小さな節約が10年後に大きな違いになる。今すぐはじめたいパーソナル・ファイナンス、5つの変化

小さな節約が10年後に大きな違いになる。今すぐはじめたいパーソナル・ファイナンス、5つの変化

  • ライフハッカー[日本版]
  • 更新日:2016/11/30

MakeUseOf:小銭だからと言って、必ずしも成果が小さいわけではありません。長い間、小さな習慣を積み重ねることで、経済的に大きな成果につながります。今すぐ、ほんの小さな変化を起こすことで、借金を返済したり、もっと貯金ができたり、老後のより良い蓄えができるようになります。

結局は「塵も積もれば山となる」です。では、長年1%上昇したものと、1%下降したものを比べてみましょう。

自己啓発系ブロガーのJames Clearは、自分自身を向上させるという文章の中で、この現象について書いていました。しかし、私はその記事を読んだ時に、同じ原則を使ってパーソナル・ファイナンスを大幅に改善できると気づきました。

そのような小さな変化が大きな変化になると思っていないかもしれません。しかし、経済状況が1%でも改善すれば、かなりの影響が出ます。もちろん、今日、明日に結果は出ません。来週でも出ないでしょう。来年でも出ないかもしれません。しかし、パーソナル・ファイナンスというのは長期戦です。このような変化を長年かけて積み上げていくものです。それでは、1%の変化がどのような結果を生むのか見ていきましょう。

手数料を減らす

手数料は大きいです。パーソナル・ファイナンスに関して決断する時は、10年単位で考えた方がいいと書いているものを読んだことがあります。たとえば、年会費1万円のクレジットカードなら、10年間で10万円を費やすことになります。当座預金の口座維持費が毎月500円だとしたら、10年間で6万円かかります。投資口座の手数料は年間通して加算されていきます。金融アドバイザーは思っている以上にお金がかかり、投資利益を大きく損ないます。

このような手数料は取るに足らないものに思えるかもしれませんが、早いうちに小さな変化を起こすと、後に大きな利益を生みます。では、このような手数料はどうやって減らせばいいのでしょう? たとえば、年会費が無料のクレジットカードをつくったり、料金が安いオンライン金融アドバイザーに切り替えたりするもの、小さな変化だと言えます。

投資や老後の貯蓄用の口座などを徹底的に調べて、今よりも手数料の安いところを見つけるということでもあります。そこまでする価値があるのかと感じるかもしれませんが、この小さな変化が2〜3つあれば、簡単に年に数万円の違いになります。10年後は数十万、20年後はそれ以上です。特に貯金をしている場合は、長い年月を経て本当に大きな違いになります。

借金の利率を下げる

誰もが何かしらの借金を抱えています。クレジットカードも借金のうちです。教育ローンや住宅ローンがある人もいるかもしれません。どんな借金であろうと、長い目でみると高金利はお金がかかりますが、金利を安くする方法はいくつかあります。

知らない人が多いのですが、クレジットカード会社に電話をして、金利の低いクレジットカードにすることもできます。数パーセントですら、金利になると大きな違いです。「Bankrate」の記事に、クレジットカード会社に金利を下げてもらいたい時にどのように言えばいいのか載っています。

住宅ローン、自動車ローン、教育ローンなどの場合はそこまで楽ではありませんが、借り換えやコンソリデーション(複数のローンを一本化する目的で貸し出されるローン)のような選択肢もあります。ほんの少しでも金利を下げられる方法がないか、常に目を光らせておきましょう。

貯金の利率は上げる

またもや、これも小さな変化では(特に金利1%以下の場合は)大したことがないような気がするかもしれません。しかし、貯金は早く増やせれば増やせるほど良いです。ほとんど見えないほどの小さな額でも、大きな違いが生まれます。たとえば、米の銀行ウェルス・ファーゴの「Way2Save」という口座では、貯金に0.01%の金利が乗っています。

つまり、20万円からスタートして、毎月1万円積立するとしたら、10年後には140万円になっています。Synchronyの金利1.05%の口座に貯金したら、同じ10年後でも148万円になります。10年後の違いが10万円以下では、大した違いではないと思うかもしれません。しかし、まったく何の努力もせずに得られるのです。口座を切り替えるのには数時間しかかかりません。それで10年後に8万円手に入るとしたら、悪い話ではないでしょう。

