犬に襲われPTSDを発症した男児の家族、苦渋の決断で飼い犬2匹を手放す(英)

犬に襲われPTSDを発症した男児の家族、苦渋の決断で飼い犬2匹を手放す(英)

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  • 更新日:2018/09/25
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ペットを飼うからには、飼い主のペットへの躾は必要不可欠である。しかし無責任な飼い主がコントロールの効かない犬を放し飼いにしていたことから、英マージーサイド州で今年6月に11歳の少年が襲われた。この事件以降、少年はPTSDを患い、少年の家族は飼っていた2匹の犬までも手放さなければならなくなってしまったという。『Liverpool Echo』などが伝えている。

マージーサイド州スピークに住むルイス・バークレー君(11歳)は、6月24日に公園で友達と遊んでいた際に2匹の犬に突然襲われた。

顔や体に噛み傷やひっかき傷を負ったルイス君だが、病院で治療を受けている痛々しい姿を家族は公開し、無責任な飼い主を非難した。後にフレドリック・ファーンズワース(72歳)が飼い主と判明し、犬2匹の管理不行き届きという2件の罪で逮捕されたが、ルイス君を襲った肝心の犬2匹は未だに見つかっていない。マージーサイド州警察によると、フレドリックは既にその2匹を手放したようで、新たな飼い主に引き取られたのではないかということだが、状況を確認中である。

ルイス君の父ジョッシュ・シールズさん(27歳)は、この件がトラウマとなってしまったルイス君は心身ともに傷を負ってしまったと話す。PTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱えてしまったルイス君は、事件から3か月経った今もカウンセリングに通っており、学校や好きなボクシングに至っては今週から再スタートしたばかりだという。さらにルイス君の状態を慮って、一家は飼っていた犬2匹を手放す苦渋の決断をした。ルイス君以外にも3人の子の父親であるジョッシュさんはこのように語っている。

「ルイスは、ジャーマン・シェパードの“スカーレット”(5歳)とラブラドール・レトリバーの“ルーベン”(7歳)と一緒に育ってきました。私と一緒に子犬だった2匹を選んで飼うようになったのです。でも息子のことを考え、2匹を手放すことを決意しました。犬をとても可愛がっていた幼い娘は、なぜもう飼えなくなったのかが理解できないようです。」

2匹は現在、離れ離れになり各友人宅に引き取ってもらっているが、この先も同じ屋根の下で暮らすことはできないそうだ。「2匹はいつも一緒にいたので、犬にとっても辛いことだと思う」とジョッシュさんはやりきれない。ルイス君のことを思ってのベストな方法を選択したわけだが、そのルイス君自身が「2匹を手放すことになったのは自分のせいだ」と罪の意識に苛まれているという。

「ルイスは事件以降、とても怖がり用心深くなりました。息子を襲った犬が見つかれば気持ちが落ち着くのかもしれませんが、今では自宅からほんのわずか離れたバス停にでさえも怖がって行きたがりません。犬を連れた人を見かけたら、恐怖を感じて私の後ろに隠れてしまいます。本来は先週から学校に登校する予定だったのですが、息子は嘔吐してしまったのです。それが不安障害から来るものなのか、ウイルスによるものなのかははっきりしませんが、私たち家族は息子を一日でも早く普通に生活できるようにしてあげたいのです。」

マージーサイド州警察は、ルイス君を襲ったとされる2匹の犬をスタッフォードシャー・ブル・テリアとして捜索中であるが、ピットブルではないかと言うジョッシュさんは「早く見つけてほしい。別の子供を襲うようなことがあればとても危険」と不安を隠せない。なおフレドリックについては、来月10日に判決が下される予定とのことだ。

このニュースを知った人からは、「スタッフィーとピットブルのクロスかも。いずれにしても見つけないと危険だよ」「他の犬に襲われて、よそへやられる家族の犬もかわいそう…」「こんなことがあったのなら、やはり子供が優先だから仕方ないのかも」「危険な犬を飼っていた飼い主は極刑でいい。もしかして今でも飼っていてどこかに隠しているんじゃないのか?」「好きだった犬を怖がるようになって、少年が気の毒すぎる」「家族も大変だし手放される犬もかわいそうだが、やはり襲った犬の飼い主が一番悪い」といった声があがっている。

画像は『Liverpool Echo 2018年9月23日付「Boy who was savaged by dogs “blames himself” after family forced to re-home beloved pets」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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