秘書の秘め事:デキる秘書の必殺技!ビジネス必勝のレストランや手土産は、どう選ぶ?

秘書の秘め事:デキる秘書の必殺技!ビジネス必勝のレストランや手土産は、どう選ぶ?

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  • 更新日:2016/10/19

人は、「秘書」という仕事に、どんなイメージを持つだろうか。

社内を彩る女性らしい花形の職業、腰掛OLのような楽な仕事?もしくは単なる雑用係?それとも......?

女としての細やかな気遣いやホスピタリティが試される、秘書という仕事。そして、秘書たちの視点から見る、表舞台で活躍する男たちの裏側とは...?

丸の内OL「秘書」というオシャレな肩書きに多大な期待を抱き、転職を決意したミドリ。イケメンパラダイスなコンサル会社に入社し浮足立つが、先輩秘書の泰子から怒鳴られ、慣れない秘書生活に戸惑う。

そんな中、上司の村上がやっとミドリに心を開き始めたが、その分仕事もキツくなり、村上へのケアが疎かになってしまい...?

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―村上さん、今日はどちらにいらっしゃいますか?ご体調でも崩されましたか?

泰子に言われた通り、ミドリはオフィスに不在の村上にメールを打った。すると、村上はほどなくして、ご機嫌でミドリの元に訪れた。

「ごめんごめん。ちょっと時間があったからさ、朝ジムに寄ったらさ、そこでたまたま速水さんに会っちゃってね、ついでにランチ一緒してきたんだ。」

村上は、麻布台の某会員制クラブの豪華なジムに通っている。

早朝からトレーニング、サウナ、ランチという流れで、充実した時間を過ごしたのだろう。村上は、普段よりさらに爽やかな表情をしており、肌は艶々と輝いていた。心配は無用だったようだ。

ミドリはホッと胸をなで下ろす反面、その呑気さに少々呆れた。

速水とは、大手レストランチェーンの社長である。以前彼の会社は、村上が着手したプロジェクトによって、かなり大きく売上を伸ばしたらしい。最近は、ゴールデンタイムのテレビCMもしょっちゅう見かける。

村上と速水とは同じジムに通っているだけでなく、趣味のトライアスロンも一緒に楽しむ仲良しだそうだ。村上はプライベートの交友関係も、かなり広い。

入社当初ミドリは、有名人の連なる村上の人脈を耳にする度に興奮を覚え、ミーハー心を刺激されていた。だが、その数があまりに多く、次第に慣れてしまった。

有名人同士、能力の高い者同士。人は、同レベルの人種とコミュニティを作るようになっている。それだけのことだ。

いちいち反応せずに、平静に、穏やかに話を聞く。それも秘書の一つの仕事だと思うようになった。

そんなマイペースな村上の、突然の行動に、ミドリは...?!

上司と秘書は、信頼関係で成り立つ。村上の、心温まる気遣いとは?

「ミドリさん、最近忙しそうだからさ、はい、これお土産。泰子さんにも分けてあげてね。」

そんなマイペースな村上が、突然恥ずかしそうに差し出したのは、『HACCI』のハニーコラーゲンドリンクだった。

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「わぁ......。ありがとうございます...!」

普段社内ではミドリに頼りきりな姿勢を見せる村上なだけに、ミドリはその心遣いに、不覚にも大感動してしまった。村上は、この女子ウケ抜群なアイテムを、一体どこでどうやって選んで買ってきたのだろうか。

40過ぎの男性が、秘書へ手土産をどこかで選んでいる様子を想像すると、ミドリは不思議なことに、母性本能がくすぐられるような嬉しさが込み上げてきた。

村上は、どうやらミドリが送ったメールが、相当嬉しかったと見える。

泰子の言う通り、秘書はやはり、上司を常に一番に気にかけていなければならないのだ。そもそも村上は、「かまってちゃん」なのは分かっていた。それなりのコミットメントを示してこそ、信頼や尊敬の念が生まれ、上司と秘書は連携プレーが成り立つものなのだろう。

ミドリは改めて、雑務に追われ村上の世話が疎かになっていたことに、深く反省した。

「僕、いつも我儘ばっかり言ってるからね。」

村上は、ミドリと泰子が『HACCI』に喜ぶのを見ると、照れた様子で逃げるように自室に引きこもったが、その後も外出帰りにケーキなどのスイーツを持ち帰ることも多くなり、それは秘書としての小さな楽しみの一つになった。

仕事に慣れ、成長していくミドリ。秘書としてのコダワリの小技は...?

