「太っている人は部屋が汚い」理由はコレだった!?ストレスホルモンの分泌を抑える方法

「太っている人は部屋が汚い」理由はコレだった!?ストレスホルモンの分泌を抑える方法

  • @DIME
  • 更新日:2017/11/12
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「太っている人は、たいてい部屋が汚い」ということはよく耳にすることだ。しかし、部屋を片付けられないことと、太っていることには、関連性がないように見える。そもそも、太っているから部屋が汚いのか、部屋が汚いから太っているのか、どちらが先なのかもわからない。

実は、そこには、脳から出るストレスホルモンの量に関係があるようだ。このストレスホルモンと部屋が片付けられないことと太っていることの関係を専門医に聞いてみた。

■部屋が片付けられない原因は?

宮澤医院の院長、宮澤賢史先生によれば、部屋が片付けられない場合、まず次の病の可能性を疑わなければならないという。

「片づけられないのは精神疾患の可能性もあります。単純に部屋を片付けられない場合、うつやADD/ADHD(注意欠陥・多動性障害)などが根底に潜んでいることがあります。また、ごみを積極的にため込む『ホーディング障害』と呼ばれるものもあります。もし部屋が片付けられないことが深刻である場合、精神的な病でないかどうかを専門医に聞いてみることも必要です」

このADD/ADHDやホーディング障害には、次のような特徴があるという。

「ADD/ADHDの人は、注意力、集中力を保つのが難しく、部屋が片づけられないことが多いです。ホーディング障害の原因ははっきりわかっていませんが、幼少時から不注意が強いADHDを持っている人に多いといわれています。特に不注意型のADHDの場合は、自律神経が過度に緊張する症状が強い人が多く、ドーパミンやコルチゾールの分泌が盛んです。ドーパミンやコルチゾールは、ストレス時に分泌されるストレスホルモンです。つまり、部屋が汚い人は、もともと、ストレスホルモンの分泌が強い傾向にあるということです。ストレスがかかればさらに分泌量は増えます」

■部屋が汚いと太る傾向がある?

ストレスホルモンが多く分泌されると、より部屋が片付けられない傾向になるだけでなく、太りやすくもなるという。それはどうしてなのだろうか?

「ストレスを受けると、ドーパミンやコルチゾールが分泌され、血糖値を上昇させます。またストレス時に多く出るインスリンは、糖分を脂肪細胞内にため込む上に、低血糖を起こさせて食欲を亢進します。これにより体重が増加します。しかし、この状態が数年も続くと、『副腎』というコルチゾールを分泌する器官が疲れてきて、コルチゾール分泌は減少するため、今度は体重が減っていきます」

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■ストレスホルモンを出さない方法は?

部屋が汚くなる上に、太りやすくなるとは、ストレスホルモンは恐ろしいものだ、できるだけ出さない方法はないのだろうか? 宮澤先生によれば、次の2つの方法があるという。

1.瞑想をする

「自律神経が過度に緊張していると、ちょっとしたことでイライラしたり、高い所にいることをイメージしただけで、息苦しくなったりします。この状況を打破するためには、自律神経の鈍感さが必要です。その鈍感さを取り入れるのに最適なのは瞑想だと考えています。

瞑想は、一言でいえば、「雑念にとらわれずに自分に意識を向け続ける訓練」です。他の雑念に惑わされない訓練をすることが、非常にいい効果をもたらします」

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そこで宮澤先生に、瞑想の具体的な方法を教えてもらった。

「瞑想から仏教的な思想を取り除いた『マインドフルネス瞑想法』がいいでしょう。医療としても大きくとりいれられ、マサチューセッツ大学メディカル・センターのストレス・クリニックなど、専門医療施設が作られています。ちなみに、これによって作られる脳の集中力がビジネスにも好影響を与えることが知られ、グーグルやインテルなど、欧米の有名企業が能力向上のトレーニングとして取り入れているようになりました」

●自分に注意を集中する練習~3分間呼吸法~

ひたすら呼吸に注意を向けてください。練習を続けるうちにリラックスした状態が訪れます。

(1)座ったまま目を閉じて、力を入れずに背筋をまっすぐに伸ばす。
(2)呼吸に注意を集中する。

呼吸のリズムは自然にまかせ、自分がどんな風に感じているかを感じ、空気が入り、出ていくのを客観的に観察しながら、呼吸を意識する。

(3)この状態を3分間続ける

2.食事に気を付ける

「血糖値が急上昇する食べ物は、インスリンの分泌を亢進させます。できるだけ血糖値のゆっくり上がるものを食べましょう」

●血糖値が急上昇する食べ物
炭水化物(白米・パン)、じゃがいも・ニンジン・カボチャ、お菓子類など

●血糖値の上昇がゆるやかな食べ物
玄米、全粒粉のパン、蕎麦、豆腐、納豆、葉もの野菜、トマト、玉ねぎ、リンゴ、ナッツ類など

もし、自分の部屋が片付けられない、太りやすいと感じている人は、ストレスホルモンが多く分泌されているかもしれない。瞑想や食生活の見直しで様子を見てみるのもいいのではないだろうか。

(監修・取材協力)
宮澤 賢史先生
医師・医学博士。臨床分子栄養医学研究会 理事長。
様々なストレスにより発症する副腎疲労症候群治療のスペシャリスト。
疾患の原因を追究し、その原因に対する根本治療を行っている。

取材・文/石原亜香利

※記事内のデータ等については取材時のものです。

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