新動画配信サービス「Paravi」始動! 毎日訪れたくなる “エンタメ キュレーション メディア”へ

新動画配信サービス「Paravi」始動! 毎日訪れたくなる “エンタメ キュレーション メディア”へ

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  • 更新日:2018/02/15

新動画配信サービス「Paravi」始動! 毎日訪れたくなる“エンタメキュレーションメディア”へ

国内ドラマアーカイブは日本一 TV以外のコンテンツも充実!

テレビを見ていてよく耳にするけど、実際はきちんと知らない(かもしれない…)時事ネタや話題を追いかけ、解説する連載「TVガイド新書」。
4月から始まる動画配信サービス「Paravi」に注目。数ある動画配信サービスの中、独自の強みとは…?

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『SIC K ’S 恕乃抄』~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~

<眠っているドラマたちに今一度、魂を吹き込む!>

「dTV」や「Hulu」、「Netflix」に「Amazonプライム・ビデオ」。映画やドラマなどさまざまなコンテンツを、インターネットを通じて配信する動画配信サービスに、新たなプラットフォームが誕生する。その名は「Paravi(パラビ)」。東京放送ホールディングス、日本経済新聞社、テレビ東京ホールディングス、WOWOWの4つのメディアと、電通、博報堂DYメディアパートナーズが昨年7月に設立した株式会社プレミアム・プラットフォーム・ジャパンが手掛ける動画配信サービスだ。国内ドラマに関しては最大級を誇る同サービスは今後、国内の映像文化の発展にどのように寄与していくのか。同社代表取締役社長・髙綱康裕氏に、設立の経緯について話を伺った。

「『テレビ離れ』が進んでいると言われますが、約60年の歴史を持つ日本のテレビコンテンツは、長年クリエイターたちが丹精込めて作ってきたこともあり、他のコンテンツと較べてかなりの高さのクオリティーがあると考えています。その60年分の膨大なコンテンツがライブラリーという会社の奥まったところに眠っている。テレビが持つそのコンテンツ価値を最大化するには、自分たちで伝送路を持って届けていく形を選択しなければと考え、サービスを開始することにしました」

テレビは現在、視聴率的に苦戦を強いられているが、日本映画テレビプロデューサー協会会長の木田幸紀氏によれば「録画再生も計測したタイムシフトで見れば、ドラマのほとんどは視聴率20%を超えている」とのこと。すなわち視聴率は過去とほぼ変わっておらず、テレビドラマは今も多くの需要があるコンテンツだということが窺い知れる。髙綱氏は、「それら眠っている作品群にもう一度魂を吹き込み、いろんな方々に体験していただきたい」と希望を語る。

「TBS、テレビ東京、WOWOWが持つアーカイブは、権利などをクリアしたものは基本、全部アップします。元々、TBSだけでもドラマ数は相当ありますから、同サービスは国内のテレビドラマのアーカイブ数では最大級となるでしょう。また座組に参加するメディアのグループ会社には、ラジオ局や日本経済新聞社、雑誌などを扱う日経BP社などもありますから、いわゆるデジタルテキストのコンテンツも充実していきたい。また日々新たな情報やニュースも入って来ますので、大人の知的好奇心にも応えられるリッチな新作を毎日アップしていこうと考えています。動画配信サービスは、見たい作品があった時に訪れるサービスと言えますが、私どもは、毎日訪れたくなるサービスを目指しているのです」

<オリジナルコンテンツにSPECサーガ完結篇「SICK’S 恕乃抄」>

その目玉として先日、オリジナルコンテンツであるドラマ「『SICK’S 恕乃抄』〜内閣情報調査室特務事項専従係事件簿〜」の配信が発表された。鬼才・堤幸彦による「ケイゾク」「SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」の「SPECサーガ」完結編だ。

「同サービスを始める際、何かすごいことはできないか、といった意味合いでTBS側が企画。堤監督に話したところ『面白いから是非やろう』という話になり、制作がスタートしました。『ケイゾク』や『SPEC〜』は、TBSオンデマンドの中で今でも多くのユーザーから愛されるコンテンツで、つまりインターネットとの親和性が高い。また配信独自の特性として尺に捕らわれないことにも注目です。1時間枠のドラマですとCMを抜いて約40何分。堤監督の作品には細かいディテールや演出が散りばめられており、テレビサイズでは削るしかなかった。それを楽しむためには再録されたDVDを見なければならない状況なのですが、同サービスでは、堤監督がやりたいことが全て詰め込めるメリットもあるのです」

さらには、コンプライアンスが叫ばれる昨今、テレビの放送基準や規制はますます厳しさを増しているが、映画の基準に則った「映倫」という形で規制を緩和。キッドモードなどのペアレントコントロールや、R 15などの基準で作品を制作予定だという。堤ワールドがふんだんに味わえる「SICK’S 恕乃抄」のスタートが今から待ち遠しい。

また同サービスには音楽ライブ、スポーツ、イベントをライブで配信する機能も。今後、そういったライブとコラボしたり、メディア4社のクリエイターによるコラボ作品も検討していると髙綱氏。

「もう一つ、多くの動画配信サービスでは『この動画を見た人の多くはこの動画も見ています』と表示される機能が搭載されていますが、私どものサービスでは、キュレーターと呼ばれる、インスタグラムにおけるインフルエンサー的役割の人がドラマや映画をセレクションするテキストメディアも充実させる予定です。4月改編のテレビ番組とのコラボも今後発表予定。新たなコンテンツをテレビと一緒に配信できればと考えています」

今回、取材したのは…

髙綱康裕さん(株式会社 プレミアム・プラットフォーム・ジャパン 代表取締役社長)
早稲田大学卒業後。TBSに入社。TBSテレビ編成局宣伝部長、PRセンター長を経て、’13年情報システム局長に。’17年7月に会社設立に際し、代表取締役に就任。

Interview=衣輪晋一

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