「金メダル男」内村光良監督こだわりの“昭和”演出とは?

「金メダル男」内村光良監督こだわりの“昭和”演出とは?

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  • 更新日:2016/10/20
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1人4役を務める内村光良の手腕に業界内外から注目が集まる/(C)「金メダル男」製作委員会

レトロな喫茶店や懐メロなど“昭和”独特の文化や世界観に魅了される平成生まれの若者も多い中、そんな昭和の情緒や魅力がたっぷり詰まった内村光良監督最新作「金メダル男」が、10月22日(土)より公開となる。

本作は、東京オリンピックに湧いた1964年生まれの主人公・秋田泉一が、幼少時代、徒競走で一等賞の金メダルを取ったことをきっかけに、世の中に存在するありとあらゆるジャンルの一等賞を取るため、何度挫折してもはい上がり、一等賞を目指し続ける生きざまを描く物語。

泉一と同じく“東京オリンピック生まれ”の内村監督は、本作にて原作・脚本・監督・主演の1人4役をこなしているが、劇中にはそんなこだわり抜いた内村監督だからこそ忠実に再現できた昭和の世界観が随所に感じられる。

中でも、特筆すべき点が“音楽”による演出。劇中歌には沢田研二の「勝手にしやがれ」や、山口百恵の「さよならの向う側」など、誰もが知る昭和の名曲が惜しみなく登場し、劇中の秋田泉一はもちろん、観客自身が当時を振り返り懐かしむことのできる粋な演出となっている。

一方ではMr.Childrenの「Tomorrow never knows」やAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」といった平成のヒット曲も流れ、懐メロからJ-POPまで、老若男女問わず楽しめる。

また、内村監督の演出は既存の音楽を使用するだけでなく、自ら作詞・作曲も務めた。ある日、挫折に嘆く泉一が偶然目にした昭和の大人気歌番組「ザ・トップテン」に流れるアイドル・北条頼子が歌う私のサンクチュアリ」は、内村監督渾身(こんしん)の一曲。

「ここは私のサンクチュアリ ひとりぼっちのサンクチュアリ 私はここで輝くの 星屑のように輝くの」という、まるでひたむきに一等賞を目指し続ける泉一の姿を描いたかのようなフレーズもさることながら「前半が正統派、後半が山口百恵風」という、内村こだわりのイメージ通り、懐かしさと親しみやすさが共存するような、心地よく胸に響くメロディーになっている。

泉一憧れのアイドル・北条頼子演じた清野菜名も「家にいるときも口ずさんじゃうくらい、いい曲だなって思いました」と太鼓判を押した。そんな内村こだわりの一曲「私のサンクチュアリ」と、清野演じるキュートなアイドル・北条頼子は一見の価値あり。

「金メダル男」の公開まであと数日と迫ったが、本作以外にも“昭和ノスタルジー”を味わえる映画作品もある。'80年代を舞台に、小学校の卒業とともに「団地から一歩も出ずに生きる」と決めた少年・悟(濱田岳)の物語「みなさん、さようなら」('13年)。

売れないマジシャンの男が40年前にタイムスリップし、生き別れたはずの両親との出会いを通して自分の出生の秘密を知っていく姿を描いた「青天の霹靂」('14年)、阪本順治監督と藤山直美が15年ぶりにタッグを組み、団地に越して来た夫婦にまつわるうわさが引き起こす一大騒動を描いた「団地」('16年)など、「金メダル男」公開前に昭和気分を味わってみては?

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