へがふっ!噴煙を上げる活火山を間近に!鹿児島「桜島」観光

へがふっ!噴煙を上げる活火山を間近に!鹿児島「桜島」観光

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  • 更新日:2017/11/14
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へがふっ!噴煙を上げる活火山を間近に!鹿児島「桜島」観光

鹿児島の桜島は日常的に噴火を繰り返す活火山。火口から吹き上がる噴煙を間近に見て、パラパラと降ってくる火山灰を浴びながら観光、なんてことも! こんな観光地、なかなか他にはありません。桜島にはいくつかの展望所が設けられていて、さまざまな角度からその山容を眺めることができます。それらを巡って景観を楽しんだり、過去の噴火の痕跡を訪ねるのは桜島観光の醍醐味です。活火山「桜島」の観光名所をご紹介しましょう。

展望所を巡って桜島を堪能!降灰を浴びるのも観光のうち!?

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写真:沢原 馨

錦江湾に浮かぶ桜島は、今も日常的に噴火を続ける活火山です。御岳(北岳)と南岳の二つの主峰を頂く複合火山で、御岳(北岳)の標高は1,117m。勇壮な山容は鹿児島のシンボル的存在として鹿児島の人々の心の拠り所にもなっています。

桜島が誕生したのは約26,000年前、火山としては比較的新しいものなのです。これまで17回の大噴火を起こし、大正3年(1914年)に起きた噴火(いわゆる「大正の噴火」)では流れ出た溶岩によって大隅半島と地続きになってしまいました。今も日常的に噴火を繰り返し、振動や噴石を伴う「爆発的噴火」が発生することもしばしば。平成23年(2011年)には過去最多の996回の「爆発的噴火」を数えています。

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写真:沢原 馨

その桜島の山麓にはいくつかの展望所が設けられており、噴火を繰り返す活火山を間近に観光することができます。観光に訪れた際に噴煙が噴き上がる様子を目撃したり、降灰を浴びてしまったり、ということも!

降灰を浴びるのはあまり楽しいものではありません(眼に入ると痛いですし、服も汚れます)が、それも桜島ならではの希有な体験と言えるかもしれませんね。ちなみに、「へがふっ」とは「灰が降る」という意味の鹿児島弁です。

桜島観光では欠かせない大定番のスポット「湯之平展望所」

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写真:沢原 馨

桜島観光の際には欠かすことのできない、大定番とも言える展望所が「湯之平展望所」です。「湯之平展望所」は標高373m、登山が禁止されている桜島で一般の人が行ける最高標高地点。御岳(北岳)の西側斜面4合目に位置し、眼前に御岳の勇壮な山容を望めます。桜島を訪れたら、絶対に見ておかなくてはならないと言っていい景観です。展望所の一角には記念撮影ポイントが設けられていますから、桜島御岳を背景に記念写真を撮っておきましょう。

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写真:沢原 馨

「湯之平展望所」には休憩所や売店を兼ねた展望棟の建物が設けられています。建物の二階ベランダを巡れば周囲に広がる景観を堪能できます。眼下に広がる錦江湾、西の対岸には鹿児島市街、南北に延びる湾の風景も素晴らしいものです。雄大な眺めを楽しんでくださいね。

桜島以北の錦江湾は、実は「姶良カルデラ」という巨大なカルデラだということをご存知でしょうか。「海洋カルデラ」と呼ばれる、世界的にも珍しいものなのですよ。そのカルデラの南端部に新たに生じた火山が桜島なのです。

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写真:沢原 馨

「湯之平展望所」関連でもうひとつ、お勧めしておきたい景観があります。桜島赤水町から展望所へと登る道路の途中、真っ直ぐに伸びる道の向こうに御岳(北岳)が見えるところがあるのですが、これがなかなか素晴らしい景観なのです。“絶景ロード”と言っていいですね。自分の運転でこの道路を登るのは爽快な気分ですよ!

