山下清の壁画風呂と囲炉裏で頂く山里料理!群馬上牧温泉「辰巳館」

山下清の壁画風呂と囲炉裏で頂く山里料理!群馬上牧温泉「辰巳館」

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  • 更新日:2019/06/24
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山下清の壁画風呂と囲炉裏で頂く山里料理!群馬上牧温泉「辰巳館」

みなかみ町は群馬県の最北の街。三国山脈の山々と利根川の源流域の街は、水上温泉や猿ヶ京温泉など18の温泉郷があり、豊かな自然と色々な泉質の温泉が楽しめます。その1つの上牧温泉は小さな温泉郷ですが、泉質が良いため、国民保養温泉地に指定されています。老舗宿の辰巳館は、裸の大将と呼ばれた山下清画伯が愛した宿で、画伯の作品を鑑賞しながら上質な温泉と、囲炉裏を囲んで頂く炭火山里料理が楽しめる宿です。

のどかな風情の上牧温泉!上牧の作品を数々残した山下清画伯

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写真:やまと ふみよし

辰巳館は、大正13年(1924年)に、辰巳館初代が、利根川沿いの圃場に冬でも雪が解けている不思議な場所を発見し掘削したところ温泉が湧き出たと伝えられています。当初は、近隣の人に無料で温泉を提供していましたが、昭和2年(1927年)に上牧温泉で1番古い温泉宿の辰巳館を開業しました。

上牧温泉は、利根川のせせらぎと谷川岳など、豊かな自然とのどかな風情があります。山下清画伯も上牧温泉を愛した1人。何度も辰巳館を訪れ、上牧温泉や辰巳館を題材として、貼り絵や水彩画などの作品を残しています。館内には山下清画伯の作品が展示されています。

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写真:やまと ふみよし

利根川の流れが間近に見えるラウンジ「サロン古代」で、お茶を頂きながらチェックイン。笑顔での接客と、館内に流れる音楽で旅の疲れが癒されます。

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写真:やまと ふみよし

館内の山下清ギャラリーでは、みなかみ町の大峰沼を描いた「大峰沼」と、辰巳館を描いた「宴会のひととき」、「はにわ風呂」の3点が展示されています。また、希望すれば貴重な原画を見ることができます。

格子戸の玄関が付いた客室!ゆっくり入浴できる貸切風呂もお勧め

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写真:やまと ふみよし

辰巳館は、南竜館、昇竜館、登竜館の3棟があります。各館をつなぐ通路には、ギャラリーや絵画、埴輪が展示され、本が豊富にそろえられた読書コーナーがあり楽しく過ごせます。みなかみ町には、弥生時代の住居跡や装飾品や古墳時代の埴輪などが発掘された矢瀬遺跡があります。優しい表情で、迎えてくれる埴輪は山下清画伯の壁画と共に宿のシンボル的存在です。

客室は全43室。標準室となる10畳の和室の他に、古代檜風呂の付いた特別室、ツインベットの和洋室等と、色々な過ごし方が選べます。大浴場のほかに、2つの貸切風呂(有料)があります。上牧温泉を気泡とジェット噴流によるマッサージ効果が期待できる「風月の湯」と、純和風の檜風呂の「鄙(ひな)の湯」は、カップルや家族でゆっくりと楽しめます。

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写真:やまと ふみよし

登竜館の和室10畳は、2畳の次の間と座り心地のよいソファーのある広縁があります。バルコニーは両脇の部屋が視界に入らない造りになっていて、快適なひと時を過ごせます。

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写真:やまと ふみよし

貸切風呂の「鄙(ひな)の湯」は、ロウソクの優しい光と、木のぬくもり、檜の香りでリラックスできます。ゆっくりと休める畳のスペースもあり、落ち着いた空間で、時間を忘れるひと時です。

山下清画伯の壁画風呂、檜のお風呂に庭園露天風呂の大浴場

写真:やまと ふみよし

上牧温泉の泉質は「ナトリウムーカルシウムー硫酸塩・塩化物泉」。泉質適応症は、切り傷、冷え性、皮膚乾燥症、塩化物泉ですが、塩味は感じられない無色透明の温泉です。大浴場は、山下清画伯の絵を、板状の色ガラスで再現した壁画と、大きな埴輪が特徴の「はにわ風呂」と、総檜風呂の内風呂「かわせみの湯」と庭園露天風呂の「たまゆらの湯」があります。この他に、9月~11月にはリンゴ風呂となる女性専用の「ひすいの湯」があります。

