米医療保険制度に物申す! 有名司会者ジミー・キンメル氏、心臓病の息子が再手術に成功

米医療保険制度に物申す! 有名司会者ジミー・キンメル氏、心臓病の息子が再手術に成功

  • Techinsight
  • 更新日:2017/12/06
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旬のセレブを迎えては楽しいインタビューを繰り広げるABCの深夜の人気トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!(Jimmy Kimmel Live!)』。2003年1月からのロングラン番組でホストはもちろんコメディアンとしても活躍するジミー・キンメル氏である。彼は今年、実は私生活に大きな苦悩と不安を抱えながら仕事を続けていた。4月、男の子が先天性の重い心疾患を伴って誕生していたためだ。生後間もなくの手術を経てこのたび再びの手術が行われたもようだ。

1988年から2002年まで結婚生活が続いたジーナさんとの間に2人の子があり、2013年に再婚したモリー・マクナーニーさんとの間にも2人の子が誕生したジミー・キンメル(50)。しかし、今年4月にロサンゼルスのシーダーズ・サイナイ・メディカルセンターで誕生したビリー君には心雑音が発見され、心室中隔欠損症と肺動脈弁閉鎖症が伴った「ファロー四徴症極型」との診断が下された。生後わずか3日という本当に小さな体でロサンゼルス子供病院(Children’s Hospital Los Angeles)で一回目の手術が行われ、それを無事に乗り越えたビリー君についてキンメル氏は涙で声を詰まらせながら経過を報告していた。

そのビリー君も生後7か月となり、当初から計画されていた2回目の手術が現地の4日に行われたもよう。息子の病気を公表したことで人々からたくさんの励ましの声が届き、職場からの理解も得られていることからキンメル氏も今回はしっかりとした表情で病院入りしたとハリウッドのメディアが伝えている。そして手術は大成功。あと1度だけ極めて低侵襲の手術が必要となるが、それはずっと後でも良いとのこと。キンメル氏もほっと胸をなでおろしてスタジオに戻ったに違いない。

なおキンメル氏は命懸けの大手術が必要なわが子の心疾患を機に、オバマ前大統領による医療保険制度改革、いわゆる“オバマケア”には重要な意義があることを強調した。喫煙者は例外だが、オバマケアにより保険加入を希望する者は年齢、病歴、健康状態などでふるいにかけられることなく保険に加入することが可能となった。ビリー君のような病歴を持つ人は以前であれば医療保険に加入できないため、後にも手術が必要となった時、その高額な医療費は寄付を頼るか借金をするか、または手術を断念するしかなかったのだ。

またオバマケアのうち、26歳までは両親が加入する保険でカバーするという措置に対してトランプ政権では維持するか否かの話し合いが行われている。キンメル氏は「先天性の心臓病を伴って生まれた私の息子のような状況の何百万という国民が、オバマケア施行によりやっと医療保険に加入できるようになりました。2014年までは叶わなかったことです。ワシントンD.C.でその見直しを検討している人たちはこのことをしっかりと理解し、共和党と民主党の政党間争いをこの政策に決して持ち込まないで頂きたい」と真剣に語った。

今から3年前、子供が生まれる前に2人だけでロマンチックな旅行をといういわゆる“マタニティー旅行”でハワイを訪れていたカナダの夫婦が、妊娠6か月にして現地で予期せぬ出産を迎え、1億円超の費用を請求されたことが世界に向けて大きく報じられた。アメリカの医療費は法外とも思えるほど高額で「とても支払えない」と誰もが苦しめられているのが現状だ。学校や教会での募金活動、そして『GoFundMe』といったクラウドファンディングでは高額医療費に泣く人々を寄付で救おうというものがとても多い。だが広く米国民の健康と経済が守られるために本当に必要なのは、政府が介入する確固たる医療保険制度である。有識者の意見を反映しつつ優れた制度を維持していかなければなるまい。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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