価格がネック?介護ロボットを導入している施設は3割以下

価格がネック?介護ロボットを導入している施設は3割以下

  • @DIME
  • 更新日:2017/09/16

介護の人手不足や超高齢社会に対するひとつの解決策として注目を集める「介護ロボット」。補助金や介護報酬改定でも話題となっているが、現場ではどのように考えられているのか。介護業界に特化した人材紹介サービスやWebマガジンの運営を行なうウェルクスは、介護ロボットの利用実態を把握するため、「介護のお仕事」に登録している介護事業所へのアンケートを実施。その回答状況をまとめて公開した。

No image
No image

まず、「現在、介護ロボットを導入していますか?」と聞いたところ、約7割の介護事業所が介護ロボットを導入していないという結果となった。

No image

では介護ロボットを導入していない理由とは何か。先の質問で、介護ロボットを導入して「いない」と回答された人に、なぜ導入していないのか聞いたところ、最も回答が多く集まったのは「価格が高いから」で56% 。続いて「機器の扱いが難しそうであるから」「人で十分対応できると思うから」「補助制度などが煩雑だから」で、それぞれ8%という結果になった。その他の理由としては「費用対効果が明確でないため」「現状の機器では顕著な有用性・効率性は認められないから」という回答も寄せられた。

No image

さらに、先の質問で、介護ロボットを導入して「いない」と回答された人に「今後、介護ロボットを導入する予定はありますか」と聞いたところ、63%が「今後も導入する予定はない」と回答した。

No image

一方で、すでに介護ロボットを導入している介護施設はどうなのか。「現在、介護ロボットを導入していますか?」という質問に「導入している」と答えた28.6%に対して、「今後も介護ロボットを使いたいと思いますか?」と聞いたところ、80%が「今後も使いたい」と回答した。

今回の調査では、導入済み施設は全体の約3割にとどまっており、介護ロボットが介護の現場に定着していない現状が明らかになった。とはいえ、導入済み施設の継続利用意向が高いことから、実際に介護従事者や要介護者の負担軽減に貢献している介護ロボットは確かに存在し、現在導入していない施設の4割弱がそのような介護ロボットに期待を寄せていることがわかった。

■調査概要
調査方法/メールによるアンケート
調査対象/「介護のお仕事」に登録している介護事業所
実施期間/2017年6月15日~7月20日
実施対象/特別養護老人ホーム(42.9%)・介護老人保健施設(22.9%)・デイサービス(11.4%)・有料老人ホーム(5.7%)・グループホーム(5.7%)・養護老人ホーム(2.9%)・小規模多機能居宅介護(2.9%)・ショートステイ(2.9%)・サービス付き高齢者向け住宅(2.9%)
回答者数/35人(平均年齢:45歳)

文/編集部

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

社会カテゴリの人気記事

グノシーで話題の記事を読もう!
【衝撃】Hydeが48歳だと信じられないのでアラフィフのミュージシャンをまとめた結果 → 時空歪みすぎィィィイイイ!
通勤ラッシュ時、乗客数が多い首都圏鉄道路線ランキング...池袋駅に都市1つ分の人口流入
大卒より高卒が有利になるってホント?
ガラスの壁を破り...「イオンモール」に車が突っ込む
深夜に男が住宅に...親子4人“なた”で切り付ける
  • このエントリーをはてなブックマークに追加