朝倉の今、インスタ映え 福岡女学院大生が参加型サイト 「災害に負けない」姿を発信

朝倉の今、インスタ映え 福岡女学院大生が参加型サイト 「災害に負けない」姿を発信

  • 西日本新聞
  • 更新日:2017/12/05
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インスタグラムの投稿をチェックする6人。「#あさぐらむ」が付いた画像を選ぶと、連動している朝倉市のウェブサイトに掲載される=福岡市南区の福岡女学院大

「インスタ映え」する写真で、被災地に観光客を取り込め-。若者に人気のスマートフォンの写真共有アプリ「インスタグラム」を使い、九州豪雨で被災した福岡県朝倉市の写真を集めて市のウェブサイトに掲載する試みを、福岡女学院大(福岡市南区)の学生が始めた。企画当初は観光客がターゲットだったが、被災後は朝倉市民の情報発信にも活用してもらえるよう、店舗などに向けてPRを始めた。

企画は「参加型あさぐらむ」。大学と市による連携事業の一環だ。心理学科講師の分部利紘さん(37)の指導の下、3年の岡崎綾香さん(21)、中島栞菜(かんな)さん(20)、古賀栞奈(かんな)さん(20)、山根千夏さん(21)、永重裕香さん(21)、田平桃さん(21)の6人が10月21日から運営している。

企画のスタートは3月。観光客を増やしたい市の意向を受けて議論を始めた。心理学を学ぶ学生だけに、他人に認められたい「承認欲求」や、自分が手間をかけて作ったものには愛着が湧く「イケア効果」といった心理作用を使い、インスタで映えるように撮った朝倉の写真を収集し掲載することにした。

そんな構想を、豪雨が洗い流した。7月5日を境に、企画はストップ。「楽しい感じでやってしまうと、被災者を傷つけてしまうんじゃないか」。何度も話し合い、悩む中で見えてきたのは、多くの人に来てもらい、住民と話したり、ものを買ったりすることが応援につながる観光の力。「間接的な支援になる。やっぱりやろう」。9月中旬から準備を再開し実現にこぎ着けた。朝倉市中原から通う田平さんは「災害に負けたくなかった」と振り返る。

被災を受け、新たに朝倉市民が現状を知らせる道具として使ってもらうことを想定に加味。今月3日、手始めにカフェや飲食店、老舗のしょうゆ店など6店を訪問し利用を呼び掛けた。

投稿方法は、朝倉の写真を撮った後、ひも付けの記号となる「#(ハッシュタグ)あさぐらむ」を付けて投稿するだけ。

毎日6人が写真を拾い上げ、市の専用サイトで紹介している。現在、桜やヒマワリ、紅葉など、朝倉の四季の美しさを切り取った42枚が並んでいる。

=2017/12/05付 西日本新聞夕刊=

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