オンラインバンクは、貯金の口座の利率が良く、お金を貯金するのも引き出すのも簡単なので、頭を悩ませる必要がありません。

定期支払いをやめる

ほとんどの人が、少なくとも何か1つはやめられるものがあるはずです。たとえば、定期購読している雑誌は図書館から借りられます。もしくは、クラウドのストレージの契約も必要ないかもしれません。Amazonプライムのビデオも最近見ていないかもしれません。ここは自分に正直になって、できるだけすぐに要らないものを1つでもキャンセルしましょう。複数キャンセルできるなら最高です。

また、定期支払いしているものを誰かと共有すれば、驚くほどコストを削減できます。他の読者と定期購読の雑誌を共有したり、オンラインクラウドのストレージを誰かと分けあったり、Netflixを共有するのもいいです。共有できるオンラインのサービスはたくさんあります。これはすぐに目に見える節約になります。たとえば、私は毎月980円払っていたSpotifyプレミアムが、毎月330円になりました。毎年8, 000円近く節約しながら、無料で音楽を聴き続けることができます。

定期支払いには本当に安いものがたくさんありますが、多くの人が1〜2つ以上定期支払いをしています。定期支払いしているものを調べて、どのくらいの金額を使っているのか調べる「Truebill」のようなサービスに登録すれば、1〜2つはキャンセルしたくなるでしょう。

無駄な買い物をやめる

ジュースを買うためにコンビニに寄って、数千円使ったことが何度あるでしょうか? もしくは、スマホゲームの中毒になってどれくらい課金しましたか? かなり少額の買い物をしてしまう、思いもよらない場所はたくさんあります。

しかし、少額とはいえ、長い間積み重ねれば大きな金額になります。もう一度言いますが、10年単位で考えてみてください。気づかないうちに毎週1,000円を無駄に使っているとして、それをやめたら10年で52万円節約できます。

このような知らないうちに無駄遣いしてしまう場所は、人によって違います。昔読んだことがある、もしくはAmazonで買ったことがある本を、書店に行くとつい手に取ってしまうかもしれません。お昼ご飯を食べた後にどうしても甘いものが食べたくなって、会社の近くでたまにおやつを買ってしまうかもしれません。家計簿アプリを使ったり、少し意識するようにすれば、このような習慣はやめやすくなります。

この手の少額の買い物は、必ずしもやめなければならないわけではありませんが、間違いなく無駄な支出を減らすことができます。職場に毎日チョコレートを持参したり、暇つぶしに行くなら大型書店ではなく古本屋にするというのでもいいです。塵も積もれば山となります。

クレジットカードを活用する

キャッシュバックやポイントが得られるクレジットカードはたくさんありますが、ほとんどが銀行口座とはかなり似たようなものです。銀行で言えば利子、クレジットカードならポイントなど、メリットを得られる仕組みがありますが、大きな違いはありません。しかし、10年単位で考えると、そのメリットは本当に大きくなります。

私は、1%のキャッシュバックがあるクレジットカードを持っているので、クレジットカードの支払いをすると1%お金が返ってきます。それぞれの買い物のキャッシュバックの金額はたかが知れていますが、年間10万円クレジットカードで支払えば、何もせずに1000円を手にすることができます。カードの年会費も無料です。

年会費を最小限に抑えられるよう、適切にクレジットカードを選べば、驚くほどの金額を節約できます。ただし、クレジットカードの明細書はきちんとチェックして、おかしな支払いがないか目を光らせましょう。

長い目で見る

これまで紹介してきた変化はとても小さいので、長い間続けなければメリットがわかりません。しかし、5年、10年、20年、30年と続ければ、このような小さな倹約が、何十万円も節約できることになるので、なかなか馬鹿にはできません。できることから、今すぐ始めてみてください。

The 1% Rule for Financial Freedom|Make Use Of

Dann Albright(訳:的野裕子)
Image Credit:James Clear

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