神戸国際大付が夏初星!谷口、同点弾&逆転弾「まず1勝が目標だった」

神戸国際大付が夏初星!谷口、同点弾&逆転弾「まず1勝が目標だった」

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  • 更新日:2017/08/13

第99回全国高校野球選手権大会第5日(12日、甲子園)1回戦2試合と2回戦1試合が行われ、2回戦で神戸国際大付(兵庫)が昨夏準優勝の北海(南北海道)に5-4で逆転勝ちした。6番・谷口嘉紀外野手(2年)が逆転弾を含む2打席連続本塁打、4打点の活躍で勝利に貢献した。鳴門渦潮(徳島)は日本文理(新潟)に5-9で敗れ、1回戦で姿を消した。一昨年準優勝の仙台育英(宮城)は15-3で滝川西(北北海道)に大勝した。

神戸国際大付は、2年生・谷口が甲子園で2打席連発。地元ファンの大声援に乗って左に同点弾、右に逆転弾を放ち、昨夏準優勝の北海を撃破した。

「2年生らしく、3年生を助けられるように、やりました」

まずは1-2の六回。先頭で打席に入り、高めに浮いた直球を一閃した。打球は左中間へ伸び、あっという間にスタンドに飛び込んだ。

直後の七回に3安打と失策がからんで2点の勝ち越しを許したが、その裏の一死一、三塁。「前の打席に本塁打を打っていたので、狙わんようにしていた」と無欲で外角直球を振り抜き、鋭い打球を右翼ポール際に運んだ。

チーム一の強打者のアドバイスが効いた。五回終了後のグラウンド整備中、お笑い芸人「あばれる君」に顔が似ていることでも話題の4番・猪田から声を掛けられた。

「足、そんなに上げんでいい。俺のまねをしてみろ」

投球にタイミングが合わず2打席目まで無安打だった谷口に、本来のスイングができていないと感じた“あばれる先輩”からのアドバイス。すぐに吸収し、大暴れにつなげた。

2人は昨冬から練習でペアを組むことが多く、トス打撃などに一緒に取り組んできた。谷口は「頼りになる。目標とする人」と慕う。高校通算28本塁打の“師匠”は「僕よりも力がある。僕らの代が終わってからは4番を継いでほしい」と期待を寄せる。“あばれる君二代目候補”もそれに見合う実力をしっかりと示した。

「まず1勝が目標だった。(チームの)歴史の1ページをめくれた」

夏の甲子園初勝利をもたらし、笑顔満開。先輩・猪田との“あばれるコンビ”で、1試合ずつページ数を増やしていくつもりだ。 (須藤佳裕)

谷口 嘉紀(たにぐち・よしき)

外野手。2000(平成12)年11月11日生まれ、16歳。兵庫県出身。兄の影響で小1で軟式野球を始め「柏原スターズ」で投手。柏原中では硬式野球の「水上ボーイズ」に所属し投手。神戸国際大付では1年の秋から外野手としてベンチ入りし、今春の選抜大会に「6番・中堅」で出場。高校通算12本。右投げ右打ち。1メートル77、76キロ。

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七回、右翼ポール際へ逆転3ランを放った谷口(撮影・佐藤徳昭)

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