クロップ「本来のチームではなかった」、モウリーニョ「我々は試合を支配した」と両軍指揮官が対照的なコメント

クロップ「本来のチームではなかった」、モウリーニョ「我々は試合を支配した」と両軍指揮官が対照的なコメント

  • サッカーダイジェストWeb
  • 更新日:2016/10/19
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タッチライン際で声を張り続けたモウリーニョ。活力を与えられた選手たちも、その声に応えるかのようにピッチ内で「完封」という任務を遂行してみせた。 (C) Getty Images

10月17日(現地時間)、プレミアリーグ第8節に行なわれたリバプールとマンチェスター・ユナイテッドの伝統の一戦は、スコアレスドローに終わった。

リーグ戦4連勝と好調のリバプールがマンチェスター・Uをホームに迎えた試合は、序盤こそ両チームが中盤でせめぎ合ったが、徐々にホームチームが試合を支配していった。リバプールは攻勢を強めてチャンスを創出したが、相手守護神デ・ヘアのビッグセーブなどに阻まれて、最後までマンチェスター・Uの牙城を崩せなかった。

試合後、リバプールの指揮官ユルゲン・クロップは「開始1秒から忙しない試合になってしまった。おそらくそれはユナイテッドが望んでいた展開で、我々がやりたかったことではない」とコメント。

さらにドイツ人指揮官は以下のように伝統のダービーを振り返った。

「彼らはチャンスを生み出せていなかった。後半はおそらく2回しかなかったはずだ。デ・ヘアの好セーブで決定機をいくつか阻まれたのもあるが、結局、我々のパフォーマンスが本来のものではなかったんだ。冷静さを欠いていた。今夜の収穫は勝点1とクリーンシートで終えられたことぐらい。我々はもっと尽力しなくてはいけないね」

反省の口にした敵将とは異なり、満足感を露わにしたのはマンチェスター・Uの指揮官ジョゼ・モウリーニョだ。

試合後、英メディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じたモウリーニョは「とても難しい試合だったが、我々は完全に支配していた。戦術だけでなく、エモーショナルな面でもね。おそらく私が経験した中で最も静かなアンフィールドだった。とても良いパフォーマンスだったと思う」と振り返った。

相手に65パーセントものポゼッションを許し、攻め込まれるシーンが少なくなかったことについては、次のように振り返っている。

「常にボールを保持した状態でコントロールしようとは考えていなかった。我々がボールを持った時点で彼らが激しくプレスをかけてくることは分析していた。相手がゴールを奪うのは難しいと思っていたし、我々はとにかく点を決めて試合に勝つことだけを考え、全力は尽くした」

ホームチームが支配率、シュート数、パス成功本数などあらゆる面で上回ったスタッツとは対照的なコメントを両軍の指揮官が残したのは、それだけモウリーニョが用いた戦術がリバプールに対して効果的だったということも表している。

そんなマンチェスター・Uは中2日でヨーロッパリーグのフェネルバフチェ戦、さらに中3日でチェルシー戦(プレミアリーグ9節)と過密スケジュールが控えているが、ダービーで掴んだ手応えを活かせるかに注目だ。

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