犬の肥満を知る5つのチェック基準!対策のポイントと注意点

犬の肥満を知る5つのチェック基準!対策のポイントと注意点

  • わんちゃんホンポ
  • 更新日:2016/10/20

ウチの犬は標準なの?肥満なの?

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写真のフレンチブルドッグのようなタイプの犬は太っているように見られがちですが、筋肉が多い人間で言うところマッチョですね。

またイタリアン・グレーハウンドなどは痩せすぎに見えますが元々スマートな体形なんです。

このように見た目や体重で決めるのではなく、ボディー・コンディション・スコア(BCS)という判断基準があります。そちらをご紹介しますね。

5つのチェックのポイント

まずは、犬を四つん這いに立たせて真上から見てみます。そして体の部位を触って以下の項目に当てはまるかチェックしてみましょう。

その1 痩せすぎている場合

腹部のくびれが不自然なほど極端に細く、背骨も触らなくてもゴツゴツと飛び出て見える。毛艶も悪い。

その2 痩せている場合

痩せすぎよりも多少筋肉はあるけれど、腹部のくびれが細く全体的に骨格が目で見える。毛艶もツヤがない。

その3 標準的な体重の場合

極端な腹部のくびれがなく、背骨や肋骨が触ると感じられる。ふとももの辺りの筋肉が発達していて触れると弾力がある。毛にもツヤがある。

その4 肥満気味な場合

腹部のくびれはわずかにあるが、横から見ると腹部の肉が垂れ下がっている。背骨や肋骨に触れても感じにくい。全体的に皮下脂肪が多いように感じる。

その5 肥満な場合

腹部のくびれは全くなく樽のように見える。背骨や肋骨に触れても全く感じられない。腹部や首のまわりにも贅肉がついているのが見て分かる。

犬が肥満になる主な理由

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1才を過ぎると注意

犬の年齢を人間に置き換えると、1才になるともう立派に大人と言う事になります。
それまでの子犬から成長期のような食べ方をしていると、基礎代謝が落ち始めると言われる1才頃では、代謝しきれないので脂肪となり肥満になります。
1才を過ぎたら体形のチェックをしながら、食事の量も注意が必要です。
また、シニア犬になると運動量も低下するので肥満になりやすいため、さらに注意が必要になります。

季節も関係します

寒い冬になると体温を下げないように体が脂肪を溜めこもうするので、見た目が普段より太って見える場合があります。

また、寒くなると散歩に行く回数が減り、運動量が減るので太りやすくなります。冬の間はよく観察して体重の管理をしてあげましょう。

避妊や去勢手術後

全ての犬が肥満に繋がるわけではありませんが、生殖器を体の中で維持するのには、かなりのエネルギーが必要となります。
その部分が無くなりエネルギーが使われなくなっている状態で、前と同じ様に食べているとカロリーオーバーと言う事になり肥満に繋がると言われています。

食べることに執着してしまう子もいるようなので、術後は様子を見て月に1度は体重の管理をしてください。適度な運動も必要です。

飼い主の責任

可愛いからとおやつを、たくさんあげたりしていませんか?少しぐらいならと思っても、飼い主からすれば少量ですが、小型犬から見れば少量ではありません。
また中型から大型犬になると、カロリーを消費するのに相当な運動量が必要になります。ですのでおやつを与え過ぎると肥満になるのは当たり前と言う事になります。

また家族の人数が多ければ、みんなが少量ずつ与えていても気づけば多量になっている場合もあるので、家族で話し合って、今日は誰があげる日など決めたり、おやつを透明な容器に入れ替えて、目で見て量を確認出来るようにするのも、ひとつの手ですね。

病気による犬の肥満

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内分泌系の病気のサイン

内分泌系の病気になると肥満になったり、皮膚や内臓が腫れて見た目に太ったように感じる場合があるそうです。フードの量も変わりなく散歩も行っているのに太ったように感じる場合は、内分泌系の病気のサインかもしれません。

また、食欲はあるので元気そうに見えて気づきにくいのですが、そのままにしておくと大変な事になりますので、おかしいなと思ったら獣医師に診断してもらいましょう。

クッシング症候群の疑い

主に6才以上の犬が発症する場合が多く、まれに1才未満の子犬も発症する場合があります。
症状として、水を異常に飲む・おしっこの回数が増える・食べているのに痩せていく・毛が抜ける・お腹が腫れるなどがあります。

お腹が腫れるので太ったように感じるかもしれませんが、上記のような症状がある場合は、できるだけ早く獣医師に診せてください。
そのままにしておくと糖尿病などを併発して大変危険です。

インスリノーマの疑い

人間の場合はほとんどが良性の腫瘍ですが、犬の場合はほとんどが悪性の腫瘍になります。
膵臓にできる腫瘍で、インスリンという血糖値を下げるためのホルモンが過剰に分泌され低血糖を引き起こし、様々な症状を発症するそうです。
症状として、ふらつく・ぼんやりしている・震える・食欲がない・寝ていることが多い・よだれを垂らすなどの症状があげられます。

