シャープ「AQUOS zero」は軽さと速さがウリのハイエンドスマホ

シャープ「AQUOS zero」は軽さと速さがウリのハイエンドスマホ

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  • 更新日:2019/02/23

ハイスペックで最軽量! それが「AQUOS zero」

今回レビューするのは、シャープの「AQUOS zero」。これまでの「AQUOS Rシリーズ」や「AQUOS sense」「AQUOS sense2」とは異なる新モデルだ。シャープのスマホで初めて有機ELディスプレーを搭載し、わずか146gという軽さを特徴とする。

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カラーは「アドバンスドブラック」1種。キャリアではソフトバンクのみが取り扱い、SIMフリー版の販売はない。2018年12月21日から販売されており、価格は9万9840円(税込)となっている。

今回、AQUOS zeroを1週間ほど使う機会を得たので、その使い勝手などをチェックしていく。

世界最軽量クラス! ボディーはわずか146g

まずは本体から見ていく。「世界最軽量」(画面サイズ6型、電池容量3000mAhを超える、IPX5以上の防水性能を備えたスマホにおいて)の言葉どおり、その軽さは圧倒的。ほぼ同じ画面サイズのiPhone XR(194g)、ほぼ同じ重量のiPhone 8(4.7型)と比べると、大画面と軽量化の両立の凄さが際立つだろう。

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サイズは縦154×横73×厚さ8.8(mm)、重量は146g。持ったときに思わず「軽い!」とつぶやいたほど

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背面はアラミド繊維を採用している

前面は強化ガラスであるCorning Gorilla Glass 5を使用。背面はガラス製ではなくアラミド繊維を採用しており、すべすべとした手触りだ。前面背面ともにゆるやかなアーチ状をしており、持ったときのフィット感も良い。

側面フレームにはマグネシウム合金を採用。わずかに内側に反っているため、指が引っかかり、ホールド感を得られるデザインとなっている。

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ゆるやかなラウンドフォルム。フレームが内側に反っているため、指が引っかかる

軽くて持ちやすいため、使い勝手はかなり優れていると感じた。長時間使用しても疲れにくい点も魅力。不便な点を挙げるとすれば、前面もアーチ状をしているために、時折親指の付け根あたりがディスプレーに触れてしまうこと。とはいえ、ほとんどストレスなく使えるのではないかと思う。

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本体上部にSIMカードトレイ

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右側に電源ボタンと音量ボタン

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下部にはUSB Type-Cポート、マイク、スピーカー

ディスプレーは、AQUOSスマホでは初めて有機ELを採用。サイズが約6.2型、解像度はワイドクアッドHD+(2992×1440ドット)。ラウンドフォルムにより左右のベゼルが狭く、表示領域も大きい。

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AQUOS sense2(左)と比較。ノッチが若干大きい気がするものの、占有率は勝る

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動画視聴時で比較。写真では伝わりづらいが、AQUOS zeroのほうが鮮やかに映っている

色のコントラストは非常に鮮やかであり、動画視聴はかなり楽しめるだろう。以前AQUOS sense2をレビューした際に「色彩などの表現力はじゅうぶんに高いと感じた」と書いたのだが、比較するとさすがにその差を体感できる。ハイエンドスマホとして申し分ないスペックだ。

カメラの基本は「AIオート」におまかせ

アウトカメラは約2260万画素で、F値1.9。シーンを自動で判別して最適なモードを設定する「AIオート」、設定項目を細かく変えられる「マニュアル」、自分好みの仕上がりに撮影できる「おすすめプラス」を搭載している。

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「AIオート」「おすすめプラス」など、設定を選べる

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シャッターボタンの横に判別したシーンのアイコンが表示される

以下の作例を見ていただきたい。すべて「AIオート」に設定して撮影したものだ。

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日中に撮影

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夕方に撮影

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ごはんも美味しそうに撮れる

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水族館でクラゲを撮影。周囲が暗く、水槽にわずかに光があたっている難しい環境でもきれいに撮れた

