「舞台に立てば誰よりもやる」父の一言で道を選ぶ 漫才コンビ「元旦ゲリラゴリラ」に聞く

  • 西日本新聞
  • 更新日:2017/12/08
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静岡県焼津市立大井川東小のキャリア教育学習で、体を張った漫才を児童たちに披露する「元旦ゲリラゴリラ」の2人=11月15日、千葉県浦安市のホテルキャリア教育学習に駆け付けてくれた相方や先輩芸人たちとともに「お笑い芸人」という職業について語るタイキ現象さん(正面左)芸人たちの漫才やコントを見て爆笑する大井川東小の児童たち大井川東小の児童たちからお笑い芸人の日常などに関する質問を受ける元旦ゲリラゴリラの2人

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お笑い芸人の日常に「夢のかなえ方」のヒントを探ろうと開かれたキャリア教育学習。授業は、企画した小学校と交流のあった若手芸人「タイキ現象」こと、水江太紀さん(27)が懸け橋になった。水江さんは昨年、仙台市出身のかば太たかひろ(本名・加畑貴大)さん(26)と漫才コンビ「元旦ゲリラゴリラ」を結成し、東京で活動。2人の日常とは―。

⇒なぜ?無名の若手芸人が児童にキャリア教育 抜擢した先生の思い

■動画

―お笑いライブの講話を終えて、率直な感想を。

タイキ すごくいい勉強になった。ライブの流れもめちゃめちゃ良かった。

かば太 とても有意義な時間。先輩たちもすごくかっちりとやってくれた。

―いろんな動物と闘うネタ。子どもたちに受けた。

かば太 気に入ったネタです。原宿のライブで女子高生には受けなかったけど、小学生には妙に受けて。他の芸人もいた中、僕たちだけ「写真撮らせて」と声を掛けられた。

タイキ 3カ月前にできたばかりのネタですね。

―「アクション漫才」と呼べるほど体を張った芸風が印象的です。

かば太 最初はトーク中心でしたが、「ゆーとぴあ」のホープ師匠に「もっと汗をかけ」と言われて。師匠の十八番はゴムパッチン芸ですから。以前、師匠の発案で、タイキさんがボケるたびに僕が投げ飛ばすというネタもあったけど、これは全然受けませんでした。

タイキ 前のネタ、自分は割と好きだった。「笑わせるより、びっくりさせなきゃ」という師匠の言葉、よく分かる。

かば太 だから師匠に好かれるんです。弟子の僕以上に。師匠も北九州出身ですから。

―漫才コンビ「すっきりソング」「おせつときょうた」、ピン芸人「ハッピーマックスみしま」。会場には先輩たちも駆け付けてくれた。

かば太 皆さん、テレビで活躍する人たちと大差のない実力派ぞろい。「すっきり」さんとかM―1決勝も狙えるレベルですから。舞台に立ち最初から笑いが取れるんです。

タイキ ブレークまで、あとはスポットライトを浴びるだけの人たちですもんね。

―お笑い芸人の道を選んだきっかけは。

タイキ 中学時代の三者面談に参加した父親の一言かな。父親が先生に「息子はなかなか自分から前に出ないが、舞台に立てば誰よりもやる。何でもやらせて」と。それで、人に出される前に自分から出てやろうと思って。もともと人を笑わせるのが好きだったし。

かば太 僕の中高時代は柔道一色。高校時代に「お笑いインターハイ」で準優勝して「これだ!」となりました。

―タイキさんは九州工業大学を卒業。エンジニアの道も考えた?

タイキ 勉強もちゃんとしたかった。小学時代からずっと続けた野球と同様、勉強も一生懸命燃え尽きたいと。子どもの頃からお笑いをやりたかったけど、決して勉強から逃げたわけじゃないという証拠を残したかっただけです。

―お笑い芸人という職業の魅力って?

タイキ 本当に何もない徒手空拳の常態で価値を生み出す。かっこいいじゃないですか。

かば太 人を笑わせるってかっこいい。自虐に走ってでも人を笑わせるって感動的です。

―今一番、「面白い」と言わせたい人は?

タイキ ビートたけしさんもいるけど、やっぱりホープ師匠。認められたい。

かば太 たけしさんに言われなくても師匠には言われたい。無理と思うけど。

―なかなか「面白い」と言ってくれない人?

タイキ 言わないですね。「いつまでチマチマしたことやってんだ」って。僕らめちゃめちゃ子どもに見えるのでは。でも、1回言ったら、ずっと言ってくれる人だと思います。

=2017/12/07 西日本新聞=

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