ロイヤルパークホテルの認知向上をFacebook広告等でEストアーがサポート

ロイヤルパークホテルの認知向上をFacebook広告等でEストアーがサポート

  • マイナビニュース
  • 更新日:2017/11/13
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●ミレニアム世代の認知向上に向けてネットマーケティングを開始

ロイヤルパークホテルは、1989年から東京都中央区で営業を開始した都市型ホテルだ。駅直結という好立地からビジネスでの利用者が多く、また安産祈祷で有名な水天宮にほど近いこともあって婚礼需要も高い。客室数419のうち、205室をエグゼクティブフロアとして設定するなど、高級感のある宿泊施設であることも魅力となっている。

「企業単位でご契約いただいていることも多く、ビジネスのお客様が中心ですが、平日は半数程度が外国からのお客様です。以前はネットへの広告出稿はほとんどしておらず、SEOを多少頼む程度でした」と語るのは、ロイヤルパークホテル 経営企画部 広報宣伝課 マネージャーの清水三栄氏だ。

宿泊予約に関しては以前から30%程度はネット経由だったが、企業契約のユーザーは電話予約を行うことも多い。Facebook等を活用したインターネットからの集客に多少興味はもっていたものの、社内で運用する十分なスキルや人手がないという判断もあり、見送っていたという。

そんなロイヤルパークホテルが、インターネットを活用したマーケティングをはじめるきっかけは、ネットショップだったという。ホテルのスイーツ等を扱うオンラインショップを立ち上げるにあたって、利用したのがEストアーの「shopserve」だった。

「グループホテルである、横浜ロイヤルパークホテルが利用している実績があったのでEストアーを選択しました。その後、マーケティングに関する施策も行っているということでご案内をいただき、プロの力を借りてブランド認知力をアップしたかったので、利用することにしました」と清水氏は語る。

●リスティング広告+Facebook広告でブランディングを強化

ロイヤルパークホテルが狙ったのは、単純な宿泊客増ではなく、宴会をはじめとするレストラン利用、ウェディング需要につながるブランド認知の向上だ。そのためにまず行われたのが、現状分析だ。

「ブランディングはきちんとできているものの、認知が狭いという状況でした。長く使ってくださるお客様はいらっしゃいますが、ご存知ない方はご存知ない。強化したかったのは、2000年代生まれの、いわゆるミレニアム世代です。ネット検索が当たり前のこの世代にアプローチすることで、ウェディング需要なども伸ばせると考えました」と語るのは、Eストアー カスタマーソリューション本部 プロモーションマネジメント マネジャーの神村俊吾氏だ。

2020年という宿泊需要が伸びる時期に間に合わせるためには、早めに取り組みを始めなければならないと判断。まずはGoogleとYahoo!を利用したリスティング広告で、ホテル名を検索した時に公式サイトが上位表示されるようにするなど基本的な広告を行ったのち、2016年8月からはFacebookやInstagramの公式アカウントを作成、稼働させた。

「アカウントの開設はもちろん、更新作業も社内で行っています。キャンペーン的な情報や、そこにつながるホテル内での準備中の様子など、広告だけでなくお客様からは普段見えない内側を少し見ていただけるような形で、情報や新商品の案内をしています」と清水氏。そうして更新された記事に対する誘導を、Facebook広告を利用して行っているのがEストアーだ。

「ターゲットに合わせた情報配信をするための取り組みを担当しています。まずは”いいね!”を5000獲得しようということを目指しましたが、目標よりも早くそれは達成できました」と語る神村氏は「記事を作るのが上手。写真綺麗ですし、内容的にも問題があればアドバイスしようと考えていましたが、特に必要はないようです」とも語る。

Eストアーとの間では月に1回ミーティングの機会をもうけ、全体の方向性やコンテンツに関する相談などを行っているという。

「特に評判がよかったのは、動画です。ほんとうに短いものですが、肉を焼く動画だと本当においしそう。どんな肉か、どうおいしいかと言葉で説明するよりもずっと説得力があります。今後は特に動画を強化して行きたいですね」(神村氏)

そうした動画もロイヤルパークホテル側で用意しているが、魅力ある写真はプロの手も借りているという。

「お客様向けの案内冊子を毎月作っているのですが、その撮影時にSNS向けのものも用意してもらっています。Instagramはその中でも、広告感の強くない、綺麗な写真を掲載している状態です。キャンペーン用のメイン画像などはプロにお願いして、普段のちょっとしたものは社内でスマートフォンなどで撮影することもあります。動画は言いたいことを10秒にまとめるよう気をつけています」と清水氏は語った。

●インドアマップ活用やEストアーユーザー企業とのコラボレーションも実施

広告以外では、来訪をシミュレーションできる方法として、Googleマップのインドアマップを利用。地下鉄の駅から直結しているため、悪天候でもスムーズにアクセスできるという立地の良さを、実際に地下鉄を降りたところからロビーに入るところまでの様子をインドアマップで見せることでアピールした。

さらに、Eストアーの別ユーザーとのコラボレーションもはじまっている。ロイヤルパークホテルは水天宮と近いことから、乳児をつれた利用者も多いという。そこで、授乳服専門ブランドのミルクティーとコラボレーション。ホテルに数着の授乳服を用意し、チェックイン時に2着を選んで無料で借りられるというプランが誕生した。

「授乳服というのは、試着が難しいものです。ホテルの部屋というプライベートな空間で試着し、実際に使ってみていただけますし、そのままお出かけしていただいてもいいと思います」と神村氏は新しいコラボレーションの意義を語った。

○Facebookフォロワー6,000人を獲得、ネットからの予約増など効果を実感

さまざまな取り組みは、どのような効果をもたらしているのだろうか。宿泊客増という単純な効果を狙ったわけではないため、効果測定は難しいとしながらも、ロイヤルパークホテルとしては手応えを感じているようだ。

「最近は外国からのお客様が多いのですが、その中でも日本人のお客様が増えている気はします。2017年上半期は、インターネットからのご予約は国内が23.9%、海外は12.3%でした。公式サイトへのアクセス数も、Facebookをはじめる前月までは横ばいだったのですが、開始後は順調に増加。2015年と2016年で比較すると、2割ほど伸びています。また、ホテルでイベントを行う時バナー広告を出すのですが、オンラインショップに出したバナーからの申し込みが増えています」と清水氏。

Facebookのフォロワー数は、6,093人(2017/11/7時点)。何かきっかけがあって大きく伸びたというわけではなく、堅実な取り組みで徐々に積み上げてきた結果だ。

今後もFacebook広告を中心としたブランディング強化という流れを維持しつつも、より大きな効果が見込めるように取り組んで行く予定だという。

「評判のよい動画をより積極的に使っていこうという話になっています。また、特にウェディング需要を喚起できるよう、ウェディングフェアの告知などは強化したいですね」と清水氏は語った。

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