オートバイ業界に参入するチャンス! 歴史ある「エクセルシャー・ヘンダーソン」のブランドと知的所有権がオークションに

オートバイ業界に参入するチャンス! 歴史ある「エクセルシャー・ヘンダーソン」のブランドと知的所有権がオークションに

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  • 更新日:2017/10/16
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会社を設立することは容易ではない。特に自動車会社の場合、シャシーやパワートレインなどを設計したり、生産施設を用意したり、ブランドを起ち上げて宣伝したりと、実際に商品の販売に漕ぎ着けるより前にやらなければならないことが沢山にある。だが、もし貴方がオートバイ・メーカーのオーナーになりたいというのなら朗報がある。来年1月に開催されるメカム・オークションで、エクセルシャー・ヘンダーソン社のブランドとその知的所有権が出品されるのだ。落札すればオートバイ業界に新規参入するための近道を手に入れることができる。

同社についてあまり詳しくない人のために説明すると、エクセルシャー・ヘンダーソンの歴史は1900年代初頭にまでさかのぼる。老舗自転車ブランドとして有名なシュウイン社の創業者イグナズ・シュウイン氏がかつて経営していたオートバイ会社だ。メカム・オークションによると、同氏は世界恐慌によるオートバイ販売台数の大幅な減少を予見し、1931年に会社を閉鎖してしまったが、1910〜20年代にはVツイン・エンジンや4気筒エンジンを搭載する数々のオートバイを製造していた。中にはいくつかのレーシング・バイクや、アメリカ初の750ccエンジンを積むことで知られる「スーパーX」などのバイクがあった。

同社は1931年に廃業となったが、それで終わったわけではない。ダン・ハンロン氏という人物がオートバイの会社を設立し、1993年にオリジナルのフレームやオリジナルのパワートレインを搭載したバイクの製造を開始したのだ。同氏はまず、ハンロン・マニュファクチャリング社として会社を設立し、1996年にエクセルシャー・ヘンダーソンの名前を獲得して社名を変更。同社の最初で最後のオートバイ「スーパーX」は、昔のエクセルシャー・ヘンダーソンのバイクの名前に由来し、インスパイアされている。

この新しいエクセルシャー・ヘンダーソン社の新しいスーパーXは、1996年に米国サウスダコタ州スタージスで発表され、1998年に生産を開始。しかし同社が1999年に倒産するまで、生産された台数は2,000台にも満たなかったという。

これがどうしてオートバイ業界に新規参入するための早道につながるかというと、今回のオークションにはエクセルシャー・ヘンダーソンという既に名のあるブランドのほか、同社のすべての知的所有権が付属するのだ。ロゴやブランディング、ウェブサイトなど、様々なマーケティング関連だけでなく、同社が使用した全てのフレームやエンジンの設計、そして権利期限の切れた特許も含まれている。新しく設立するオートバイ会社にとってその全てが恩恵となるはずだ。これら全部をゼロから作り上げるのに比べたら、遥かに早道と言えるだろう。

同ブランドと関連知的所有権は、2018年1月23日から1月27日まで開催されるメカム・ラスベガス・モーターサイクル・オークションで出品される。

By JOEL STOCKSDALE

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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