トランプ新大統領「日本を揺るがす」最怖の人脈相関図

トランプ新大統領「日本を揺るがす」最怖の人脈相関図

  • 日刊大衆
  • 更新日:2016/12/01
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トランプ新大統領「日本を揺るがす」最怖の人脈相関図

オレはトランプ、ニューヨーク育ち。“いかつい”奴はだいたい友達~! 異彩を放つ新大統領の(秘)交遊録とは!?

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次期アメリカ合衆国大統領に、共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)が内定して以後、全米で抗議デモが発生。一部地域では、警官隊とデモ隊が衝突する事態にまで発展した。“分断の危機”を迎えたアメリカだが、事態の鎮静化を図るためか、トランプ氏は劇薬とも言える公約をマイルドに修正しつつある。

「当確発表の翌日こそ世界中で株価が大暴落しましたが、トランプ氏が公約修正をするとの観測が流れるや反転。米株式市場のダウ工業株30種平均は、約3か月ぶりに過去最高値を更新し、“トランプ・ラリー(市場が活況な様)”に沸いています」(金融関係者)

となると、過激な公約は選挙中の人気取りに過ぎず、“トランプ革命”は見かけ倒しだったのか? 「違います。公約は多少修正をするにしても、必ず実行します。メキシコ国境に壁を作る案もそう。トランプ氏は、壁の代わりにフェンスを設置すると示唆しています」(共和党関係者)

やはり、“やることはやる”というのだが、やる気だけではどうにもならないのも事実。そこでトランプ陣営は、政権を支える閣僚に実力者を据え始めている。「公約の実現には議会や共和党の協力が不可欠です。そのため、閣僚人事は“名と実”の硬軟織り交ぜる必要があります」(前同)

実際、トランプ政権の幹部として内定している面々は、多種多様だ。“影の大統領”と言われる重要ポストの大統領首席補佐官には、党との橋渡し役をこなせるラインス・プリーバス共和党全国委員長を据え、一方で、新設の首席戦略官のポストでは“トランプ色”を強く打ち出している。

「選挙戦でトランプ陣営の最高責任者を務めたスティーブ・バノン氏を指名したのです。彼は保守系ニュースサイトの主宰者で、共和党主流派批判の急先鋒。一部の団体からは“人種差別主義者”との批判もあります」(外信部記者)

副大統領には、インディアナ州知事のマイク・ペンス氏が決定している。『トランプ熱狂~アメリカの反知性主義』の著書のある評論家の宮崎正弘氏も、「共和党で下院議員を12年務めた大ベテラン。党との融和を図り、議会対策をするうえで最も重要な人物になります」と評す順当な人事。この他、米大手銀行のゴールドマン・サックス出身のスティーブン・ムニューチン氏が財務長官、共和党重鎮のニュート・ギングリッチ元下院議長が国防長官の有力候補とみられている。

「これまた絶妙な人事です。ムニューチン氏はウォール街出身で、選挙戦ではトランプ陣営の金庫番を務めていた御仁です。彼の肩書を見ると、“トランプ氏が批判してきたウォール街のエスタブリッシュメント(既得権層)に屈した”ようにみえますが、そうではない。ムニューチン氏の本業は、『Xメン』や『マッドマックス怒りのデスロード』などの製作を手掛ける映画プロデューサーです。映画好きで自身も『ホームアローン』などに出演歴のあるトランプ氏ならではの人選ですね(笑)」(前出の記者)

国防長官候補のギングリッチ氏は超のつくタカ派で、ネオコンを抑えることのできる実力者。これも、“強いアメリカ、強い米軍”の復活を目指すトランプ氏好みの人物と言えるだろう。「国務長官、司法長官候補に挙がるのは、ルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長です。9・11テロの混乱を見事に収拾した敏腕市長で、トランプ氏と非常に近い存在です」(前同)

両者をつなぐのは、敗退した民主党のヒラリー・クリントン候補だという。「ジュリアーニ氏は、ヒラリー氏を17件の事案で立件できると息巻いていますからね」(前出の宮崎氏)

ユニークな逸材を揃え、その陣容を固めつつあるトランプ新政権だが、選挙期間中同様、セレブ層の評価は相変わらず辛辣だ。中指を立て露骨な発言をしたオスカー女優のジェニファー・ローレンスを筆頭に、「アメリカ国民の悪夢」(リチャード・ギア)、「虫唾が走る」(マット・デイモン)、「外国人嫌いのファシスト」(ジョージ・クルーニー)など、ハリウッドの大物セレブたちはトランプ批判の舌鋒が鋭い。

ところが、ひと味違うのが御年86歳の名優、クリント・イーストウッドだ。「近年は名監督として傑作を次々と世に送り出しているイーストウッドは、共和党支持者。選挙戦では、早々に“俺はトランプに投票する”と明言していた“アメリカの頑固オヤジ”です」(外信部記者)

