聴衆を「モノだと思う」のは逆効果!プレゼンやスピーチで緊張しないコツ

聴衆を「モノだと思う」のは逆効果!プレゼンやスピーチで緊張しないコツ

  • @DIME
  • 更新日:2017/12/06
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大勢の前でしゃべる際、聴衆を果物や野菜だと思うといいと言われた経験はないだろうか。しかし実際のところ、この方法は少々古い考え方のようだ。いまはもっと生産的な方法で、優れた人たちはプレゼンやスピーチを行っているのだ。そこでプレゼンやスピーチなどにおいて緊張を和らげるコツを、TED x Kyotoでもスピーチの経験があり、企業研修やセミナーなどの講師も務める熊坂仁美さんに聞いた。

■聴衆を「モノだと思う」方法は逆効果

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TED x Kyotoでスピーチをする熊坂さん

子どもの頃、舞台に立って緊張するときの対策として、聴衆の顔を果物や野菜だと思うといいというのはよく聞く対処法だった。しかし熊坂さんはこれについて次のように話す。

「“聴衆を人ではなくモノだと思え”という昔ながらのあがり克服法は私は賛成できません。2012年にTED x Kyotoでスピーチをさせていただきましたが、そのときにプレゼンコーチが教えてくれたコツは、『聴衆は敵ではない。みなさんを成功させようとしている仲間です。自分を成功させようとしている聴衆と、会話をするように話すのです』というものでした。それで一気に気が楽になり、スピーチがうまくいきました。

“一方向”ではなく“会話する”マインドで話をすれば、緊張はしませんし、聞いてくれる人の満足度も高くなります」

■プレゼンやスピーチで緊張しないコツ

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聴衆は敵ではなく仲間。その考え方に基づけば自然と気持ちが明るくなる。とはいえ、緊張は完全に解けるわけではない。緊張して思うような発表ができなかった経験のある人に、その必要以上の緊張をできるだけなくすコツを熊坂さんに教えてもらった。

1.事前準備をしっかりと

「話す内容の準備を事前にしっかり行うことが何より大事です。伝えたいことが明確であれば、あとはそれを当日聴衆に伝えるだけ。内容の不安要素をなくすことが自信につながります」

2.「つかみ」は特に入念に

「スピーチで大事なのは最初と最後。特に最初の“つかみ”がうまくいくと聴衆が『この人の話は聴く価値があるな』と感じ、“聞き耳”になるので最後までスムーズにいきます。冒頭部分は暗記するぐらいに練習を」

3.言葉のダイエットを

「『あれもこれも話さなければ』と、説明をしすぎると逆に相手は言葉を消化できなくなります。余計な言葉、二重表現などの言葉はカットしましょう。目的は説明ではなく、相手の理解にあることを忘れずに」

■プレゼンやスピーチは「発表」ではなく「コミュニケーション」

プレゼンやスピーチが苦手というビジネスパーソンに対し、熊坂さんは次のようにアドバイスする。

「聴衆は、あら探しする敵ではなく、自分の成功を願っている人。

プレゼンは、発表ではなくコミュニケーション。そう考えて行うと、自然体で楽しげなプレゼンになります。そうなると当然、聴衆の反応がよくなり、さらにリラックスして話せるようになり、良い循環になっていきます」

コツは、自分の考え方を根底から変えること。そして事前準備を入念に行っておくことが、自分が本当に納得いき、聴衆も満足するプレゼンやスピーチになるといえそうだ。

取材協力

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熊坂仁美さん

株式会社SML 代表取締役

メディアロケット編集長

SNSと動画を活用した情報発信の専門家として「あさイチ」等テレビ出演、講演多数。TEDxには2012年のKyotoと2016年のAizuwakamatsuの2回登壇。ローカルメディア「メディアロケット」を立ち上げ幅広い情報発信を行っている。

http://mediarocket.jp/

取材・文/石原亜香利

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