涙なし!阪神・良太、スマイル全開引退会見「感謝、感謝、感謝」

涙なし!阪神・良太、スマイル全開引退会見「感謝、感謝、感謝」

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  • 更新日:2017/10/12

阪神・新井良太内野手(34)が11日、西宮市内の球団事務所で会見し、現役引退を発表した。12年間のプロ野球人生を振り返り「最高の12年間を皆様のおかげで送れました。感謝しています」とファンや首脳陣、チームメートへの感謝を述べた。最後まで良太らしい笑顔を浮かべながら、虎の元気印が現役生活にピリオドを打った。

笑いの絶えない、引退会見だった。前夜とは違い、その目に涙はない。良太スマイルで、現役生活に別れを告げた。感謝、感謝、感謝-。律義な男は、監督、コーチ、チームメート、ファンに対する熱い思いを口にした。

「中日で5年間、阪神では7年間、こんな僕をたくさん応援していただいて、励ましていただいて、本当にありがとうございました。最高の12年間を皆様のおかげで送れました。感謝しています」

感傷に浸ることなく「スッキリ」した様子。前日10日の中日戦(甲子園)では引退セレモニーに臨んだ安藤や福留、鳥谷の計らいで5度の胴上げ。場内も一周した。ファンにも直接感謝を伝え「本当に感謝しかないですね」と頭を下げた。

左翼席では古巣の中日ファンも「良太」というプラカードを掲げ、大きな拍手。みんなに愛されていたことを実感した。

「野球をやらせてもらった」と振り返った現役生活。山あり谷ありだった。死球を受けてベンチ裏で治療中、知らぬ間に代走を送られた中日時代。「戻ってきたら『あれ? 代走?って』。あれから痛いかゆいは言わないように決めた」と試合に出続ける重要性を知った。阪神では片岡打撃コーチと二人三脚で打撃フォームを作り上げ、2013年は開幕4番にまで成長。「そこから奪い取る、つかみ取るというところまでいけなかった。自分の未熟さ」と悔やんだが、あの豪快なアーチにファンは何度も夢を見させてもらった。

「ファンの方があってのプロ野球だとずっと思ってきましたし、改めて野球をやらせてもらったという感謝しかないですね」

今後については「まだ何も決まっていないので、ゆっくり考えたい」というが、周囲を笑顔にする明るさは大きな魅力。いつの日かまた、素敵な良太スマイルを見せてほしい。 (西垣戸理大)

★兄は一番の味方

新井は引退に揺れる思いを、兄の新井貴浩(広島)に7月中旬から相談していたことを明かした。兄には「お前が決めたらいい。やる、やらん、どちらにしても、お前が決めたらいい」と言われたという。約2週間前には決断を告げ、前日の試合後には電話で連絡。「お疲れ様」とねぎらいの言葉をもらった。貴浩が阪神在籍時にはアベック弾も経験。「自分の一番の味方であり、兄の一番の味方は自分だと思っています」。41歳になる来季も現役を続ける兄をこれからも弟として応援していく。

新井 良太(あらい・りょうた)

内野手。1983(昭和58)年8月16日生まれ、34歳。広島県出身。広陵高、駒大を経て2006年大学生・社会人D4巡目で中日入団。10年6月9日の楽天戦(Kスタ)でプロ初本塁打。10年オフにトレードで阪神移籍。兄・貴浩と同一チーム所属になった。通算630試合、打率・238、40本塁打、151打点。1メートル88、99キロ。右投げ右打ち。年俸2100万円。背番号「32」

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引退会見ですがすがしい表情を見せる新井。今後は未定だという(撮影・山田喜貴)

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