溶岩に飲み込まれた島の上に立とう!「烏島展望所」

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写真:沢原 馨

桜島港から2kmほど南へ下った海岸近くに、「烏島展望所」が設けられています。この展望所は大正3年(1914年)に起きた「大正の噴火」の際に流れ出た溶岩に飲み込まれた「烏島」という島の上に設けられたもの。「烏島この下に」と記された記念碑が印象的です。

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写真:沢原 馨

烏島はかつて海岸の沖合約500mのところにあった無人島でした。周囲500m、高さ20mの烏島は「大正の噴火」の溶岩流に飲み込まれ、今は溶岩の下20mのところに埋もれています。海を隔てた島が溶岩で埋もれてしまうのは火山史上でも珍しいのだそうですよ。展望所に立って溶岩原を眺めながら、“昔、ここは海で、島が浮かんでいたのか”と思うと、感慨深いものがあります。

この烏島、幕末には薩摩藩の砲台が置かれた場所で、薩英戦争の際にも使用されました。そんな歴史のひとこまも、今は溶岩の下に眠っています。

溶岩原の非日常的景観が楽しめる「有村溶岩展望所」

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写真:沢原 馨

桜島の南岸、やや東寄りのところに設けられた「有村溶岩展望所」も、桜島観光に際にぜひ立ち寄っておきたい展望所です。展望所は有村地区の大正溶岩原の直中に設けられており、周囲にはごつごつとした溶岩の奇観が広がっています。大正の噴火からすでに百年余、溶岩原の上にはクロマツが繁茂していますが、その光景も非日常的な雰囲気を漂わせています。

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写真:沢原 馨

「有村溶岩展望所」からは桜島南岳を眼前に見ることができます。桜島の頂上部は御岳(北岳)、中岳、南岳が南北に並んでいますので、ここから見る景観は「湯之平展望所」からの景観とはずいぶん印象が違います。溶岩原の中の散策路を辿って、溶岩原と桜島南岳とが織り成す景観を存分に楽しんでください。

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写真:沢原 馨

南岳の東側斜面には現在噴火を繰り返している「昭和火口」がありますから、ちょうど観光に訪れた際に噴火が起これば、立ち上る噴煙を間近に見ることができるかもしれません。眼前の山から噴煙が噴き上がる様子はなかなか迫力のある景観です。風向きによっては降灰を浴びてしまうこともありますよ!

「桜島ビジターセンター」で桜島観光の予習をしておこう

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写真:沢原 馨

桜島の西岸、桜島港からほど近いところに「桜島ビジターセンター」という施設が設けられています。「桜島ビジターセンター」は桜島と火山に関する各種資料を展示したミニ博物館。桜島の噴火の歴史や噴火のメカニズムなどが、わかりやすい解説で展示されています。桜島の魅力を大型スクリーンで紹介する“映画”もお勧めですよ。

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写真:沢原 馨

桜島観光の際には、まずここへ立ち寄って“予習”をしておくのがお勧め。「桜島のどこをどんな順番で回ったらいいの?」と思っている方は、ぜひ立ち寄ってスタッフの方にお勧めの観光ルートを教えてもらいましょう。

<桜島ビジターセンターの基本情報>
住所:鹿児島市桜島横山町1722番地29
電話番号:099-293-2443
アクセス:桜島フェリーターミナルから徒歩10分
開館時間:9:00-17:00
入館料:無料

活火山「桜島」で、地球の息吹を体感しよう!

桜島にはさまざまな見所がありますが、ここでご紹介した三つの展望所は、桜島観光の際に必ず行っておきたい、定番と言えるスポットです。余裕があれば東岸部の「黒神埋没鳥居」やビジターセンター近くの「溶岩なぎさ公園」などへも足を延ばしてみましょう。車で訪れると自由に移動できて便利です。鹿児島市中心部でレンタカーを借りてフェリーで桜島に渡るのもお勧めですよ。

桜島には「サクラジマアイランドビュー」という周遊バスが巡っていますので、これを利用すれば車がなくても気軽に観光できます。「湯之平展望所」や「烏島展望所」、「桜島ビジターセンター」などは周遊バスのルートに入っています(残念ながら、「有村溶岩展望所」は周遊バスのルートに入っていません)。

日常的に噴煙を上げ続ける“活きた火山”、桜島。ぜひご自分の目でご覧になってください。もしかしたら、ドンッと鈍い振動を伴って起こる「爆発的噴火」に遭遇するかもしれませんよ。

2017年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

関連MEMO

桜島の観光案内「みんなの桜島」

桜島ビジターセンター公式サイト

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