SLにもリバティにも乗れる「日光・鬼怒川エリア鉄道乗り放題きっぷ」で行く鉄道三昧の旅

SLにもリバティにも乗れる「日光・鬼怒川エリア鉄道乗り放題きっぷ」で行く鉄道三昧の旅

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  • 更新日:2017/09/15

東武鉄道では、2017年8月10日から2018年3月末まで「日光・鬼怒川エリア鉄道乗り放題きっぷ」を下今市、東武日光、鬼怒川温泉の3駅で発売している。

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「日光・鬼怒川エリア鉄道乗り放題きっぷ」は、3駅の硬券入場券(別売)をはさむと、記念乗車券を買ったような気分にさせてくれる

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日光線下今市―東武日光間、鬼怒川線全線(下今市―新藤原間)1日乗り放題の乗車券で、お値段は大人500円、子供250円。大人乗車券250円区間(PASMO、Suicaなどの交通系ICカードは308円区間)を往復するだけでモトがとれる。

上記区間で特急に乗車する場合、リバティ(座席を確保したい場合は特急券が必要)以外の列車は特急券、SL〈大樹〉に乗車する場合はSL座席指定券が必要となる。

■まずは『東武時刻表』を買おう

東武の列車に乗って、日光・鬼怒川エリアなどへ旅行する際は、『東武時刻表』の購入をオススメする(税込600円。駅売店や構内の本屋、書泉グランデなどで販売)。

首都圏側は運転本数が多く、初電、終電、遠方移動をのぞき、“時刻表いらずのダイヤ”に対し、日光・鬼怒川エリアは少ない。快速〈AIZUマウントエクスプレス〉及び各駅停車の日光線下今市―東武日光間は毎時2~3本に対し、鬼怒川線は毎時1~3本。効率よく移動するには、『東武時刻表』で調べたほうがよい。

■「日光・鬼怒川エリア鉄道乗り放題きっぷ」は、1泊2日もしくは日帰りに適した乗車券

東武によると、「日光・鬼怒川エリア鉄道乗り放題きっぷ」は着地型商品としての性格をもつという。乗客には日光・鬼怒川エリアにおける最初の目的地(上記3駅のいずれか)で購入し、さらなる回遊に利用いただくことを目的としている。

さらに、日光・鬼怒川エリアには、魅力あふれる観光ポイントが数多くある。例えば1泊2日の旅行をする際、初日は日光エリアをまわり、翌日に「日光・鬼怒川エリア鉄道乗り放題きっぷ」で鬼怒川エリアを回遊後、下今市まで戻って帰路につく。というパターンを想定しているそうだ。

なお、東武では「まるごと日光・鬼怒川 東武フリーパス」などの商品も販売しており、2泊以上の旅行をする際は、こちらを使うとよい。日光・鬼怒川地区フリー区間の鉄道とバスが乗り降り自由と、乗車駅から下今市までの割引往復運賃などがセットに1なっており、回遊性がより高い。

さて、日帰りで「日光・鬼怒川エリア鉄道乗り放題きっぷ」を使う計画をたてるなら、事前に駅の運賃表、もしくは『東武時刻表』で下記の運賃を調べるとよい。

☆日光線下りから日光・鬼怒川方面へ向かう場合

1.乗車駅―下今市・東武日光間の運賃が同額の場合は、東武日光で購入。なお、下今市で列車の停車時間、乗り換え時間が長い場合は、ここで購入したほうがよい。

2.乗車駅―下今市・鬼怒川温泉間の運賃が同額の場合は、鬼怒川温泉で購入。なお、下今市で列車の停車時間、乗り換え時間が長い場合は、ここで購入したほうがよい。

3.乗車駅―下今市・東武日光・鬼怒川温泉間の運賃が異なる場合は、下今市で購入。

☆鬼怒川線上りから鬼怒川・日光方面へ向かう場合

4.鬼怒川線新藤原―鬼怒川温泉間の運賃を支払い、鬼怒川温泉下車時に購入。

ここからは皆様に観光ポイントを御提案しよう。

■毎週月曜日は、JR東日本日光駅にチューモーク!

