トロント映画祭で、時事的な2作品『Mark Felt』『The Death of Stalin』が公開

トロント映画祭で、時事的な2作品『Mark Felt』『The Death of Stalin』が公開

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  • 更新日:2017/09/20
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ひとつはピーター・ランデズマン監督の『Mark Felt』。ホワイトハウスがFBIをコントロールしようとすることに危機感と反感を持ったFBI副長官マーク・フェルトが、ウォーターゲート事件に関する情報をワシントンポスト紙に漏らし、ニクソンを辞任に追い込む様子を描く政治的ドラマだ。フェルトを演じるのはリーアム・ニーソン。彼の妻をダイアン・レインが演じている。

ランデズマン監督は、この映画を8年前に作るつもりだった。主演にはトム・ハンクスが決まっていたという。だが脚本家のストで中断され、勢いを失ってしまった。今回ついに映画が日の目を見た時には、トランプが選挙運動中にロシアと接触していた疑いで、FBIが捜査をしている状況だったというわけだ。「なんだかスーパーナチュラルな感じ」と、ランデズマンはインタビューで語っている。

一方『The Death of Stalin』は、アーマンド・イアヌッチ監督による風刺劇。1953年のソ連を舞台に、スターリンの急死を受け、 次は自分が権力を握ろうと、周囲の人間が必死になる様子が描かれる。コミカルな状況がノンストップで展開する、痛烈なコメディだ。出演はスティーヴ・ブシェミ、ジェフリー・タンバー、ジェイソン・アイザックら。

イアヌッチは、アメリカの副大統領(ジュリア・ルイス=ドレイファス)を主人公にしたテレビのコメディ『Veep』を成功させた人。プレミアの舞台挨拶では、「『Veep』でアメリカの政治はもう十分やったから、次はまったく違うことをやりたかったんです。それで、自分の国を恐怖に陥れようとする、妄想癖のあるナルシストの話にしようと思った」と言って、会場を爆笑させた。

2作品とも日本公開が決まっている。

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