参加者の大半が60代男性の婚活パーティー、女性たちは...?

参加者の大半が60代男性の婚活パーティー、女性たちは...?

  • 日刊SPA!
  • 更新日:2019/05/27

「夫を5年前に亡くした従妹の由紀(仮名・47歳)が結婚相談所に入会したんですが、とんでもない男からオファーがあってびっくりしています」と語るOLの真奈美さん(仮名・35歳)。一体何があったのだろうか。

◆60代のバツイチ男性からオファーされ、食事に行くことに

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写真はイメージです(以下同じ)

「由紀にをオファーしたのは、60代の男性でバツイチ。その理由をくどくど書いていましたが、それより気になったのが相手の希望年齢が45~50歳ということ。でもハゲていてジジくさい。妙にキメている写真も…といった感じでした」

由紀さんからその男性のプロフィールを見せられた真奈美さんは、当然大反対した。

「そのおじさんは『子どもが欲しい』とも書いていました。でも正直、その年齢だと難しいじゃないですか。変に期待されても困るから、絶対に断るべきだと伝えました。でも、なぜか由紀は会ってしまったんですよ」

恋に年齢など関係ないという意見もあるだろうが、バツイチの60代男性と会う。これは少し勇気ある決断にも感じる。

「結局、会ってお茶をしただけで終わったそうですが、由紀はそのおじさんのことを『容姿はあれだけど、意外といい人だった。紳士的だし』と言っていました。けど、『さすがに恋愛には発展しないかな』とも。それを聞いたときはすごく安心しましたけど『友達としてならご飯くらい行ってもいい。』って話されたときは『こいつマジか…』とは思いましたよ」

が、後日、例の60代男性の悪評を聞いてしまうことになる。

◆婚活パーティーの帰りに聞いたある話

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「GWに由紀は、結婚相談所とは別の婚活パーティーに参加したんです。女性の年齢は45歳から50歳。ところが参加の男性は60代ばかりで、中には年金生活者もいた。彼女は『早く帰りたい』と何度もトイレに行ったそうです」

婚活パーティーはGWの午後2時から3時半まで行われ、コーヒーや紅茶、ウーロン茶などの飲み物に、市販のクッキーとサンドイッチで参加費5000円。3分ごとに20人ぐらいと順番に話をして、その後10分間のフリータイムで、気になる人と話す。その後それぞれ気に入った人を書き出して、一致したらカップリング成功という流れ。

「由紀は『婚活パーティー主催者が儲かる仕組み』と白けていたそうです。彼女が何年もいない中年や無職の年金生活者とは共通の話題がなく、苦痛だったそうですね。男性らの中に、いかにも『女をお持ち帰りしよう』とギラギラした人もいて、パーティー代をドブに捨てたような気がしたと言っていました」

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結果、由紀さんは誰ともカップリングしなかった。ほっとしてエレベーターで階下に降りると、出口に複数の女性たちがいた。グループの中心になっている女性の「お茶しませんか」の誘いに応じると、カフェで婚活談義が始まり、由紀さんがオファーされたあの60代男性の話題になった。

◆正体は、暴言を吐く地雷おじさんだった!

「話をしていてすごい事実が発覚しました。なんと、由紀を含めてお茶した女性6人中6人が、あの男性からオファーがあったんです。つまり全員が申し込まれたんですよ、こんなことってあります?」

その場にいた45歳の女性曰く、初めは「45歳から50歳」というオファーのされ方をしたが、次第に希望年齢がだんだん上がって、「45歳から55歳」になり、やがて希望最高年齢が60歳になっていたことがわかった。

「そこには60歳の女性が同席していて、その人も例の男性と会っていました。彼女は『本当はもう少し若い人がいいけど、あなたでいいや』と暴言を吐かれたそうです。そのくせして『晴れた夜は一緒に星を眺めたい』といった口説き文句も言ってきたと。多分、由紀は少し若いから猫を被ってたんでしょうね」

その後、お茶をしたメンバーとLINEの交換をした由紀さん。情報交換が目的でグループLINEに誘われたそうだが…。

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「毎日のようにLINEが届くみたいですが、俗に言う『地雷男』の情報しか来ないようです。60代のおじさんはもちろん、40代で一見条件の良い男性も会ってみたら『暴言を吐く』『上から目線』『とにかくエラそう』など…。それを見て由紀は『結婚相談所は辞めようかな』と吐露していました。かなり落ち込んでいて可哀想でした」

真奈美さんは、由紀さんの苦戦している姿や、見合いの男性のダメっぷりを知るたびに「若いうちに結婚しよう」と焦ってきたという。

「もちろんいい男性と出会えることもあるんでしょうが、由紀の婚活を見る限りそれはごく僅かの可能性だと思います。やっぱり、今のうちにいい人を見つけないとダメだと思っています。正直、焦りまくってます(笑)」

中高年の婚活は今後もますます需要が高まると予想される。だが「地雷男」が増えてしまう可能性もある。比例して、「条件の良い男」が増してくれればいいのだが。<取材・文/夏目かをる>【夏目かをる】

コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪

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