阪神・金本監督、リクエスト制度の使い方「難しい」

阪神・金本監督、リクエスト制度の使い方「難しい」

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  • 更新日:2017/11/14

阪神秋季キャンプ(13日、安芸)阪神・金本知憲監督(49)が来季から判定に異議がある際に監督が映像による検証を要求できるリクエスト制度への対処法を早くも公開。2回失敗すると使えなくなる点に着目し「難しい。何であそこで使わないのか! さい配が悪い!! とみなさんは責めるだろうな」とマスコミへのけん制球も忘れなかった。

ひょっとしたら、怒り心頭で抗議するほうが楽だったのかもしれない。来季から新たに導入されるリクエスト制度。監督の判断でリプレー検証を要求できる“特権”は手にしたが、その使い方が、かなり難しい。金本監督はすでにあらゆる可能性を分析済みだった。一番着目したのは、判定が覆らないケースが2度になれば、3度目は要求できないというルールだった。

「2回まででしょ? 多少の駆け引きはあるでしょうね。使いどころ、というのかな。あんまりパパーンと使いすぎて、覆らずに後から使えない、となったら困る」

序盤からリプレーだ! リプレーだ!! と調子に乗りすぎて、肝心の終盤に切り札がない…。それが一番恐ろしい。

「勝負どころで待つのか、使うのか。1回目はそう悩まないだろう。1回失敗した時が一番怖い」

指揮官の状況判断が問われるシーンが、相当数に出てきそうだ。

しかも、そこには超人気球団・阪神ならではの別の心配も加わる。

取り囲む番記者を見渡しながら「何であそこで使わないのか、とか言って、君たちは責めるでしょう。何で使わなかったのか、さい配が悪いと、責めるだろうなぁ」と話した。使い切って、必要な時にリクエストできなければ問題だし、疑惑のシーンで躊躇して、余らせてゲームセットの時もファンは不満を抱く。もちろん、マスコミもさい配を厳しく指摘することは否定できない。さすが金本監督、在阪のメディアをよくご存じだ。しっかり“けん制球”を投げてきた。

野手のベースタッチもリクエストのターゲットになりそう。送球を受けた一塁手、二遊間の足が速く離れることも。

「うちの内野手も気をつけないといかんやろうね。ファーストも、あまりベースから離れるのが早いとね」

春季キャンプでは改めて徹底することになるという。怒りの抗議は姿を消し、沈着冷静に準備する必要がありそうだ。 (上田雅昭)

米大リーグのチャレンジ制度

判定に異議がある場合にリプレー検証を要求できる制度。2014年に導入された。要求できるのは監督だけで、該当するプレー後30秒以内に異議を申し立てないといけない。即座に正確なビデオ判定が下せるよう、30球団それぞれに7〜12台のカメラを設置。1日8人の分析担当審判が映像をチェックしている。回数は原則1試合に1度だが、判定が覆った場合は最高2度を上限に再要求できるなどの規定がある。ストライク、ボールの判定は対象とならない。

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金本監督はリクエストの導入について「難しい」と感想を明かした

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