しつけに体罰は必要か?隣の家庭の子育て事情「しつけと虐待」の境界線

しつけに体罰は必要か?隣の家庭の子育て事情「しつけと虐待」の境界線

  • WooRis
  • 更新日:2016/10/20
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我が子をしっかりとした人間に育てるため、ときには“叩く”ことでしつけをしている親御さんもいますよね。

しかし現代の風潮として、「子どもを叩く=体罰」という雰囲気もありますから、“しつけ”と“虐待”の境目に悩んでいるママもいるのではないでしょうか? 実際、よその家庭がどの程度“叩いて”いるのかなんて、知る術は少ないですよね。

このたび、ブライト・ウェイが1,235人の30代前半のパパママに実施した、“子どものしつけ”についてのアンケート調査(育児情報誌miku読者アンケート)」によって、“叩くしつけ”についての赤裸々な実情が明らかに。

今回は同調査をもとに、しつけと虐待の境目についての現代パパ・ママのホンネを教育行政に携わってきた筆者がお伝えします。

■しつけと虐待の境目に悩む親が過半数

まず、「どこまでがしつけで、どこからが虐待になるのか迷うことがありますか?」と質問をぶつけてみると、「迷うことがある」という親が 50.8%で最多になっています。「しつけと虐待は違うと思うので迷わない」が45.4%で拮抗しているものの、境界線については疑問を抱いている親が多いようですね。

ならば、イマドキの親は子どもを“叩いて”しつけることがどのくらいあるのでしょうか?

■「週に何度かは叩いている」という親が15%…

そこで、「あなたはお子さんを叩くことがありますか?」と質問をしてみると結果は以下のように。

3位:週に何度かは叩いている・・・15.1%

2位:叩いたことはあるが、今までで1~2度程度・・・38.8%

1位:叩いたことはない・・・43.1%

叩いたことはないと回答した親が最多だったものの、注目すべきは「週に何度かは叩いている」という人が約15%もいたという現実。

では、しつけのために“叩く”行為は必要だという認識があるのでしょうか?

■「叩くことや罰が必要」という親が半数

「しつけのために叩いたり罰を与えることは必要だと思いますか?」と尋ねた結果を見てみると、意見はほぼ二分される結果に。

「必要」・・・50.3%

「不要」・・・49.7%

「しつけのためには子どもを叩くことも必要」と考える親がやや多く、30代前半世代の親たちのなかには“叩く”という行為を容認する派がやや上回りました。

この結果には、驚きを隠せないかたもいるのでは? では、もしも“叩かないでしつける”ということに対して、どんな意見が出てくるのでしょうか。

■しつけと虐待の境目に悩みつつも叩いているのが現状…?

「叩かないでしつけることについて、どう思いますか?」と複数選択で聞いたところ、親たちの価値観は以下の通りでした。

3位:叩かないでしつける方法がわからない・・・11.4%

2位:しつけるためには、叩くことも必要・・・35.1%

1位:叩いてその場は一旦収まっても、また同じことの繰り返しになる・・・42.2%

“叩かないでしつけること”について尋ねた質問でありながら、上位に入ってきた回答はすべて、“叩くことをある程度容認する”傾向にありました。

しつけと虐待の境目に悩みつつも、実態として“叩く”を取り入れている家庭が多い実情が読み取れます。

■傷やアザができれば虐待認定されることも

叩かずにしつけが叶うのであれば、それに越したことはありませんよね。我が子に怖い思いをさせたくない親も多いはずです。けれど、それでは子育てがうまくいかないというジレンマを抱えているケースもあるでしょう。

“叩く”とひと口にいっても、その強弱は様々。アザや傷ができるほど強く叩けば、昨今では虐待を疑われるレベルです。周囲から見て「あの親、虐待してるのかしら!?」と疑念を持たれないよう、“しつけのため”と言えどもお子さんのカラダを傷つけるのは絶対にタブーです。

また、過去記事「世のママに聞く“虐待としつけ”の境界線は一体どこにあるのか?」でもご紹介しましたが、思い悩みながらも“愛情”を持って行うのが“しつけ”であるともいえるのではないでしょうか。

いかがでしょうか? しつけと虐待の境目は、個人によっても感覚が変わりますよね。とはいえ、言うことを聞かない我が子にイラついて手が出てしまうパパママもいるかもしれません。

“虐待”のレベルまでエスカレートしないよう、親自身もブレーキをかける意識が大切です。

(ライター 並木まき)

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