マレーが今季6勝目、圧倒的な強さでシーズン後半を突き進む [上海ロレックス・マスターズ]

マレーが今季6勝目、圧倒的な強さでシーズン後半を突き進む [上海ロレックス・マスターズ]

  • TENNIS DAILY
  • 更新日:2016/10/17
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中国・上海で開催された「上海ロレックス・マスターズ」(ATP1000/10月9~16日/賞金総額545万2985ドル/ハードコート)のシングルス決勝で、第2シードのアンディ・マレー(イギリス)が第15シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を7-6(1) 6-1で破り、先週のチャイナ・オープン(ATP500)に続く、2週連続優勝を飾った。マレーはキャリアでもっとも調子のよいシーズンを送っており、これが6つ目のタイトルだ。
第1セットで、バウティスタ アグートはパワフルなフォアハンドと鋭いアングルショットでマレーを守備的な体勢に追い込み、ミスを強いようとしていた。
マレーは5-4でサービスゲームを迎えるが、観客の動きに気を散らされた様子を見せ、3つのセットポイントを無駄にする。バウティスタ アグートがブレークを果たして5-5に追いつき、このセットはタイブレークに入った。
だが、マレーはタイブレークで簡単にポイントを重ねてこのセットを取ると、それからわずか31分後に第2セットも奪った。
第1セットでマレーは16本のアンフォーストエラーをおかしたが、その後はわずか3本だけだった。
バウティスタ アグートは、世界ナンバーワンのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を準決勝で下したが、マレーは倒せなかった。
トップ10外の選手が、同じ大会でトップ1、2を破るという偉業は、2007年のパリ・マスターズでダビド・ナルバンディアン(アルゼンチン)が、当時1、2位のロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)を倒して優勝して以来、実現していない。
しかもバウティスタ アグートは、現在のツアーで圧倒的なパフォーマンスを見せているマレーを倒さなければならなかったのだ。
ウィンブルドンとリオ五輪で優勝したあとも、マレーの勢いは止まらなかった。彼はアジアでのここ10試合で1セットも落としておらず、北京と上海で2大会連続優勝を果たした。
今大会の決勝での勝利は、今季のマレーにとって65勝目(ツアー最多)となった。
フェデラーが故障し、ナダルがいまだ自信を取り戻そうと努力している最中で、ジョコビッチが精神的な疲労を抱えて対処に苦しむ中、マレーはテニス界での自分の立場を確立させたように見える。
ふたたび優勝を狙えると信じる力を彼に与えたのは、イワン・レンドルのチームへの復帰が大きい。そして、いくつかの厳しい敗戦のあとにウィンブルドンで優勝できたことのおかげだと彼は考えている。
「全仏オープン以来、僕はテニスのキャリアで最高の3ヵ月を過ごした」とマレーは言っている。
マレーにとって残された唯一のものは世界1位のランキングであり、彼はこの点でもジョコビッチに迫っている。今年、ジョコビッチに追いつくのは無理かもしれないが、マレーはすでに来季を見つめている。
「可能な限り力強く勢いをつけて、今年を締めくくれるように努力する。そして来年、もしナンバーワンになるチャンスがそこにあったら、つかめるようトライしたい」とマレー。「それを達成するのは難しいことであることはわかっている。でも、きっと達成できると信じているよ。なぜなら、ここ数ヵ月の出来事が、僕にもそれができると証明して見せてくれた」。
バウティスタ アグートは、マレーのプレーを考えるとそれは時間の問題だろうと言った。
「アンディは、ノバクをとらえるためにすべてのことをやっている」とバウティスタ アグート。「彼の目の中にそれが見えるよ。彼はナンバーワンになることに気持ちを集中させているんだ」。
マレーはジル・シモン(フランス)と対戦した準決勝のあと、「今は今年をできるだけ力強く終えたい。そうすれば来年の初めにはチャンスができると思う」と話していた。(C)AP

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