山田裕貴&齋藤飛鳥『あの頃、君を追いかけた』撮影現場が公開、初共演を通して抱いた思いとは

山田裕貴&齋藤飛鳥『あの頃、君を追いかけた』撮影現場が公開、初共演を通して抱いた思いとは

  • ぴあ映画生活
  • 更新日:2018/01/17
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今秋公開予定の青春映画『あの頃、君を追いかけた』(長谷川康夫監督)の撮影現場が昨年10月中旬、報道陣に公開された。

本作は、2011年に台湾で200万人を動員する大ヒットを記録した『あの頃、君を追いかけた』(原作・脚本・監督はキデンズ・コー)を、舞台を2000年代の日本に移しリメイクしたもの。オリジナル版同様に笑えて、切なくてほろ苦く、誰もが通り過ぎた青春時代の“あの頃”が描かれた珠玉のラブストーリーとして、新たに生まれ変わっている。お調子者で人気者、幼稚でいて男らしさを併せ持つ主人公の水島浩介役を実力派俳優・山田裕貴、みんなが憧れるもちょっとお堅い“昭和な女”なヒロイン・早瀬真愛役を乃木坂46の人気メンバー齋藤飛鳥が務める。また、共演者にはNHK朝の連続テレビ小説『ひよっこ』で一躍注目を浴びた松本穂香、初出演となった映画『怒り』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した佐久本宝、第26回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞後ドラマや映画に舞台と活躍の場を広げる國島直希、『MEN'S NON-NO』専属モデルとして活躍しながら『君の膵臓が食べたい』などの映画やドラマでも人気急上昇の中田圭祐、舞台に芝居に大きな体で笑いを取る若手芸人・遊佐亮介と、これからの日本映画界を担うフレッシュな役者たちが一堂に会している。

この日は、校内で発生した盗難事件に際し浩介や真愛たちに疑いがかけられる場面や、罰として空気椅子をやらされ真愛が涙を流すシーンなどを撮影。前者では緊張感のある場面が続く中、山田が感情の高ぶりを自然と演じ、また齋藤はセリフは少ないながらもその表情と目で見事な演技をしてみせた。そして後者のシーンでは、齋藤が「罰を受ける真愛がどんな気持ちなのか」をスタッフに確認する場面もあり、そこで理解をした齋藤は本番で自然と涙を流す好演を見せた。こういった彼女の飲み込みの早さに対し、スタッフからも「勘が良い。1回言えばすぐに理解してくれるし、NGも少ない。女優としてこんなにポテンシャルがあるとは、驚かされた」との声が挙がるほどだ。

この時点でクランクインから3週間弱経っていたが、ここまでの手応えを聞くと「台湾版がものすごく良くて、僕がとても好きになってしまったぶん、良いものにしたいという思いが強くて。手応えというよりは、ひとつひとつを丁寧に作っているところです」(山田)、「個人的には映画が初めてなので、いろいろと難しいなと思う部分がたくさんあって。でも、スタッフさんや他のキャストの皆さんのことを信頼できているので、作品としてはたぶん素敵なものができるんじゃないかと思います」(齋藤)とそれぞれ回答。映画初挑戦の齋藤に対して山田が「素敵ですよ。癖がなくて、まっすぐでピュア。そこが早瀬真愛というキャラクターに合っていると思うんです」と言うと、齋藤は恥ずかしがりながら「最近お芝居をしたのが舞台(2017年5月上演の舞台『あさひなぐ』)で、そこで初めて大きく表現することを学んだので、その後に映画となるとまたちょっと違って。監督さんには目線を1回動かすだけで感情が変わってしまうんだよと言われて“そんなに細かいんだ”と驚きました。今はそのへんのバランスを取るのが難しいです」と感想を口にした。

それぞれの役を演じる上で心がけていることを尋ねると、「自分の高校生時代を思い出すと、ものすごくバカだったし幼稚だった。この作品は男の子の幼稚さと、女の子のほうが先に成長していく、その対比があればあるほど面白いと思うので、最初は真愛が苦手だと言っているぐらい本当に嫌な奴に映ればいいなと。で、そういう距離感からだんだん接していくことによって仲良くなっていく様が見えて、その自然な流れでどんどん僕も変化していくけど心は成長できてないという、そういう幼稚さみたいなものを保てたら」(山田)、「真愛に近い部分もあるにはあるんですけど、私のまんまでいっちゃうと冷たいと言われてしまう。真愛ちゃんは別に冷たい人じゃないから、それはちょっと気をつけました」(齋藤)と回答。また、実年齢が10歳近く離れている齋藤について山田は、「知っていくとどんどん好きになっちゃうじゃないですか、男も女も関係なく。それが強くて。だから(乃木坂46の)曲も聴いてみるし、ライブにもみんなで行きたいなって思うし(笑)。可愛がりたくなってしまうというか、その魅力がすごいんです。それに、精神的にどっしりしている。どこにいてもそのペースでいられるのは、すごいなあっていう。たぶん、グループの中で相当揉まれながら戦ってきてるから、その強さなのかなと思います」と分析してみせた。

一方の山田に対して、齋藤は「本読みのときに監督さんが“俺はこの歳になっても、異常なぐらい仲間とか絆とかって言葉が好きだ”とおっしゃっていて。私はそういう道を通ってこなかったけど、今回(主要キャストの)7人でずっといることも多いので大丈夫かな?とも最初は思ったりして。乃木坂46ではずっと同じメンバーたちに囲まれて何年もやっていて、外部の方と深く接する機会があまりなかったので、そういう面での不安はあったんですけど、こんなに他のキャストさんにも近づいて寄り添ってくれる主演の方はあまりいないんじゃないかなって話を、みんなとしていました。しかも、いろいろ笑わせようとしてくれて、面白いことが好きな方なんだろうなと(笑)。私の周りにあんまりこういう方がいなかったから新鮮で、毎日いろんな発見がありました」と語ってくれた。

この撮影の後には、台湾でのロケを経てクランクアップした『あの頃、君を追いかけた』。どのような作品に仕上がったのか、今から完成を楽しみにしておいてほしい。

取材・文:西廣智一

『あの頃、君を追いかけた』

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