U-15日本代表vs松山市代表

U-15日本代表vs松山市代表

  • 高校野球ドットコム
  • 更新日:2019/11/29

海老根の復調の裏にあった「楽しむ気持ち」 日本代表が松山市代表をコールドで下す

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試合前のセレモニーにてハイタッチを交わす選手たち

【熱戦の模様をギャラリーでチェック!】

11月22日、U-15アジアチャレンジマッチ2019がいよいよ開幕した。
この大会は2年に一度、愛媛県松山市で行われる中学生の世界大会で、選抜された日本代表の選手たちが総当たり戦にて優勝を争っていく。

前回大会には、度会 隆輝横浜)や山村 崇嘉東海大相模)といった現在の高校野球界を牽引する選手が参加した実績があり、今大会に出場する選手の中からも「未来の注目球児」が出てくることが期待されている。

日本代表が初戦で対戦したのは、開催地である松山市の硬式野球チームの中から選抜された「松山市代表」。試合は、日本代表が見事な逆転勝利を見せた。

日本代表の先発は、東練馬シニアのエース・前田尚哉。ジャイアンツカップでは、130キロ台後半を連発した本格派右腕であるが、この日は球速が130キロにも満たないなど明らかにコンディション不足の様子。

2回表、松山市代表は二死満塁のチャンスを作ると、9番・大河恵太(松山坊っちゃんボーイズ)がレフト前タイムリーを放って1点を先制すると、続く1番・三上愛介も押し出し四球をもぎ取る。前田から2点を奪い、欲しかった先制点を挙げる。

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特大のソロホームランを放った海老根優大(京葉ボーズ)

だが、立ち上がりに躓いた日本代表も、その裏すぐに反撃に出る。
2回裏、一死二塁から7番・酒井優夢(橿原ボーイズ)のタイムリーで1点差に迫ると、さらに一死二塁から8番・宮原慶太郎(東練馬シニア)もタイムリーを放って同点に。下位打線の連打ですぐに試合を振り出し、これで日本代表は一気に試合の流れを掴んだ。

3回裏に、4番・岡西佑哉にタイムリーなど3点を挙げて逆転に成功すると、5回には京葉ボーイズのスラッガー・海老根優大がレフトスタンド中段へ放り込むソロホームランを放ってさらに追加点を奪う。

海老根はジャイアンツカップで見た際には、必要以上に力む姿が目に付き、長打を意識するあまりしゃくり上げるようなスイングの「クセの強いフォーム」であった。だが、この日の海老根は見違えるようなシンプルな打撃フォームになっており、ボールを捉える技術が格段にアップしていた。

これについて海老根は「夏はプレッシャーを感じるものがあって、今回は打順も5番なので気持ちが少し楽でした。京葉ボーイズでやる方が、チームのためにという意識が強かったので、(今日は)気楽に楽しむことができました」と話し、強いプレッシャーが必要以上に力に繋がっていたとを明かした。

その後も追加点を挙げ続けた日本代表は、13対3の6回コールドで松山市選抜を下し、初戦を勝利で飾った。
勝った日本代表は、23日に今治市営球場にてフィリピン代表と対戦する予定となっている。コールド勝ったとは言え、鹿取義隆監督も「守備は早くアウトにしたい気持ちが先走っていた」と話すように、立ち上がりの守備のミスもあった。

中学野球トップレベルの選手達が、次戦でどこまで修正能力を見せてくるのか見物だ。

(記事=栗崎 祐太朗)

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