ももクロと同じ事務所......男性アイドル「超特急」メンバー脱退に見るアイドル活動の“温度差”問題

ももクロと同じ事務所......男性アイドル「超特急」メンバー脱退に見るアイドル活動の“温度差”問題

  • 日刊サイゾー
  • 更新日:2018/01/23
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男性7人組アイドルグループの「超特急」から、バックボーカルの「1号車」ことコーイチ(吉野晃一)の脱退が発表された。同グループは2012年にCDデビューしており、昨年は12枚目のシングル「超ネバギバDANCE」(SDR)がオリコン1位になるなど順調に活動していたが、実のところ、その曲がヒットしていた頃「コーイチの様子がおかしい」という声が内外でささやかれていたのである。

所属事務所による脱退理由は「グループ活動においての方向性の違い」で、関係者からは「本人はソロ活動を強く望んでいた」との話も聞かれた。「まだ脱退時期は決まっていないですが、コーイチ自身がグループ活動を楽しめないと言っている以上、あまり長い期間、一緒にやらせてはいられない」と関係者。少なくとも今春のツアーはコーイチ抜きの6人で行う模様だ。

「公式に言えることではないですが、コーイチは以前からメンバーに『アイドルグループみたいなのは、俺には合わない』と言っていたそうです。キラキラの衣装を着て、作り笑顔でポップなダンスをする……みたいなのがイヤだ、と。もっと硬派なアーティスト志向があったのかもしれませんけど、正直、ファンが聞いたら、かなりガッカリするような発言も多かったみたいで、コーイチのスタンスにイラついているメンバーもいたんです」(同)

ファンの間でも、コーイチの変化は指摘されていた。「超ネバギバDANCE」がヒットしていた昨年5月末、コーイチはグループのオフィシャルブログに、こんなことを書いていた。

「何のためにこんなことして。何のために光になりたかったんだろう。と。週末。僕はふわふわしながら。いつものように。鏡の前で笑顔を作り。好みもしない服に着替えて。好みもしない曲の鼻歌を歌い。駅に向かった。あ。発車のベルで仕方なく走って。人混みに飛び込んだ。」

ファンは、これを「意味深」と受け取って戸惑っていたのだが、中には「グループでの活動に嫌気が差したのでは?」と冷静に分析する人もいて、Twitterには、こんな書き込みもあった。

「ツアー中にこんなブログ書くなんて見損なったわ。プライド高すぎて今の現状にモヤモヤしてんのもわかるけど、(中略)超特急じゃなくて久保田利伸みたいになりたいってことかい?」

「会社の自由掲示板に仕事の不満を投稿しちゃった社員みたい」

「ファンのテンションを下げるようなことをわざわざ書いて、それプロとしてどうなのかな?」

ファンを動揺させたこの記事の次は、奇しくも「あれ?その笑顔作ってる!?」という他のメンバーのもの。まるでコーイチの愚痴に返答するようにも見えたが、その温度差が結局「脱退」という形で表れたわけだ。

超特急は関係者の熱意が人一倍で、新しいシングルを売る際にはCDだけでなく、カラー印刷されたグループ紹介の資料を添付して配布していた。そこにはグループの結束力の高さがうかがえるようなものもあっただけに、今回の脱退はファンのみならず関係者をもかなり落胆させているようだ。

超特急は、先ごろメンバーの有安杏果が“卒業”した、ももいろクローバーZと同じスターダストプロモーションの所属。芸能界を引退した有安だがコーイチと同様に本来アーティスト志向が強かったとされており、くしくも同じ事務所での、アイドル活動に不満を抱きながらスポットライトを浴びていたメンバーの存在が露呈してしまった形だ。

「それでも残されたメンバーがグループを失速させることのないよう再出発を誓い合っていると聞くので、ファンには引き続き応援してほしい」と関係者は語っているが……。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

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