広島新井、黒田の最後「目に焼き付けて欲しかった」

広島新井、黒田の最後「目に焼き付けて欲しかった」

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2016/10/20
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優勝を決め黒田(左)と抱き合う新井

広島黒田博樹投手(41)が18日、今季限りで現役を引退すると発表した。25年ぶりに進出する日本シリーズに向けた全体練習前にナインに自らの口で決断を告げ、広島市内のホテルで会見を行った。完投が果たせなくなったことで引き際を悟り、ファンやチームメートに最後のマウンドを見せる思いから、シリーズ開幕前の公表を選んだ。

胴上げで送り出す-。黒田の盟友、広島新井貴浩内野手(39)が誓った。選手ではただ1人、シーズン中から進退に関する会話を重ねてきた。「もう1年やってください」とお願いしたが黒田の決意は固かった。日本シリーズ開幕前のこの時期の発表を求めたのも新井だった。「黒田さんは先輩だけど僕は1人のファン。皆さんにも最後の登板を目に焼き付けてほしかった」。日本シリーズ終了後の発表を考えていた黒田に伝えたという。

25年ぶりの優勝を勝ち取った9月10日の巨人戦(東京ドーム)。胴上げ後に2人で抱き合った。「黒田さんがおえつしていた」。男同士の熱く、固い絆。共に戦う時間は多くない。「1日1日を大切に過ごしたい。もちろん、日本一のキャリアで喜び合って終わりたい」と意気込んだ。

黒田と新井は07年にFAで広島を去り、14年に広島に戻ったタイミングも同じだった。移籍も復帰もお互いの影響を受けたと言う。「黒田さんに出会っていなければ今、僕は野球をしていないかもしれない。もっとも影響を受けた先輩の1人」と言う。残り少ない日々へ新井は「僕も勇姿を目に焼き付ける」と遠くを見つめた。

22日からの日本シリーズが有終の舞台となる。「もちろん勝って。有終の美というか花道を。みんなそういう思いを持っているんじゃないかな」。男(おとこ)気最終章へ、一丸のカープが送り出す。4番新井が、最高の一打を放つつもりだ。【池本泰尚】

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