あこがれの老舗旅館を手形で湯めぐり!「草津温泉 和風村」の楽しみ方

あこがれの老舗旅館を手形で湯めぐり!「草津温泉 和風村」の楽しみ方

  • トラベルjp<たびねす>
  • 更新日:2016/11/30
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あこがれの老舗旅館を手形で湯めぐり!「草津温泉 和風村」の楽しみ方

草津温泉でも指折りの老舗旅館15軒が加盟する和風村。この和風村が昭和59年から始めた内湯巡りは、手形を使った温泉街の湯巡りの走りとも言われています。和風村のいずれかの宿に宿泊して、通行手形を入手したら早速回ってみましょう!通行手形にスタンプをコレクションできるとともに、極上湯ぞろいの各々の宿で、伝統建築や風情ある浴室が楽しめちゃいますよ。

■草津温泉最古の旅館・日新館「安兵衛の湯」

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写真:泉 よしか

草津温泉和風村の内湯巡りで、まず最初にご紹介するのは滝下通りの「日新館」。滝下通りというのは、草津温泉の温泉街でも特に江戸時代から大正時代の雰囲気を残すフォトジェニックな一角です。湯畑から滝下通りに入ってすぐ左手に建つ日新館は、草津温泉でも最古の宿として知られており、とても伝統のある旅館なんですよ。

館内は家庭的な雰囲気を漂わせながらも、磨き抜かれた板張りのロビーや、天井に湯気抜きのある明るい浴室はとても綺麗。
男湯は小さな露天風呂付き。女湯はゆったり入れる温度のお風呂とちょっと熱めのお風呂の二つの浴槽があります。「安兵衛の湯」と名付けられた日新館のお風呂は湯畑源泉を引いていて、名前の由来は江戸時代の文化・文政期に日新館当主であった湯本安兵衛からきています。

日新館の隣には同旅館の運営する茶房ぐーてらいぜもあります。和風村の湯巡りの途中で休憩するにもぴったりですね。

■日新館「安兵衛の湯」(湯畑源泉) 入浴時間13時~16時

■十返舎一九の作品にも登場・山本館「若の湯」

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写真:泉 よしか

二番目にご紹介するのは湯畑に面した有形指定文化財の宿「山本館」。湯畑から見ても、ここだけまるで大正時代から切り抜いたように歴史を感じさせる空間になっています。『東海道中膝栗毛』の作者・十返舎一九の作品にも、こちらのお宿は登場するんですよ。

ほんのりと白く濁る山本館のお湯は「若の湯」と呼ばれています。草津温泉開湯の逸話に源頼朝が狩りの際に温泉を発見したというものがありますが、その伝説の白旗源泉を引く限られたお宿のひとつがこちら。同じ白旗源泉に入ることができる共同浴場の白旗の湯は、熱いお湯で知られていますが、山本館ではゆったり入れるようにと加水せずに湯量の調節だけで心地よい極上の湯加減を実現しています。

浴室も大正時代に造られたそのままのデザイン。浪漫を感じるレトロな空間で思わずまどろみそうになりますよ。

■山本館「若の湯」(白旗源泉) 入浴時間11時30分~15時

■露天風呂で季節を感じる・草津ホテル「さい泉の湯」

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写真:泉 よしか

「草津ホテル」は、湯畑のある草津温泉中心地から少し北西に位置する西の河原入口に建っています。ちょうど温泉街の喧騒を離れて、豪華な一軒宿に来たような雰囲気が味わえるでしょう。創業百年を超えるこちらのお宿は、広々とした敷地に重厚感ある瓦屋根の建物が高級感を感じさせ、特に秋は玄関までのアプローチで紅葉を楽しむことができて雰囲気抜群!冬の雪景色もまた格別です。

お風呂は「さい泉の湯」と呼ばれ、草津でも数少ない西の河原源泉を使用した一軒。内湯だけでなく雰囲気の良い露天風呂があり、お湯につかりながら季節を感じることができます。露天風呂には屋根も付いているので雨や日差しの心配もいりませんよ。

草津ホテルは、同ホテルの運営する片岡鶴太郎美術館を併設。また西の河原露天風呂のある西の河原公園もすぐ隣にありますので、こちらも併せて観光されてはいかがでしょうか。

■草津ホテル「さい泉の湯」(西の河原源泉) 入浴時間13時~17時

■廊下の窓の下に源泉が湧く・草津舘「若乃湯」

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写真:泉 よしか

「草津舘」は和風村加盟が一番新しい宿です。しかし加盟が新しいからといって、宿の歴史が短いわけではありません、創業は120年前なんですよ。場所は湯畑上流、日帰り温泉の御座之湯と共同浴場・白旗の湯の間に玄関があるのですから、まさに草津の特等席!しかし決してお高くとまった宿ではなく、とても親しみやすい雰囲気で迎えていただけます。