“伝説のチャンプ”もトランプ氏びいきだ。「マイク・タイソンは、1988年にスピンクス戦をトランプ氏にプロモートしてもらって以来の関係で、いわばトランプ氏の“舎弟分”ですね」(前同)

世界最大のプロレス団体WWEのビンス・マクマホン会長もトランプ氏の“マブダチ”だ。07年には、それぞれがレスラーの代理人を務め、負けたほうが頭髪を剃られる「髪切りデスマッチ」を戦っているのだ。代理人としてセコンドにつくだけでなく、190センチ・100キロ超のトランプ氏が、マクマホン氏にラリアットを食らわせ、馬乗りになって攻撃。試合に勝ったトランプ氏は、泣き叫ぶマクマホン氏へ「サヨナラ! ヘアー!」と、なぜか日本語で叫びながら、バリカンを入れた。「彼はマクマホンから“ヒール(悪玉)になって場を盛り上げる奥義”を学んだといわれています」(同)

イーストウッドにタイソンにマクマホン……アメリカ国内でトランプ支持を明言する有名人の“濃さ”といったらないが、トランプ氏を支持する海外首脳は、それを上回る迫力だ。

筆頭は“世界一のコワモテ指導者”こと、ロシアのプーチン大統領だろう。ロシア国営メディアは大統領選中、あからさまに民主党候補のヒラリー氏を批判。選挙後は早々とトランプ氏に電話をかけ、歓迎の意を伝えたという。「プーチン大統領いわく、“強いリーダーシップはオバマ大統領より上”。トランプ氏になり、アメリカがNATO(北大西洋条約機構)への関与を薄めれば、ロシアにとっては有利な結果となります。また、ロシアには、選挙期間中、ハッキングによりヒラリー氏の私的メールのスキャンダルを暴くなど、トランプ氏の“側面支援”をしたとの疑惑もあります」(前出の宮崎氏)

プーチン大統領に続き、フランスの次期大統領候補の一人であるフランス国民戦線のマリーヌ・ルペン党首も、トランプ氏を大絶賛する。

また、米軍を撤退させると吠えていたフィリピンのドゥテルテ大統領は、「俺と同じ暴言癖がある人物が大統領になるので、アメリカとの喧嘩はもうやめる」と、トランプ氏に“無条件降伏”を宣言している。

「最も“トランプ大統領”を歓迎しているのは、イスラエルのネタニヤフ首相です。彼は超タカ派ということもあり、中東への関与を薄めたオバマ政権には否定的でした。ところが、トランプ氏は“エルサレムをイスラエルの首都と認める”“イランとの核合意を見直す”と明言していますので、イスラエルにとっては歓迎すべき大統領でしょう」(外信部記者)

日本ではあまり知られていないが、トランプ氏が最も力を入れると明言しているのは、中東外交なのだ。日本にとって気になるのは、中国と北朝鮮も、トランプ政権を歓迎していることだろう。中国の習近平国家主席がトランプ氏へ祝意を伝えたほか、北朝鮮も対外宣伝用のウェブサイトで、トランプ氏を「長期的な視点を持っている賢い政治家」と持ち上げている。

ただ、宮崎氏は、「トランプ氏は中国を除外するTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に反対しているので、短絡的にはしゃいでいるだけ。もし、トランプ氏が中国に好意を持っていても、対中外交は国務省がリードしますから、中国が考えているほど甘いものにはなりませんよ」

一方の北朝鮮は、トランプ氏が「金正恩氏が米国に来るのなら会う。テーブルに腰掛けてハンバーガーを食べながら、もっといい核交渉を行う」と述べていることを受けての反応だという。ただし、「米朝会談実現には、核放棄などの前提が必要」(外務省関係者)というから、現実的には関係改善は望み薄のようだ。

むしろ、選挙期間中にヒラリー氏とだけ会談したため、“出遅れた感”がある日本のほうが、盛り返しているという。「安倍晋三首相にとって、17日(現地時間)に各国首脳を押しのけてトランプ氏と会談できたことは、とても大きな成果です」(前同)

外交評論家の小関哲哉氏が、こう続ける。「外交の経験がないトランプ氏は、プーチン大統領とホットラインを持つ安倍首相に一目置くはず。今後、安倍首相がアメリカとロシアとの橋渡し役を担えれば、外交的にも経済的にも日本の国益につながります。一方の中国は、トランプ氏が親ロ外交に傾斜することを恐れているはず。ですから、安倍首相がトランプ氏と良好な関係を築ければ、日本が中国外交の主導権を握ることも可能です」

『トランプ革命』の著書があり、日本人で最もトランプ氏に近いとされる政治評論家のあえば直道氏も、「トランプ氏は、ヤンキース時代の松井秀喜選手を評価していました。また、本心では日本人をリスペクトしていますから、安倍首相は円滑な日米関係を築けると思います」

選定が進む閣僚メンバーや、国内外の大物シンパの顔ぶれを見れば、トランプ氏が“従来の大統領”と異質であることは明らか。“トランプ革命”は、年明けからスタートする――。

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