も絶えない。だが、玄関や住宅自体がデジタル化し、力ずくの侵入者の抑止力となることに期待したい。もちろん、人間には「うっかりカギのかけ忘れ」は避けられない。

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美和ロックの「ChecKEY(チェッキー)」は、今使っているカギにドライバー1本でカンタンに取付られるもの。カギ操作をすると表示窓の色が変わり、施錠したかどうかがひと目で分かる。うっかりカギのかけ忘れの不安を解消するのに1800円前後で済むとは、実にお買い得だ。

■窓ガラス破りを防ぐには…

続いて窓ガラス破りへの対策も施したい。ここでも「時間をかけさせる」ことが重要になってくる。まずは網戸をクレセント錠(カギ)のある側にスライドしておこう。侵入者がわざわざ網戸を反対側にずらしてガラスを割る必要が出てくるからだ。こんな単純なことでも「音」を嫌う侵入者にとっては大きな障壁になるのだ。

そしてガラスには防犯フィルムを貼ろう。ガラス全面に貼ることが理想だが、素人の加工では難しいかもしれないので、まずはクレセント錠回りだけでも保護したい。もちろん、ガラスは防犯フィルムを貼っても割れる。ただ、割れにくいということは強く叩く=大きな音を立てさせることにもなり、時間をかけさせることにもなる。絶対ではないが、侵入者の意欲をそぐには十分だ。価格は2000円前後から購入できるというから、試す価値はある。

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昔からある単純な補助錠を窓ワク付近に装着するだけでも窓からの侵入を防ぐ効果があるという。ガラス破りの基本手口は窓の真ん中付近を割りクレセント錠を外すというもの。それで開けられないと彼らは焦るし、窓をワクのあたりまで割らなければならないから、さらに時間稼ぎが可能となるわけだ。

もし防犯対策にコストをかける余裕があれば、ガラス自体を防犯ガラスにしてしまおう。防犯フィルムよりも強固に割れから守ってくれるはずだ。また、センサーをつけて警告音を鳴らすなどの対策も有効だろう。

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Y!mobileの「おしらせ窓センサー WX04A」は、窓が開けられると警告音を発する。同時に登録したメールアドレスへEメールを送信してくれるので、侵入者との鉢合わせも避けられる。PHS回線を利用し、月額利用料金は540円と低額なのも魅力だ。

そして念のため、トイレやキッチンなどの小窓対策も一考してみよう。ここに面格子(柵)をつけている家屋は多いはず。だが、侵入者はネジを回せば簡単に外せることを知っているので、ネジ穴に瞬間接着剤を流し込み、簡単には回せないようにしておこう。これで侵入者のモチベーションは一気に下がるわけだ。

■古いスマホを防犯モニターに活用

ここまで、侵入を防ぐことに主眼をおき、対策を練ってきた。最後に防犯カメラの設置策をご提案したい。利用するのは買い替えで一線を外れたスマホだ。スマホには動画撮影用のレンズがあり、また、無線で情報を飛ばせるので、防犯用のモニターカメラにはうってつけである。買い替えてSIMカードを抜いたスマホでも、家のWi-Fiを使えば通信は可能。各種のアプリをダウンロードしてリモート操作可能な防犯モニターにすれば、たとえ侵入者があっても外出先で犯行を知ることができるし、犯人逮捕の助けにもなるかもしれないので、積極的に活用したい。

☆セキュカム−動体検知監視カメラ

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■wt2k・無料

Andoridスマホにダウンロードすれば、手軽に動体検知の監視カメラに替えることができる。常にカメラで監視し、何か動きがあった場合に写真/動画撮影や音声メッセージ、メールの送信、Dropbox連携が可能となる。

☆AtHome Camera−リモートビデオ監視

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■iChano・無料

外出先からリモートモニタリングができ、動きを検出すると、直ちにEメールやプッシュ通知を受け取れる。部屋全体を撮るため、カメラを左右/上下にリモートコントロールすることも可能。

※ご紹介した防犯用のグッズ、アプリ、防犯方法などはあくまで対策であり、防犯を保証するわけではありません。また価格など各種のデータは取材時のものです。

■関連情報

http://www.irisplaza.co.jp

http://www.miwa-lock.co.jp/

http://www.ymobile.jp/index.html

文/中馬幹弘

編集・ライター。アメリカンカルチャー誌編集、アパレルプレスを経た後、モノ雑誌に長く関わり携帯電話やデジタル製品、ファッションなどトレンド情報に明るい。証券会社勤務があり金融事情通でもある。

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