川崎F・中村憲剛 今季キャプテンじゃなかったからできたこと

川崎F・中村憲剛 今季キャプテンじゃなかったからできたこと

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  • 更新日:2017/12/07

2003年の入団以来、川崎フロンターレ一筋できた中村憲剛選手。キャプテンも経験しましたが、長いキャリアの中でチームメイトへの働きかけはどのように変わってきたのでしょうか。

最年長としての立ち位置

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当たり前だとは思いますけど、自分の立ち位置によって変わってきましたよね。それこそプロ1、2年目のときは、偉そうなことを言ったところで、誰も意見を聞いてくれないだろうし、自分から発言することもほとんどなかった。まずは自分が良くなること、成長することが、チームが良くなることだと思っていましたから。

昨季まではキャプテンをやっていましたけど、今季から(小林)悠がキャプテンになり、少し気楽にはなりました。自分のプレーに、より集中できるようになったので。

もちろん、キャプテンではなくなったとはいえ、勝敗の責任は担っているつもりです。ただ、悠もキャプテンをやることで成長しましたし、(副キャプテンの谷口)彰悟も成長した。振り返ると、改めて自分自身のプレーに集中できたシーズンだったなと思います。

キャプテンから外れたことで最初は、周囲からもいろいろと言われましたけど、こういう成長の仕方もあるんだなということを今は実感しています。

変わったところ変わらないところ

ただ、キャプテンだったときも、そうではなくなった今も、チームやチームメイトに対して掛ける言葉の選び方は変わっていない。自分の立ち位置を考えて、言って良いことと悪いことは考えますし、悠なり彰悟なりが、僕よりも先にしゃべることが、チームにとっては大事だなって思っているんです。

それに、もともとコミュニケーションを取るのが苦手なタイプではないですからね。思ったことは今も昔も、はっきり言うタイプですから(笑)。

ただ、具体的にこれというのは出てこないですけど、キャプテンだから言えなかった何気ないことが、言えるようになった気はします。周りの意見を引き出したり聞いたりすることは、キャプテンのときもやっていましたけど、キャプテンじゃない自分がやることもまた意味があるのかなと。

若手へのアドバイスも、どこまでその本人にとって効果的かは、自分には分からないもの。一応、言われたから聞いているだけの選手もいれば、しっかり吸収して糧にする選手もいる。成長してきたところで、また自分が力を示して抑え込むというのが、プロの世界らしくていいと思いますし、チームにとっても必要なことではないかなとも思うんですよね。ライバルを育てると同時に、自分自身も育っていきますから。

明日の質問は…〈Q5 モチベーションを維持し続ける秘訣は何でしょうか?(前篇)〉です。

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