ピエモンテ州の郷土料理にアンチョビが多く使われる理由とは?

ピエモンテ州の郷土料理にアンチョビが多く使われる理由とは?

  • 地球の歩き方特派員ブログ
  • 更新日:2017/11/14
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Bagna cauda day(バーニャ カウダ ディ)
毎年11月になると盛大に行われるアスティ発のお祭り。

日本でもポテトチップスにバーニャカウダ味がある(あった?)と聞いた事があるくらいなのでその存在は結構知られているのかな?という認識ではありますがご存知のない方の為にそして、あまり知られていないピエモンテ州の郷土料理の裏話をご紹介します。

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Bagna cauda (バーニャカウダ) とはピエモンテ州の郷土料理のひとつ。その発祥は、ワインなどもそうですが農業が盛んな地域であるピエモンテ州は、多くの農民が存在し、厳しい冬に体が温まるだけではなくバランスよく栄養価の高いこの料理を大量に作っては連日食していたようです。今となっては、地中海式ダイエットにも認定されている逸品です。そんなバーニャカウダの主役となるのは、にんにくとアンチョビ。

海に面していないピエモンテ州。アンチョビがピエモンテ州の郷土料理に多く見られるのがなぜか?

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(自家製アンチョビ熟成中でーす!)

昔々、イタリアの20州が別々の国だった頃、海から生まれる塩は、海に面していない国にとっては高級品でした。ピエモンテ州もその一つで、お隣のリグーリア州から塩を輸入する際、塩のみならず塩にかかる税金がとても高かったのです。そこで考案されたのが塩漬けの魚の輸入でした。塩に比べると税金の低かった魚を輸入する!という名目で生産量が多く、安いイワシに目がつけられたのです。そうして頻繁にピエモンテ州に運ばれてくるようになった塩は貴族階級の元へ。塩漬けにされたイワシは、一般庶民へ。というからくりがあったのです。といった理由からピエモンテ州の郷土料理には、塩漬けイワシ = アンチョビ料理が数多く存在するのです。

そんなアンチョビと軟らかく煮たにんにくをソースにし、そこへ野菜やパンをディップして食す。それがバーニャカウダです。

【データ】
Bagna cauda day
www.bagnacaudaday.it

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