亡くなった飼い主にもらったぬいぐるみをぎゅっと抱きしめて保護施設にやってきた16歳の老猫(アメリカ)

亡くなった飼い主にもらったぬいぐるみをぎゅっと抱きしめて保護施設にやってきた16歳の老猫(アメリカ)

  • カラパイア
  • 更新日:2018/04/26
No image

まだ幼い子どもは、お気に入りの何かを肌身離さず持っている。そうすることで安心感を得ているのだ。

これは人間に限ったことではないようだ。長年一緒だった飼い主が亡くなったため、保護施設にやってきた16歳の老猫、フーニーは、ボロボロになったぬいぐるみを持参してやってきた。

フーニーとぬいぐるみは長い付き合いなようだ。施設に入ってからもフーニーは相棒のぬいぐるみを片時も離すことはなく、寝るときは抱きしめながら一緒に眠る。

ぬいぐるみ持参の16歳の猫

今月4月半ば、メリーランド州のブレントウッドの動物保護団体アリーキャットレスキューにフーニーという16歳の猫が、ふわふわした相棒を連れてやってきた。

No image

image credit:Alley Cat Rescue

それは彼と同じくらいの大きさで、似たような色をした猫のぬいぐるみだった。ずっと一緒にいたのだろう。摩耗しかなりくたびれたそのぬいぐるみは、フーニーと長いつきあいであることがうかがえた。

No image

image credit:Alley Cat Rescue

飼い主が亡くなり保護施設へ

フーニーがここに来たのは長年一緒だった飼い主が亡くなったからだ。その人物には娘とその息子がいたが、母子ともに猫アレルギーだったため飼えなかった。

そこで故人の娘は良い家が見つかることを願いつつ、フーニーを保護団体に託した。

施設はぬいぐるみ連れの猫を受け入れるのは初めてだったものの、愛らしい老猫を快く受け入れることにした。

フーニーの好き嫌いリスト

その時、彼女がフーニーの「好き嫌いリスト」も渡してくれた。さっそくリストを見ると彼のぬいぐるみは当然ながら「好き」に入っていた。

フーニーはそれを抱っこしながら眠るのがとっても好きで、数年はそうやって過ごしていたらしい。また、人の膝にのってくつろぐのも好きだという。

ぬいぐるみを抱きながら過ごすフーニー

かくして新しい飼い主を待つことになったフーニーは施設のスタッフのオフィスで過ごしている。施設に来た猫たちは施設内のどこにいてもいいのだが、フーニーはここが一番好きなようだ。

オフィスでは、ボロボロの相棒を片時も離さず、抱きしめながら遊んだり、くつろいだりしている。

No image

image credit:Alley Cat Rescue

人がそばにいるのが好きなさびしんぼう

スタッフのは彼と過ごすうちにいろんなことがわかってきた。

フーニーは部屋で1匹のとき、なにやら話しているようにニャゴニャゴと鳴く。スタッフが見に来ると静かになる。元の飼い主に愛されていたのだろう。人がそばにいる環境が好きらしい。

ひょっとしたらフーニーは孤独が苦手で、さみしくなると相棒のぬいぐるみに話しかけているのかもしれない。事実、慣れてきたらスタッフにもニャゴニャゴと話しかけるようになったという。

No image

image credit:Alley Cat Rescue

窓の外をみる楽しみも発見

最近、フーニーにちょっとした変化が起きている。部屋の窓から車を眺める楽しみを発見したり、相棒を抱きしめることをせずに、隣に置いて寝るようにもなってきた。

ぬいぐるみには飼い主の思い出がたっぷりつまっているのだろう。ぬいぐるみに飼い主を重ねていたのかもしれない。あるいは、ぬいぐるみまで突然どこかにいってしまうんじゃないかと不安でたまらなかったのかもしれない。

少しずつ、少しずつ、フーニーは、飼い主がいない世界に慣れようとしている。スタッフは一心同体の2匹を見守りながら、彼らを心から愛する新しい家族との出会いを待ち望んでいる。

References:lovemeowなど /written by D/ edited by parumo

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

動物カテゴリの人気記事

グノシーで話題の記事を読もう!
警察犬「働きたくないでござる」(動画)
猫がわざと飼い主を踏む3つの理由
猫の動画まとめ!人気の面白かわいいにゃんこ20連発
【ニャン動画】むむ、なにやってるの? ゆらゆらスイングしながら腰を動かす猫の様子をご覧ください
ほかの猫のニオイをつけて帰るなんて!ヤキモチをやく猫たちの反応をご覧ください
  • このエントリーをはてなブックマークに追加