【サッカーコラム】メッシ、バルセロナの先輩サビオラが絶賛する超一流 ロシアW杯は集大成

【サッカーコラム】メッシ、バルセロナの先輩サビオラが絶賛する超一流 ロシアW杯は集大成

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  • 更新日:2017/10/12

【No Ball,No Life】来年のW杯ロシア大会に向け、世界各地で出場権を争う熱戦が繰り広げられている。

南米予選では10日、アルゼンチンが12大会連続17度目の出場を決めた。前節まで予選敗退圏の6位と低迷していた同国だが、16年間勝ち星がなかった標高約2800メートルの苦手アウェー、エクアドル戦で勝利。エースのFWリオネル・メッシ(30)のハットトリックで逆転勝ちすると、勝ち点を28に伸ばし、自動出場権を得られる3位に浮上した。

メッシの活躍をみると、一人の選手を思い出す。アルゼンチン代表、そしてバルセロナ(スペイン)でメッシの先輩にあたるハビエル・サビオラ(35)だ。昨年、フランスとスペインに挟まれた小国、アンドラ公国のオルディノのアシスタントコーチに就任したサビオラは、かつてアルゼンチンの将来を担う逸材といわれた選手だった。

バルセロナ、レアル・マドリード(スペイン)などでプレーしたサビオラは、自国開催だった2001年のワールドユース(現U-20W杯)で得点王&最優秀選手となり、チームを優勝に貢献。メッシも同じ道を歩むかのように05年のオランダ大会で得点王&最優秀選手に輝き、優勝を経験している。

メッシと同じ1メートル69という小柄な体で、スピードを武器にピッチを走り回る姿から愛称は“コネッホ”(スペイン語で「うさぎ」の意味)。童顔で爽やかなサビオラはファンから愛され、所属したバルセロナでは、当時のエースだったブラジル代表MFリバウドをしのぐ人気でユニホームの売り上げも一番だった。

メッシがバルセロナでトップデビューした04-05シーズンにモナコ(フランス1部)へと期限付きで移籍。セビリア(スペイン)を経て06-07シーズンに1季だけ古巣に復帰したが、バルセロナでスター街道を歩み出した後輩とは対照的に、その後は複数のクラブを渡り歩き、次第にスポットライトから外れていった。

12-13シーズンのこと。記者が当時住んでいた街のクラブ、マラガに加入。この年のマラガは欧州チャンピオンズリーグ初出場。サビオラも1次リーグ、ゼニト(ロシア)戦でゴールを決めるなど、8強入りに貢献したが、1年での退団となった。

マラガ在籍時に、一度だけメッシについて聞いたことがあった。笑いながら「本当は、あいつは僕より小さいんだよ」と冗談をいったあと「やっぱりすごい選手だよ。代表でも活躍することをみんなが期待している。これからだよ」と答えた。サビオラ自身、代表で過度の期待をプレッシャーに感じ、つぶれてしまった過去がある。同様に結果を出せずに国民から批判されるメッシの気持ちは痛いほど分かっており、後輩を気遣った言葉だった。

強国ゆえの重圧に、数え切れないほどの才能が押しつぶされてきた。それをはねのけて大一番で結果を出したメッシは、やはりサビオラが絶賛するほどの一流が認める超一流選手。その集大成となる来年のロシア大会でどのような軌跡を残すのか。W杯が楽しみでしょうがない。(一色伸裕)

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ハビエル・サビオラ(2015年12月撮影)

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