指ヨガって何? ツボ押しで快便? プロが教える体スッキリ術!

指ヨガって何? ツボ押しで快便? プロが教える体スッキリ術!

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  • 更新日:2017/10/11
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指ヨガで快眠息をゆっくり吐きながら、人さし指から小指までの4本の指をつかんで手首までグーッと反らせる。

急に涼しくなり、体調を崩したという人もいるだろう。指ヨガ、ツボ押しという、東洋医学の力でこの季節の変わり目の不調を整えよう。よく眠れて、便秘も解消。すっきりした身体で、秋を楽しめるはずだ。

【図】指ヨガの続きはこちら

「ヨガは自分のからだや心を通して自然界の摂理や真理、宇宙全体の法則を学ぶための方法。決して健康法ではありません。ただ、もし興味を持っていただいたのなら、からだや心の不調を正すために指ヨガを体験していただくのがいいかと思います」

と、龍村修さん。指ヨガはいつでも、どこでも、すぐできるヨガとして龍村さんが考案したものだ。

「指ヨガは東洋医学の身体観である『部分即全体』にも即しており、指と手だけで、全身を使ったヨガと同じような効果を得ることができるのです」

その指ヨガの中から、「不眠解消」メソッドを教えてもらった。これはまず「浄化呼吸法」という、簡単な呼吸法を覚えてから行う。

「鼻からゆっくり息を吸い、息をとめてため込んでください。このとき、全身の細胞がイキイキ元気になることをイメージします。そしてシューッと音をたてながら、3回に分けて息を吐きます。簡単でしょう?」

ヨガでは呼吸=生命の形と考えられている。息を吐くことは、自分の心身にとって不適なものや、毒になるものを排泄する力となる。また、息を吸うことはリフレッシュすることであり、代謝力を高めることにつながる。呼吸によって「気」がコントロールされるのだ。

「指ヨガの場合は、基本的には息を吐きながら施術します。息を吐きながら手に刺激を与え、息を吸いながらゆるめるを繰り返す。これによって、全身の意識と呼吸が同調し、より効果的で無駄のない息ができるのです」

基本の呼吸法を覚えたところで、「不眠解消」メソッドへ。

「寝る前に、自分が心地よく感じる程度の力で行ってください。まずリラックスした姿勢で手のひらをゆっくりと結んだり開いたりします。そのあと、ゆっくりハーッと口から息を吐きながら、小指までの4本の指をグーッと反るところまで反らせます。そして同じようにゆっくり息を吐きながら、親指も反るところまで反らせます。最後に息を吐きながら、手をブラブラ前後左右に振って終了です」

これは、脳の緊張をほぐすために行う。

「それゆえに、あまり強い力で指を反らせたりしないでください。ゆるやかな力で結構です。何回くらいやるのがよいのかという質問をよく受けるのですが、別に回数は決まっていません。左右2回ずつくらいでも十分ですよ。意識的にゆっくりと長い呼吸をすると、深い呼吸になり、自律神経が安定し、心身がリラックスしてくるのを感じることができると思います。そして指をゆっくりと反らせて。身体全体の血流がよくなり、良質な睡眠をとることができると思います。忙しい時期こそ少し時間をとって、ぜひ挑戦してみてください」

続けて今度は、便秘解消のツボを指南していただこう。レクチャーしてくれるのは、目白鍼灸院の柳本真弓さんだ。

「東洋医学では、人の身体には『経絡』という道が存在すると考えられています。経絡は全身を巡り、いろいろな内臓や筋肉、関節につながっていて、私たちが生きていくのに欠かせない、『気』『血』『水』を運ぶ役割があるとされています」

「気」はエネルギーのようなもの、「血」は血液、そして「水」は身体の中の水分の総称と考えられる。

「経絡上に存在しているポイントが『ツボ』です。ツボは身体の外と内をつなげる特殊な場所です。押したりさすったり、お灸したりすると、刺激しているツボのまわりの気血水の流れがよくなり、そのツボ周辺と、そのツボに関連する臓器の調子などを整えることができるのです。それが今回ご紹介するツボ『支溝(しこう)』です。この支溝は、気持ちを和らげ、大腸がスムーズに働けるように導いてくれるツボです。便が硬くなりがちな人に、特におすすめです」

支溝は一日に何度押してもかまわない。会社などで同じ姿勢で座りっぱなしの人ほど、空いた時間に刺激するのがおすすめだ。

「ずっと同じ姿勢で座りっぱなしだと、エネルギーが滞りがちになり、からだの不調を呼びやすくなってしまうのです。デスクワークが多い方はなるべく意識して、ツボ押ししてほしいですね。支溝の位置は、甲側の手首のシワから指4本分ひじ寄りのところにあります。親指を除く4本指を押し当てて、広い範囲を押し回してみてください。支溝は一日に何度刺激してもかまいませんが、もし寝る前に行うのであれば、やさしくさする程度にしてください。反応が出やすいツボですから、あまりギュウギュウ押すと、気分が悪くなる場合もありますので、よくよく気を付けてください」

支溝のほか、万能のツボといわれている「合谷(ごうこく)」を刺激してもよい。

「合谷は有名なツボなので、ご存じの方も多いかと思います。手の甲側で、親指と人さし指の延長線が交わった部分です。やや広めの範囲で反応を探り、へこんでいる、コリコリしている、鈍い痛みがあるところなどを探しましょう。そして、気持ちのいい反応が感じられるところを刺激していくのです」

合谷は大腸に関係の深いツボ。ゆえに便秘解消や下痢の対策などに常用されている。

「そのほか花粉症対策にもいいですし、目の疲れや歯の痛みなど、顔まわりの不調の改善対策にも使われています。ツボ押しのあとは全身の気血水の巡りがよくなります。水分補給はきちんとするように心がけましょう」(エディター・赤根千鶴子)

※週刊朝日 2017年10月13日号

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