ソフトB千賀150キロ、シート打撃登板 柳田「くそ生意気」

ソフトB千賀150キロ、シート打撃登板 柳田「くそ生意気」

  • 西日本スポーツ
  • 更新日:2018/02/14

侍対決でギータ斬り! 千賀滉大投手(25)が、シート打撃初登板で上々の仕上がりを披露した。ともに3月に行われるオーストラリアとの強化試合の日本代表に選ばれている柳田悠岐外野手(29)との対戦で、初球にこの日最速の150キロを計測。2球目の真っすぐで遊ゴロに仕留めた。今キャンプ初の実戦形式での登板で打者7人に4安打を浴びたが、開幕投手候補は直球の走りに大きな手応えを得た。

■年齢は4歳違い

3連休で大盛況だった12日までと比べてまばらな観客の目の前で、豪華すぎる対戦が行われた。午後からのシート打撃。最初にマウンドに登った千賀が、4人目の打者として柳田を迎えた。それまでから明らかにギアチェンジして投じた初球の内角ボール球は150キロをマーク。続く142キロの真っすぐで遊ゴロに仕留めると、遠慮気味に白い歯を見せた。

「ギータ(柳田)と初めて戦った。絶対抑えてやろうと思って、抑えられたのは良かった。インコース真っすぐで全部いくって決めていた」

柳田斬りで、開幕へ向けて自慢の直球に大きな手応えをつかんだ。4歳下だが2011年の同期入団。大卒で2位の柳田とは違い、自身は高校から育成4位でプロの世界に飛び込んだ。いまやともに日本代表にまで成長。「すごく若い時に西戸崎(合宿所)のブルペンで(柳田が打席に)立ったぐらい。(今回の)感想が楽しみ」。選手としてのリスペクトを込め、あえて「ギータ」と呼び、侍対決で遠慮なく内を攻めて直球の感想を求めた。

第2クールでのフリー打撃やシート打撃で快音を響かせた柳田は、独特の口調で千賀の仕上がり具合に舌を巻いた。「くそ生意気野郎。150キロ? あれで? あんなへなちょこボールで? (自分は)へなちょこボールに抑えられるへなちょこバッターか…。もっとへなちょこや…」。言葉では強がりながらも負けを認めざるを得ない反応。千賀は直球の手応えを深めたはずだ。

直球だけでなく、現在習得を目指している横のスライダーも上林らを相手に試した。ただ全体的に「(制球面で)意図した球ではないのが多かった」と7人との対戦で被安打4。それでも捕手後方で見守った工藤監督は「この時期に150キロ出てれば、スピードとしては十分でしょ」と、順調な仕上がりを喜んだ。

千賀は東浜らとともに初の開幕投手候補に名を連ねる。「(甲斐)拓也に打たれたので、まだまだ練習が足りない」。ギータを斬った直球にさらに磨きをかけ、準備を万全にする。 (倉成孝史)

=2018/02/14付 西日本スポーツ=

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