「愛されている」「新たなヒーロー」 ベルギー人記者が名指しで日本代表の二人を称賛

「愛されている」「新たなヒーロー」 ベルギー人記者が名指しで日本代表の二人を称賛

  • Football ZONE web
  • 更新日:2017/11/14
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現地取材するヴァンデンベンプト記者に訊く、日本人選手の印象

バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は、現地時間14日にヤン・ブレイデルスタディオンでベルギー代表と激突する(現地時間20時45分/日本時間15日4時45分)。ベルギーの現地TV番組では直前プレビューを放送するなど徐々に盛り上がりを見せているが、ベルギーの公共放送局「VRT」のピーター・ヴァンデンベンプト記者は名指しで日本人プレーヤーに言及し、二人の選手を称賛した。

ヴァンデンベンプト記者が真っ先に名前を挙げたのは、ベルギーでプレー経験があるGK川島永嗣(メス)だ。「彼のことはよく知っている。ベルギーではよく知られた存在だ。チームに大きく貢献したからね」と言及。川島は2010年夏に、川崎フロンターレからベルギー1部のリールセへ移籍。2012-13シーズンから同1部スタンダール・リエージュに活躍の場を移し、ベルギーで5シーズンプレーした。さらに「彼は英語も堪能だったし、パーソナリティーも優れていたから、すごく愛されているよ」と称えている。

二人目として同記者が口にしたのは、今夏にポーランド1部のシロンスク・ヴロツワフからベルギー1部ワースラント・ベベレンに移籍したMF森岡亮太だ。代表合流前に行われた4日のリーグ第14節REムスクロン戦で今季7点目を決め、チームも2-0で勝利。開幕から14試合連続でスタメン出場を続け、7得点8アシストと好成績を残す。さらにゴール時の5試合は4勝1分の無敗と絶大な影響力を誇り、ベルギー国内での注目度はうなぎ上りだという。

「今やチームの中心的存在と言ってもいい」

「今、ベルギー国内で森岡の人気も高まっている。彼は新たなヒーローになりつつある。彼が所属しているのはビッグクラブとは言えないけど、今季好調をキープしている(16チーム中5位)。シーズン前の下馬評だと『どうせ下位だろう』と言われていたチームが躍進している」

もっとも、ヴァンデンベンプト記者が森岡を知ったのは、ベルギーで活躍し始めてからだと明かす。「森岡については、それまで全く知らなかったし、聞いたこともなかった。だが、シーズンが始まると彼は大活躍し、大きなインパクトを与えて人々を驚かせた」と度肝を抜かれたという。

さらに「ゴールを決めるし、アシストもできて、さらにドリブルでの突破も見せる。フットボールを知っているし、今やチームの中心的存在と言ってもいいからね」と高く評価している。

続いて、同じくベルギー1部リーグに所属するFW久保裕也(ヘント)にも言及。今年1月にスイス1部ヤングボーイズから、ベルギー1部ヘントにクラブ史上最高額の移籍金350万ユーロ(約4億6000万円)で移籍すると、デビュー戦で鮮烈なFKゴールを決めて新天地デビューを飾った。

今季の久保は低調「監督のせいかどうかは…」

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その後も4人抜きからの豪快弾など、7試合5得点と決定力を発揮。「ベルギーに来た当初、印象的な活躍を見せて一気に存在感を高めた。ゴールを量産していたからね」とヴァンデンベンプト記者も触れている。

しかし、今季序盤戦はノーゴールが続き、14試合を終えて4ゴール。昨季見せた高い決定力は鳴りを潜めており、「今季は今ひとつのようだね。監督のせいなのかどうか、そのあたりはなんとも言えない」と語るにとどまった。

活躍した日本人選手がベルギー国内で広く知られる存在となっているなか、川島、森岡、久保の三人はベルギー戦に出場し、勝利を挙げて“凱旋試合”に花を添えられるだろうか。

【了】

大木 勇(Football ZONE web編集部)●文 text by Isamu Oki

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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