こちらのお宿の特徴は、なんといっても自家源泉を持っていること。しかもその源泉が湧いている槽が廊下の窓を開けるとすぐ目の前に見えるのです。草津舘を訪れたらぜひ見学してみてくださいね。

男女ともに浴室に浴槽は二つ。片方が自家源泉の「若乃湯」、もう片方が白旗源泉です。両方を入り比べることができるのも大変な贅沢。自家源泉の若乃湯はお湯に浮いた白い湯の花も楽しめます。

■草津舘「若乃湯」(若の湯源泉・白旗源泉) 入浴時間11時~16時

■岩肌から湧き出す源泉がそのまま湯船に・ての字屋「玉すだれの湯」

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写真:草津温泉 ての字屋

最後にご紹介するのは滝下通りからちょっと入ったところにある旅館「ての字屋」。数寄屋造りの館内はまるで時間の流れがゆっくりであるかのような優雅な雰囲気。

ての字屋のお風呂はまさに奇跡のようです。独自源泉であるだけでなく、なんと浴槽の壁の岩肌からそのままお湯が湧いて滴り落ちてくるのです。湧いたお湯は木の樋で集められて直接湯船に注がれます。これこそが生まれたての温泉そのもの!岩壁の他にもう一ヶ所湯口がありますが、そちらも独自源泉で、ての字屋の駐車場の方で湧いているものを引いています。

素晴らしいのは「玉すだれの湯」と呼ばれるての字屋の源泉が、夏は湯量が増えてぬるめとなり、冬は湯量が減って熱めとなり、どの季節でもまったく調節しなくても、そのまま入浴に適した温度になること!まさに自然の妙であり、賜物です。

ただし、残念なことにこの貴重な天然岩風呂はたったひとつしか無いため、日帰り入浴を受け付ける時間は女性しか入ることができません(もうひとつのお風呂は湯畑源泉)。どうしても入りたいと願う男性は、和風村入浴手形ではなく、ぜひての字屋に宿泊して「玉すだれの湯」を堪能してくださいね。

■ての字屋「玉すだれの湯」(宝泉の湯源泉・湯畑源泉) 入浴時間12時~14時

■草津温泉和風村入浴手形の使い方

和風村入浴手形の表紙には「薬師講と内湯開き」と記載されており、この手形による湯巡りは「内湯巡り」とも呼ばれています。この場合の「内湯」とは、「露天風呂」に対する「内湯」ではなく、「外湯(共同浴場)」に対する「内湯」で、旅館の温泉のことを指しています。古い時代には旅館の中に内湯があるということが、ひとつのステイタスでした。

和風村入浴手形は、和風村加盟旅館のいずれかに宿泊することにより購入できます。手形1冊1,000円で、入浴1軒ごとに一人700円の入浴料が掛かります。ただし、手形は1冊購入すれば大人3人まで一緒に使うことができますので、特に日帰り入浴料の高い旅館で使用すれば、かなりお得になることも。また有効期限は2年となっていますので、一度に無理に回らず、できれば何度も草津温泉を訪れて、楽しみながら少しずつスタンプを増やすことをお勧めします。

和風村の入浴手形を入手したら、まず草津山光泉寺薬師堂にお参りして御朱印を頂いてから内湯巡りをスタートしましょう。入浴手形に5軒分のスタンプが溜まれば、最初に購入した旅館で記念品がいただけます。

今回は和風村に加盟している15軒の老舗旅館の中から、それぞれ異なる源泉を楽しめる5軒の旅館を紹介させていただきましたが、他にも魅力的な加盟旅館がたくさんありますので、ぜひいろいろ巡ってみてください。

【和風村加盟宿一覧】
山本館「若の湯」/益成屋「弁天の湯」/奈良屋「お汲み上げの湯」/群龍館「龍神の湯」/草津ホテル「さい泉の湯」/湯元館「薬師の湯」/草津舘「若乃湯」/望雲「万代の湯」/日新館「安兵衛の湯」/ひのき亭 牧水「たぎちの湯」/松村屋「延寿の湯」/大阪屋「君子の湯」/ての字屋「玉すだれの湯」/旅館たむら「永楽の湯」/料亭旅館つつじ亭「うららの湯」

関連MEMO

草津温泉 日新館

草津温泉 山本館

草津温泉 草津ホテル

草津温泉 草津舘

草津温泉 ての字屋

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