4K有機ELテレビの画づくりと音づくりはどこまで進化した?パナとソニーの最新モデルを検証

4K有機ELテレビの画づくりと音づくりはどこまで進化した?パナとソニーの最新モデルを検証

  • @DIME
  • 更新日:2019/08/26
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4Kテレビの新製品で、トップクラスの高画質と高音質を誇るのが、この2機種だ。映画『グレイテスト・ショーマン』の4K/HDR版を再生した時の映像と音の違いを比べた。

映像はもちろん音の表現力が感動的!

伊藤 最新の4K有機ELテレビって、こんなに映像がきれいなんですね。きらびやかな衣装が本当に美しくて、黒の沈み具合は映画館に近い気がします。

西田 特に今回の2モデルはサウンド面にもこだわっていて、この先10年は使えるほどのクオリティーだと思います。本体のスリム化に伴って迫力がなくなったという薄型テレビのサウンドの概念が、大きく覆るはずです。

伊藤 きちんとした5.1chのシステムを組まなくても、テレビ単体でここまで迫力ある音が出るなんて驚きました。しかも、2モデルの映像と音は、個性が全然違うのが実におもしろい!

西田 ソニーは、あくまでもテレビとして鑑賞することを意識しています。色彩豊かで音声がしっかりと際立ちます。一方のパナソニックが追求しているのは、映画館の再現。サウンドも映像も実にナチュラルでしょ?

伊藤 どちらも違う感動が味わえるから、選ぶのに迷っちゃいますね(苦笑)。

『グレイテスト・ショーマン』

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日本限定コレクターズBOX〈4K ULTRA HD+2Dブルーレイ/3枚組〉(数量限定生産)1万890円

20世紀フォックス ホーム エンターテイメント

■ 今なお人気の名作映画でチェック!

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『グレイテスト・ショーマン』は2018年公開のミュージカル映画。8月7日には40ページに及ぶビジュアルブックなど5大特典が入った限定BOXが発売。

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ジャーナリスト目線で回診した人

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ジャーナリスト

西田宗千佳さん

今回取り上げるAV機器をはじめ、PCや家電などを対象に、国内外で幅広く取材。主に各種機器や業界の取材記事と、個人向け解説記事を担当している。

映画専門家目線で回診した人

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映画パーソナリティー

伊藤さとりさん

キャストの取材や舞台挨拶での司会など映画に関する様々な仕事で活躍中。今回題材に取り上げる『グレイテスト・ショーマン』は特に思い入れが強いとか。

テスト項目

[TEST.1]ミュージュカルシーンの迫力

大勢の観客を魅了した劇中歌『This is Me』などの合唱シーンを再生してみる。

[TEST.2]セリフの聞きやすさ

主演ヒュー・ジャックマンをはじめ、キャストたちが交わすセリフを聞き比べる。

[TEST.3]背景や衣装の表現力

キャストが身にまとうドレスの生地感などが、どう映し出されるのかを見比べる。

上部からも音を出力!

パナソニック『ビエラ GZ2000シリーズ TH-55GZ2000』 オープン価格(実勢価格約43万1800円)

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明るい映像における階調表現力をさらに高めた最上位機。上部方向に音を放つイネーブルドスピーカーや、画面下部の正面・右・左に備わるミッドレンジスピーカーなどにより、音響面も大幅に強化されている。

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[TEST.1]「音に包まれて気持ちいい」

「リズムを刻む音がとっても明瞭! ドラムの心地いい低音が心臓にダイレクトに届く感覚もすばらしい」(伊藤さん)/「音響規格〝Dolby Atmos〟に準拠しているサウンドが、極めて〝アトラクション的〟です」(西田さん)

【評価】★★★★★

[TEST.2]「声の聞こえ方がナチュラル」

「過度に強調されているわけでなく、あくまでも映画館で鑑賞しているような〝ナチュラル〟な聞こえ方ですね」(伊藤さん)/「シーンによっては、もう少し俳優の声が〝前に来る〟感じがあってもいい気がしますね」(西田さん)

【評価】★★★★☆

[TEST.3]「明るい光が非常にきれい!」

「スポットライトの当たり方がすごく自然! 逆光のシーンもきれいで、人や物の輪郭がやさしい気がしますね」(伊藤さん)/「今回のビエラは明部の表現がとても忠実で、燃え盛る松明の炎を、印象的に映し出します」(西田さん)

【評価】★★★★★

〈西田&伊藤’S総合評価〉

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「映画館の映像と音を求める人は断然『ビエラ』ですね」(西田さん)/「オーケストラの演奏を満喫したい人にも向いています」(伊藤さん)

画面全体が音を放つ!

ソニー『ブラビア A9Gシリーズ KJ-55A9G』 オープン価格(実勢価格約37万7800円)

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次世代高画質プロセッサーや独自のパネル制御技術などにより、高コントラストな映像を追求した。音質面ではディスプレイを震わせて音を出す技術〝アコースティック サーフェース オーディオプラス〟を採用。

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[TEST.1]「生声を聞いているみたい!」

「まるで女優の目の前で生歌を聞いているかのよう! ものすごくボーカルが立っていますね」(伊藤さん)/「ボーカルが際立っている半面、パーカッションなどの楽器の音はやや物足りない人がいるかもしれません」(西田さん)

【評価】★★★★★

[TEST.2]「滑舌よくはっきり聞こえます」

「役者の言葉がしっかり聞こえます。興行師のP・T・バーナムの吐息をハッキリと確認できたのは、初めてかもしれません!」(伊藤さん)/「画面自体から音が出ているので、口元の動きと音声の定位感がバッチリ合っています」(西田さん)

【評価】★★★★★

[TEST.3]「映画とはひと味違う色づくり」

「ベルベットカラーの赤が色濃く表現されているのが印象的。ドレスの色は映画館のスクリーンよりも白く輝いて見えます」(伊藤さん)/「特にソニーは赤と緑の表現力が強いほか、画面全体を明るく見せる絵づくりですね」(西田さん)

【評価】★★★★☆

〈西田&伊藤’S総合評価〉

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「歌声やセリフの聞こえ方に驚きました!」(伊藤さん)/「映画館とはひと味違う感動を楽しめるのが『ブラビア』の強みですね」(西田さん)

取材協力/西田 宗千佳 文/編集部 撮影/羽田 洋(プロペラ映像制作所)

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