「セックスはいまだにガッツリ」だけど......50代女性が語る、“30年以上”に及ぶ婚外恋愛の終え方

「セックスはいまだにガッツリ」だけど......50代女性が語る、“30年以上”に及ぶ婚外恋愛の終え方

  • サイゾーウーマン
  • 更新日:2020/02/01
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家庭を持っている女性が、家庭の外で恋愛を楽しむ――いわゆる“婚外恋愛”。その渦中にいる女性たちは、なぜか絶対に“不倫”という言葉を使わない。どちらの呼び名にも大差はない。パートナーがいるのにほかの男とセックスする、それを仰々しく “婚外恋愛”と言わなくても、別に“不倫”でいいんじゃない? しかしそこには、相手との間柄をどうしても“恋愛”だと思いたい、彼女たちの強い願望があるのだろう。
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婚外恋愛経験者の年齢層は幅広いが、筆者が取材をしてきた中では、40〜50代の女性が比較的多い印象である。筆者自身が同世代のため、話を聞きやすいということも当然あるが、バブル世代前後の女性は恋愛に対しても勢いがあるように感じる。

今回話を聞かせていただいた智美さん(仮名)は、「仕事に恋に、生きることに全力投球」といった50代の女性である。

「私が人生の目標にしているのは、老後資金として1億円を貯金すること。無事に定年退職をして、旦那2人で大好きなタイに移住して、静かに余生を過ごしたいと思っています」

輝くような笑顔で智美さんはそう打ち明けてくれた。

彼以外の男に性欲が湧かない

智美さんは、30年以上も同じ会社の上司と不倫関係にある。

「私と彼は、会社設立当初のメンバー同士です。最初は20人足らずの従業員で、ああでもない、こうでもないと言いながら事業を大きくしていき、これまでやって来ました」

設立当時、女性従業員は智美さんのほかに4人いたが、現在残っているのは彼女1人だけである。

「私が今の会社でずっとやって来られたのは、社長のヴィジョンに共感できたから。それと、そんな社長を直近で支えて続けてきた彼のことも、本当に尊敬できます」

20代の頃、智美さんと彼は恋人同士だったこともあり、結婚も考えていたという。しかし、互いに「この人ではない」と感じたそうだ。1年足らずの交際と同棲期間を経て、別れてしまった。

「お互いに『これじゃない』感があったんですよね。一緒に仕事をする、恋愛をするには最高のパートナーだけど、家庭を築く相手ではないような……彼といると、カーッと燃えちゃうっていうのかな。仕事でも恋愛でも、彼が相手だと常に本気でガッツリいって、疲れちゃうんですよ」

智美さんと彼とは、いまだにセックスも「ガッツリ」だと言う。年に数回、出張が重なる時が2人のデートタイムだ。

「彼とのセックスはスポーツみたいですよ! 時間をかけて愛されて、愛して、この歳になって恥ずかしいけど、毎回たっぷり時間をかけてしてます。終わったあとは2人ともぐったりして寝ちゃうの。旦那とはもう何年もないですね……私も彼以外の相手には性欲が湧かないし、旦那もたぶん、よそで解消していると思いますよ。風俗とかキャバクラとか昔から好きだったし、ちょこちょこ浮気してる気配も感じてたから」

智美さんが今のご主人を結婚相手に選んだ理由は「穏やかな家庭を築けると思ったから」だそうだ。仕事関係で知り合った今のご主人は同い年で、彼と別れる前後に知り合い、交際を始めたという。

「体育会系でガンガン来る彼とは違って、牧歌的で明るいところに惹かれました。子どもたちも、私より旦那の方が好きだと思いますよ。仕事人間の私とは違って、旦那はそこそこ働いて、そこそこお金を稼いで、趣味や楽しい休日を過ごしたいタイプ。娘も息子も大学生なのに、今でも私抜きで、それぞれの恋人を交え、旦那とキャンプに行ったりしてます。今では私たちのような夫婦も珍しくないでしょうが、昔は娘に『パパとママは性別が逆に生まれてきちゃったね』なんてよく言われてました」

そんな智美さん夫婦だが、年に一度は、夫婦水入らずでタイに旅行に行くそうだ。

「新婚旅行で行ったタイに魅了されてしまって。今でも一緒に行きます。旦那のことは嫌いじゃないんですよ、むしろ大好き。彼とは違う意味で『好き』なんです」

彼とこんなに長い間不倫関係を続けてきたのは、「結局、仕事を頑張るためなんだと思う」と智美さん。設立当初から同じ会社にいて、会社を大きくするために働き続けた同士として、彼の存在は絶対的なのだという。

「今となっては『割り切った関係』に見えるでしょうが、30年間、家庭を持つ身でありながら、彼への思いが募ることに、悩む日も少なくありませんでした。彼が同性だったら……って、数えきれないほど想像しましたよ。そしたら私たちは大親友で、戦友で、体なんて重ねなくてもわかり合える関係になれたんだろうなって。恋愛感情なんてなければよかった。そしたら、こんなにつらくなることはなかったんです」

智美さんは最後に、人生設計の1つとして、「定年退職を機に、彼からも卒業をすること」を付け加えた。その言葉に、智美さんの中で30年間渦巻き続けた“背徳感”を垣間見た気がした。
(文・イラスト/いしいのりえ)

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