はにわ風呂は、湯につかりながら全体を俯瞰して見る壁画が楽しめ、近づくと大きな壁画を作っている、1つひとつのガラス片が見られます。また、ミストサウナはガラス張りのため壁画を見ながらサウナを楽しめます。はにわ風呂と、かわせみの湯、たまゆらの湯は、時刻により男女入替があるので1泊で両方の浴場が楽しめます。

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写真:やまと ふみよし

総檜風呂の、かわせみの湯と、つづきにある露天風呂のたまゆらの湯は、檜の香りと庭園の緑の両方が楽しめます。各浴場の入り口のお休み処には、冷たいお茶が用意されています。入浴前と後の飲用がお勧めです。

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写真:やまと ふみよし

露天風呂の、たまゆらの湯は庭園の緑が生える明るい時間と、湯口にスポットライトが当たり幻想的な雰囲気の夜では趣がガラリと変わります。ぜひ、昼と夜の両方を楽しんでください。

囲炉裏を囲んで頂く夕食!雪国郷土料理・いろり献残焼(けんさんやき)

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写真:やまと ふみよし

夕食は、囲炉裏を囲んで頂く炭火山里料理・いろり献残焼。献残焼(けんさんやき)とは、献上品の残りを庶民が工夫をして食べたといわれる新潟県の郷土料理。また、上杉と武田の戦で、下級武士が、山菜や川魚を剣で刺して焼いて食べたことから「剣先焼き」と言われ、それが「けんさん焼」に転じたともいわれています。

辰巳館の炭火山里料理のコースは、葡萄酒の食前酒で始まり、姫鱒寿司や、桜鯉の南蛮漬け等の前菜、お造りは、群馬県のブランド鱒の銀光(ぎんひかり)に、川フグ、桜鯉と、山の幸、川の幸が並びます。献残焼は、頭から尻尾まで食べられる鮎の塩焼きや、赤城牛、伊達鶏を剣ではなく、串に刺して焼いて頂きます。夕食は、炭火山里料理の他、季節の山里会席料理もあります。こちらは、温泉で地元食材を蒸す「源泉せいろ蒸」が主菜です。

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写真:やまと ふみよし

氷で冷やされた、竹筒のとっくりと竹のおちょこの竹冷酒は、囲炉裏で焼いた料理との相性は抜群。また、地ビールの月夜野クラフトビールは、コクがありスッキリとした味わい。どちらもお勧めです。

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写真:やまと ふみよし

秘伝のお味噌で香ばしく焼いた焼きおにぎりは、お味噌が焼ける香りが食欲をそそります。今の時代にも郷土料理として名が残る献残焼は、当時の“おごっそう”だったのでしょう。

朝食は温泉せいろ蒸と熱々のすいとん汁!山と川の幸でご飯お代わり

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写真:やまと ふみよし

温泉宿の朝食の定番は、厚焼き玉子に温泉卵、納豆に焼き海苔に熱々のご飯にお味噌汁。辰巳館の朝食は定番にもこだわりがあります。みなかみ町は利根川の源流域にあり、三国山脈の麓にあるため、昼夜の寒暖差も激しく美味しいお米が育ちます。辰巳館のお米は、みなかみ町で、化学肥料や除草剤などを極力抑えて育てたお米を使っています。

また、納豆はみなかみ町の大豆で作られた「月夜野納豆」、焼き海苔は前橋市の老舗海苔店のものと、こだわりの朝食です。温泉の源泉で蒸す、鮭と豚肉や野菜の「源泉せいろ蒸」と、群馬県の小麦粉を手びねた「すいとん汁」は、熱々の料理がうれしい朝食です。

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写真:やまと ふみよし

蓋つきの器に盛られた源泉粥は、お米のおいしさがダイレクトに味わえる逸品。ゴマドレッシングで頂く、地元野菜のサラダはシャキシャキとした歯触りが楽しめます。

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写真:やまと ふみよし

すいとん汁は、お餅のように滑らかな、すいとんに地元野菜がたっぷり入った具沢山のお汁。熱々のお汁と、美味しいご飯、とろろ、温泉卵、納豆と揃えば、思わずお代わりの手が上がります。

上牧温泉辰巳館は良質な温泉と、地元の食文化・食材にこだわった宿

群馬県は、青森県や長野県に続き、全国第7位のリンゴの産地。女性専用の「ひすい風呂」は、9~11月の間、リンゴ風呂となり、辰巳館での楽しみが増えます。

上牧温泉は素朴でゆっくりと過ごせる温泉郷、良質な温泉のため国民保養温泉地に選ばれています。辰巳館は、良質な温泉と共に、山下清画伯の壁画や、雪国郷土料理の献残焼、地元産食材を大切にする貴重な宿です。

2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

関連MEMO

上牧温泉辰巳館

みなかみ町観光協会

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