【アート】井上芳雄が音声ガイドに初挑戦! 印象派の名画が華やかに集う「ビュールレ・コレクション」展、開幕

【アート】井上芳雄が音声ガイドに初挑戦! 印象派の名画が華やかに集う「ビュールレ・コレクション」展、開幕

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  • 更新日:2018/02/20
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世界有数のプライベート・コレクションのひとつ、スイスのビュールレ・コレクションから、印象派を中心に全64点の名画を紹介する『至上の印象派展 ビュールレ・コレクション』が2月14日(水)より国立新美術館にて開幕。一般公開に先駆けて13日(火)にプレス内覧会が行われた。

ドイツに生まれ、スイスに移住したエミール・ゲオルク・ビュールレ(1890-1956)は、学生時代から美術に強い関心を抱き、実業家として成功すると、その財を惜しみなく美術品収集に注ぎ込んだ。ビュールレの興味の中心はフランスの印象派だったが、印象派をより深く理解するために16世紀から18世紀のオランダ絵画やヴェネツィア派、さらには20世紀のフォービスムやキュビスムの作品に至るまで広く西洋絵画を買い求めた。こうして、世界有数のコレクションが形作られていったのだ。

ビュールレの死後、これらのコレクションは自宅別棟を改装した美術館で公開されてきたが、2008年にはゴッホ、セザンヌ、ドガ、モネの4点が盗難に遭ったことから、一般公開の規制を余儀なくされ、美術館は2015年に閉館。コレクションは2020年に一括してチューリヒ美術館に移管されることが決定しているため、同コレクションの作品をまとめて見ることができるのは、おそらくこれが最後の機会となる。

印象派、ポスト印象派を中心に全64点の展示作品は、“至上の印象派”と銘打っているだけあって、いずれも錚々たる巨匠たちの名作ばかりだ。ルノワールによる子どもの肖像画の代表作といえる《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ嬢)》(1880年)は、裕福な銀行家の娘イレーヌの8歳の姿を描いた作品で、ビュールレは77歳となったイレーヌ本人からこの作品を購入したという。また、セザンヌの《赤いチョッキの少年》(1888-90年)はセザンヌの肖像画の中でも最も有名な作品。2008年に盗まれた作品のひとつで、4年後に無傷で戻ってきたというエピソードも記憶に新しい。モネの高さ2m×横4mの大作《睡蓮の池、緑の反映》(1920-26年)は、1952年にチューリヒで「モネ展」が開催された際にビュールレが購入したもので、この作品がスイスを離れるのは今回が初めてのこととなる。

展示はほかにもゴッホ、ゴーギャン、マネ、マティス、シスレー、ドガ、コロー……と近代美術史を飾る豪華な顔ぶれの作品ばかり。この名前を見ただけでも、このコレクションがいかに質の高いものかわかるはずだ。しかも展示作品のうち約半数が日本初公開。誰もが知っている巨匠たちの、まだ見ぬ名作に出会える貴重な機会となるだろう。

内覧会の前には、同展の音声ガイドを務める俳優の井上芳雄も来場。音声ガイドのナレーターは初挑戦とのことだが「絵や画家にまつわるエピソードを読むことを通じて、自分自身もそのエピソードを知り、楽しみながらナレーションすることができました。原稿には画家のセリフも含まれていたので、その人物を演じるのも楽しかったです。もちろんご本人たちの声を聞いたことはないので、あくまでも僕のイメージですが、少しずつ声色を変えたりしながらやってみました」と、新しい挑戦を楽しんだ様子だ。

会見は、モネの《睡蓮の池、緑の反映》の前で行われたが、この作品について聞かれると、「大きいですね。実際に見ると色彩、筆の動きがリアルで生々しくて、本物の迫力を感じました。こんな緑、こんな青はみたことがない。何色って言えない色が画面いっぱいに広がっていて、初めての体験をしている感覚があります」と、日本初公開となったモネの大作に対峙した感動を熱っぽく語った。

『至上の印象派展 ビュールレ・コレクション』

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