「ペイン&カンパニー」に入社し数ヵ月。ミドリは、秘書という仕事を少しずつ肌で感じ取り、確実に成長していった。

先輩秘書の泰子を真似て、ハガキ・便箋などは「鳩居堂」で揃えた。お中元やお歳暮が届く際に印刷する礼状一つにしても、ブランド物の和紙は、やはりクオリティが一味違う。

冠婚葬祭で使う金封も、エグゼクティブはそれなりの金額を包むことが多いため、普通のものでは恰好が付かないのだ。

一流のビジネスマンには、細部の小物も一流のモノを。男性が気づかない小さなものに凝れば凝るほど、村上は上機嫌だった。

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接待や会食用のレストランリサーチも、泰子と情報共有しながら、念入りにリスト化した。

ビジネス用のレストランは、味はもちろんだが、個室の有無や店内の雰囲気、また店員の接客など、入念な調査は怠れない。クライアントの好き嫌いやアレルギーを事前に把握するのも、絶対に忘れてはならなかった。

評判の高い有名店であれば良いと言うわけでもない。「地下の店は嫌だ」「絶対に喫煙希望」など、クライアントの意向は様々だった。

そして、優秀秘書が選ぶ、とっておきのビジネス用レストランとは...

秘書必読!ビジネス会食に使える、一流のレストラン

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ビジネス会食の定番は、帝国ホテルの『レ セゾン』、パレスホテルの『クラウン』、銀座の『タテルヨシノ』、築地の『吉兆 東京本店』をよく使う。

外国人には、和食の『虎白』『松川』『豪龍久保』などが喜ばれる。村上より年配のクライアントには、『ドミニク・ブシェ』『島』『かわむら』など、肉料理の名店が評判が良い。また、若手の勢いのある起業家やベンチャー系の役員には、近年流行りの『エスキス』を選んだりした。

かなりVIPの接待になると、人目を気にしないよう、紹介制の『1864』や、『玄冶店 濱田家』を指定した。

さらに秘書の能力がに差がつく?クライアントに喜ばれる手土産

ミドリは、最近は手土産にも凝っている。丸の内は、センス良い品がかなり揃っているので便利だった。

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中でもミドリの一推しは、『ベッジュマン&バートン』の紅茶。日本でまだレア感のあるこの紅茶は、男性が家に持ち帰ると、奥様が大層喜ぶと言う。

『和久傳』の和菓子や、『資生堂パーラー』のチーズケーキ、『村上開新堂』のクッキーなどは定番の手土産だ。また、『廣尾 瓢月堂』の菓子は、日持ちも長く手軽、縁起が良いとの評判で重宝している。『よねむら』のクッキーも、特に期間限定のサマートリュフクッキーは、ワイン好きなクライアントに喜ばれた。

このような秘書の仕事は、ほんの些細な心配りであるし、正直、頭を使う作業ではないのかも知れない。

しかし、村上はミドリの働きに感謝をしてくれているようだった。また、彼のような男性は、こういった手配が自分自身では手が回らないというのも、紛れもない事実なのだ。

だからこそ、秘書としての仕事は、ミスは決して許されないし、上司とのコミュニケーションでクライアントの趣味趣向を聞き出すのも、重要な仕事の一つである。コンサルタントたちの世間話も、実は侮れない。

ミドリは秘書として、生き生きと充実した日々を送るようになった。

しかし...

ミドリはその秘書としての能力の向上が、プライベートにまで影響することを、まだ知らずにいた。

次週10月28日水曜更新
秘書の能力が上がるにつれ、プライベートにも変化が...!「秘書がモテる」って、ホント?

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