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“日光の月曜名物”といえる〈TRAIN SUITE 四季島〉

2017年11月までの毎週月曜日は、JR東日本のクルーズトレイン〈TRAIN SUITE 四季島〉が日光に姿を現す。14時11分、1番線に到着すると、乗客は専用のバスに乗り、日光市内を探訪する。

一方、〈TRAIN SUITE 四季島〉は17時頃まで停車するので、じっくり撮影できる。ホームで撮影するには入場券、もしくは乗車券が必要だ。乗車券もしくは交通系ICカードを使う場合、例えば日光16時41分発の普通列車宇都宮行きに乗り、次の今市で降りると〈TRAIN SUITE 四季島〉の走行写真が撮れる。

■列車に乗る、撮る

乗り放題のきっぷなので、さまざまな列車に乗る、エリア内の全駅に下車する、沿線で列車を撮影するなどの楽しみがある。乗っておきたいオススメの列車を御紹介しよう。

☆特急リバティ

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特急リバティの鬼怒川線内は、ほとんどの列車が各駅に停まる

特急〈リバティけごん〉〈リバティきぬ〉〈リバティ会津〉の下今市以北は、冒頭で述べたとおり、乗車券のみで乗車できる。ただし、座席を絶対確保したい場合は、特急券(「日光・鬼怒川エリア鉄道乗り放題きっぷ」エリア内は大人510円)が必要である。

東武日光―下今市―鬼怒川線方面へ“リバティ乗り継ぎ”ができる列車は、下記の通り。

・東武日光1222(特急〈リバティけごん28号〉浅草行き)→1230下今市1243(特急〈リバティ会津117号〉会津田島行き)→1313新藤原
・新藤原1355(特急〈リバティ会津132号〉浅草行き)→1427下今市1442(特急〈リバティけごん23号〉東武日光行き)→1449東武日光

蛇足ながら、特急〈リバティけごん22号〉浅草行き(下今市10時46分着、土休運転)と特急〈リバティ会津117号〉会津田島行き(下今市10時46分発)の乗り継ぎはできない。前者が下今市付近で停止し、後者を先に通すからだ。

☆SL〈大樹〉

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SL〈大樹〉は、SL(蒸気機関車)+車掌車+客車3両+ディーゼル機関車(補機)の計6両で運行

2017年8月10日から営業運転を開始した51年ぶりのSL列車(不定期運転)で、下今市―鬼怒川温泉間を1日3往復運転。約35分で結ぶ。

こちらも冒頭で述べたとおり、乗車するにはSL座席指定券(大人750円)が必要だ。ちなみに、当日購入できる可能性は低いので、お早目の購入をお勧めしたい。

たとえ乗れなくても、下今市や鬼怒川温泉の転車台ではSLを間近で眺められる。特に後者は“入場無料”なので、大勢のギャラリーが集まり、祭同然の雰囲気となる。

☆快速〈AIZUマウントエクスプレス〉

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会津鉄道の看板列車、快速〈AIZUマウントエクスプレス〉

会津鉄道の車両で運転される列車で、おもに東武日光―会津若松間を結ぶ。赤い車両(AT-700・750形)はリクライニングシート、白い車両(AT-600・650形)は転換クロスシートで、両車が連結された際は、前者の乗車率が高い。

また、3・4号に限り、車内販売が行なわれ、飲み物、お菓子、おつまみ、おみやげを取り扱っている。なお、弁当の販売はない。

■東武ワールドスクウェア

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短時間で世界1周旅行を楽しもう

東武ワールドスクウェアは、世界の有名建造物を25分の1の縮尺で再現したテーマパークで、“時空を超えた世界一周の旅”を楽しめる。

最寄りの鬼怒川線東武ワールドスクウェア駅は、9時18分から18時18分までの時間帯に限り、特急〈きぬがわ5・4号〉を除くすべての列車が停車。それ以外の時間帯は小佐越駅、もしくは鬼怒川温泉駅(バス経由)のいずれかを利用する。

■鬼怒川温泉駅前の足湯

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『鬼怒太の湯』

鬼怒川温泉駅前に『鬼怒太の湯』という足湯があり、無料で足湯を楽しめる。営業時間は9時から17時まで。足湯につかりながらSLを眺められるが、転車台には人が多く集まるので、残念ながら見づらいだろう。

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鬼怒川の両脇に温泉宿が並ぶ

また、鬼怒川線鬼怒川温泉―鬼怒川公園間は温泉宿が多く、日帰り入浴が可能なところもある。

■ゆう活

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沿線郵便局の一部は、趣向を凝らした局名印を用意して、旅行貯金ユーザーを待っている。

「ゆう活」とは、旅行貯金、風景印や記念切手収集などといった“郵便活動”をさす(詳細はこちらを参照)。「日光・鬼怒川エリア鉄道乗り放題きっぷ」エリア内は、鬼怒川線の小佐越と東武ワールドスクウェアを除き、周辺に郵便局がある。

一部の郵便局では風景印が用意されており、はがき1枚を購入もしくは持参すれば、郵便窓口で押印してもらえる。

「ほかにも観光ポイントはある」というご指摘もあるだろうが、駅周辺に絞ったことをご了承いただきたい。また、ご紹介した列車も“観光地”とお考えいただければ幸いである。

【協力:東武鉄道】

取材・文/岸田法眼

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