噴煙は火口縁上700メートル 宮崎県内に降灰 6年ぶり噴火の霧島連山新燃岳

  • 西日本新聞
  • 更新日:2017/10/11

福岡管区気象台と鹿児島地方気象台は11日午後4時10分、霧島連山の新燃岳=火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)引き上げ=の、上空からの観測結果などを公表した。

鹿児島県および九州地方整備局の協力で実施した上空からの観測では、火口内の東側付近から、灰白色の噴煙が火口縁上700メートルまで上がり、東へ流れていた。弾道を描いて飛散する、大きな噴石は確認されなかった。

また、鹿児島地方気象台と宮崎地方気象台が実施した降灰調査の結果、宮崎県の宮崎市、都城市、小林市、高原町で降灰を確認した。

新燃岳火口から概ね2キロの範囲では、引き続き、噴火に伴う、弾道を描いて飛散する大きな噴石、および火砕流に警戒が必要。

新燃岳は11日午前5時34分ごろ、約6年ぶりに噴火した。その後も噴火は続き、噴煙量も増加している。午後3時現在、灰白色の噴煙が火口縁上300メートルまで上がり、東へ流れている。火山性微動も継続しており、振幅は消長を繰り返しながら、時々大きくなっている。地殻変動観測では、新燃岳方向が隆起する傾斜変動が継続しているという。

=2017/10/11 西日本新聞=

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