インスリンが過剰に分泌されているため、食べても血糖値が下降するので、また食べるの繰り返しになり太りやすくなります。
重度の低血糖を引き起こすと命に危険があるため、上記のような症状がある場合は必ず獣医師に診せてください。

甲状腺機能低下症の疑い

シニア犬や中型・大型犬に多くみられる病気です。
症状としては、元気がない・寒がりになる・体重が増える(肥満傾向)・皮膚に様々な症状(毛が薄くなる・脱毛・フケが多い・黒ずむなど)が見られます。
また悲しそうな顔に見えてくる場合が多いそうです。

シニア犬に多い症状なので、年のせいかと思われがちですが、重篤な状態になると昏睡状態や意識障害を起こす場合もありますので、上記の症状がありましたら、早めの受診をおすすめします。

犬の肥満の危険性

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肥満による様々な危険性

当然ですが、体が太っても骨は太くなりません。細い骨で重い体を支えるので、色々な部分に負荷がかかり体が悲鳴をあげます。

また様々な病気の要因にもなります。

足や関節の病気

重たすぎる体を支えるために、足や関節や股関節に余計な負荷がかかり、足を引きずる場合があります。元々、関節が弱い犬種は肥満により症状が悪化します。
また、椎間板ヘルニアを併発する恐れがあります。そうなると手術が必要となり、最悪の場合、歩けなくなり寝たきりになってしまいます。

糖尿病の発症

人間も同様ですが、糖尿病は合併症が更に怖い病気です。
最悪の場合、白内障になり失明してしまいます。他にも細菌に感染しやすくなるので皮膚疾患や膀胱炎を併発するそうです。
症状としては、水を異常に飲む・おしっこの回数が多い・食欲が増す・食べても痩せるなどがあります。
我が家のシベリアンハスキーは、太り過ぎが原因ではなく、服用していた薬の副作用で発症したのですが、外にトイレがありシートの交換に行くと、周りに蟻が群がっていました。おしっこに糖分が流れ出ているため蟻が群がっていたようです。こちらもひとつの目安にしていただければと思います。
一生付き合っていかなければいけない病気なので、犬自身も飼い主もかなりの負担がかかります。

心臓病のリスク

肥満=心臓病ではありませんが、体に脂肪がつくと、重い荷物をずっと背負っている状態なので、結果的に筋肉に血液を送り出す心臓に、負担が掛かり病気を発症するリスクが高まることになります。

呼吸器への負担

首の周りに脂肪が付くと、気管や気道が圧迫されて呼吸がしにくい状態になります。
チアノーゼを起こすと大変危険です。

麻酔が効かない

緊急に手術をしなければならなくなった時に、過剰についた脂肪のために麻酔が効きにくい、コントロールがとれないことになり、大変危険な状況になります。
もしもの時に、このような悲しい状況にならないように、肥満には十分気をつけてあげてください。

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愛犬が肥満を防ぐ予防と対策

できるだけ幸せで長生きして欲しいですよね。そのために飼い主ができることをやってみましょう。

運動量を増やしましょう

関節炎や心臓に疾患を抱えていたら無理は禁物です。その子のペースに合わせてあげて、ゆっっくりと散歩したりボール遊びなどを一緒にして、少しずつ体重を落としましょう。
元気な犬は、散歩の回数を増やしたり、距離を増やしたり、ドッグランに連れ出すなど十分に運動させましょう。
溜まった脂肪も運動によって少しずつ落ちます。くれぐれも短期間で脂肪を落とそうとは思わないで下さい。

元気な犬でも足や関節を痛めたら、結果的にかわいそうな思いをさせるだけなので、状態を見ながらゆっくりと、楽しんで運動させてください。

食事量を見直す

ドックフードの袋に体重ごとの目安量が書いてありますが、あくまで目安なので、その量を続けても肥満状態から脱出できません。
犬の状態を見て太り過ぎであれば量を減らしたり、おやつを与えるのはやめましょう。
早食いしたり、1度に大量に食べる場合は、総量は減らして回数を増やすと満腹感を感じてくれます。
また、遊びながら食べれるおもちゃなどにフードやおやつを入れて、時間をかけて食べさせると、無理なくゆっくり食べるようになるでしょう。
減らすのがかわいそうだと思われるのなら、手作りのフードにしたり、ドックフードに繊維質の多い野菜でかさを増してあげましょう。

人間の食べ物は、どんなに欲しがっても与えないでください。人間の食べ物は味が濃いので慣れてしまうとドックフードを食べなくなりますので、手作りする場合も味付けはしないほうが良いです。もしもつけたい場合は赤ちゃんの離乳食程度にしてくださいね。
自身の経験では、鶏のささみに野菜をたっぷり入れて、ほんの少しコンソメを入れて香りをさせたり、自然の出汁で味付けをしていました。ご参考までに。

まとめ

犬は食べるのが大好きで、食べる姿を見ていると癒されますが、太ったり肥満になったりすると、様々な病気になって結果的に寿命を縮めてしまい、悲しい思いをすることになります。
できるだけ幸せで長生きして欲しいなら、無理は禁物ですが、愛犬と共にがんばってくださいね!

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