基本は「AIオート」でじゅうぶんキレイに撮れる。さまざまなシーンで撮影してみたが、全体的にきりっとした印象になる。色彩がはっきりした仕上がりになるので個人的には好みなのだが、被写体や風景によっては「おすすめプラス」の「ふんわり」などに設定すると、もう少しやわらかい印象の写真が撮れるかもしれない。

また、最近のハイエンドスマホの標準装備ともいえる「背景ぼかし」モードも搭載されている。ピントを合わせたい被写体をタップして撮影し、撮影後にぼかし具合を調節できる。

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10段階で「ぼかし量」を調節可能

この調節がなかなか難しく、被写体や構図、環境にもよるが、ぼかし量を大きくすると不自然なぼけがかかってしまうことがあった。なお、「おすすめプラス」の「接写」でも背景をぼかした写真を撮ることができる。

インカメラは約800万画素、F値は2.2。インカメラに切り替えると自動で「AQUOS beauty」モードになり、顔の大きさや美肌レベルを調節できる。さらに背景のぼかしもできるようになった。

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画面右側の設定項目をタップし、スライダーを動かして調節する

効果を確認しながら撮影できるので簡単だ。背景のぼかしは10段階で調節可能で、アウトカメラ撮影時よりも自然な仕上がりになった。SNSをよく利用する人にはオススメの機能だ。

動作は速く、電池持ちも良い

OSはAndroid 9を初期搭載している。CPUはSnapdragon 845。メモリーは6GB、内蔵ストレージは128GB。

Android 9は、ホームボタンが画面下に短いバーとして表示される。上にスワイプするとアプリ一覧、スワイプを画面中央あたりで止めるとマルチタスク画面に切り替わる。ホームボタンを右にスワイプすると、直前に使用していたアプリの画面が表示される。

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ホーム画面。画面下の小さなバーがホームボタン

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アプリ一覧。上方向にスワイプして表示

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マルチタスク画面。アプリの切り替えや終了といった操作ができる

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ホームボタンを右にスワイプして、直前に使っていたアプリを表示できる

スマホのパフォーマンスを数値化して評価できる「AnTuTu Benchmark」アプリでベンチマークを計測してみると、「283931」を記録。その後も複数回計測してみたが、260000以上は常に維持していた。実際、使っているときはアプリの挙動が遅くなるといったことはなかった。

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最高スコアは「283931」

バッテリーは3130mAh。ウェブサイトを見たり、写真を多く撮ったりした日でも、充電が必要になることはなかった。また、充電時の発熱を防ぐパラレル充電に対応。2つの充電ICを搭載することで、充電時でも動画視聴やゲームが楽しめる。

その他のスペックとしては、指紋認証・顔認証の両方に対応し、防水(IPX5/8)・防塵(IP6X)性能を備えている。おサイフケータイ、NFCにも対応。フルセグ/ワンセグには対応していない。

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アウトカメラの下に指紋センサー。人差し指で無理なく触れられる自然な位置だ

【まとめ】「軽さ」と「速さ」が最大の魅力

なんといっても、本体の「軽さ」は非常に魅力だ。このサイズのスマホとしては圧倒的に取り回しが良く、写真撮影や動画視聴時の持ちかえ動作がまったく負担にならない。アーチ状のフォルムも含めて、「使いやすさ」を重視したことがわかるデザインだ。

同じく、高い処理性能も魅力的。動作のもたつきがなく、常にサクサクと動いてくれることも操作性・快適さの点でかなり満足できる。軽さと相まって、使用時のストレスの無さは高く評価したい。

ハイエンドスマホでありながら、軽量化を実現し、速さを追求したAQUOS zero。使いやすさと操作性を重視する人にオススメだ。実際に手に取ってみて、まずはその軽さに驚いてみてほしい。

■関連サイト

ソフトバンク

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