高木美帆の「考えて、滑る」島崎京子さんがきっかけ

高木美帆の「考えて、滑る」島崎京子さんがきっかけ

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2018/02/15
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女子1000メートルを終え抱き合う小平(左)と高木美(撮影・山崎安昭)

<ピョンチャン五輪:スピードスケート>◇14日◇女子1000メートル

1500メートル銀の高木美帆(23)は1分13秒98で銅メダルを獲得した。

高木美がまた歴史を塗り替えた。銀メダルを獲得した1500メートルに続く銅メダルで、女子個人種目で初の複数メダルを手にした。持ち味の後半の伸びを発揮して、1分13秒98でフィニッシュ。「想像していた以上のレースが出来た。1500以上に自分を褒めてあげたい」と胸を張った。

2日前の歓喜のゴール直後から、戦いは始まっていた。「感傷に浸るのは五輪が全部終わってから」と集中。思った以上の後遺症に体は苦しんだが、軽やかに力強く滑り抜いた。スイッチの切り替えの早さにこそ、個人3種目で戦う強さの秘訣(ひけつ)がある。

中学時代、コーチが500、1000、1500メートルと通常の練習順を指示したつもりが、「500、1500、1000メートル」と言い間違えた。ミスに気付き修正しようとすると、「もう頭の中が1500になっているので、先にやらせてもらえませんか」と困惑顔。課題を聞いた瞬間から、1500メートルを滑るイメージを完璧に作り上げていた。

考えて、滑る。滑って、考える。きっかけは、小学生時代に教えを受けた、98年長野五輪代表の島崎京子さん。指導の肝は「練習量を少なくして、どれだけ速くなれるか」。大好きなジグソーパズルを埋めるのと似ていた。理論的に考える楽しさを知り、1回の練習から頭を使う癖をつけた。

8年前のバンクーバーで最下位だった1000メートルで世界の3番にまで上り詰めた。個人種目を最高の形で終え、視線は団体追い抜きへと向かう。まだ終わりじゃない。自身3個目のメダルへ。【奥山将志】

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