エシカルなものづくりの最先端都市は ニュージーランドの首都ウエリントン

エシカルなものづくりの最先端都市は ニュージーランドの首都ウエリントン

  • CREA WEB
  • 更新日:2017/09/17
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雑居ビルのワンフロアから世界に発信される「コウトウ」の上質なウエア。

「ニュージーランドの首都はどこ?」

空の玄関口であるオークランドの陰に隠れて、クイズのひっかけ問題になりがちのウエリントン。でも、ガイドブック『ロンリープラネット』によれば、ここは“小さい街ながら、世界で最もクールな首都”だとか。

地ビールやコーヒー文化、映画にアート、その道を究めるギークなウエリントニアンたちの街は、時代の先駆け的な楽しみにあふれていた!

みんながハッピーになれる アイテムばかり!

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オールドバンク・ショッピング・アーケイド内の「ルビー」。スタッフのファッションはお手本!

正しいことは、気持ちがいい。たとえば、オーガニックのコットンは肌触りがするりとなめらか。搾取のないフェアトレードが行われたアイテムは、作り手の笑顔が頭に浮かぶ。ヘルシーな食材を食べると、どこかカラダの調子がいい。

ものごとにまっすぐなウエリントニアンたちが選ぶものは、大量生産よりも手作り、余計なものが入っていないピュアなもの、そしてみんながハッピーになれるアイテムばかり。

着心地抜群でサステイナブルな ハイエンドファッション

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デザインとスタジオとマーケティングと発送、すべてがワンフロアに。

シンプルなラインに、ゆったりとしたデザイン、上質な仕立て、そして肌に触れた時のやさしい感触。オーガニック・コットンならではの良さを生かしたレディス・クロージングで評判なのがウエリントン生まれのブランド「コウトウ」。

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裾丈にこだわったさらりとしたTシャツは、着ているだけで気持ちがいい。

インドに支社をもち100%フェアトレード(公正取引)で仕入れた、安心のファブリックを使用。こだわりから、金属のファスナーやプラスチックのボタンなどのパーツは一切使用していない。

ウェイクフィールド通りの古い建物内のワンフロアをぶち抜いたオフィスには、デザイナー、マーケティング、オンラインショッピングの送付係も仕切りなく同席。ここから世界へサステイナブルなファッションが発信されていると思うと感慨深い。

日本のセレクトショップで扱っているところもある。

Kowtow(コウトウ)
所在地 Level 5, Anvil House, 138-140 Wakefield Street, Te Aro, Wellington
https://www.kowtowclothing.com/

NZ発ブランドが多数入った 歴史的建造物のショッピングセンター

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左:1901年建造の銀行を、ショッピング・アーケイドに。右:ノスタルジーが薫るビル内。1階には天井から吊るされたアイコン的金時計が。

ウエリントンのランドマークのひとつ、1901年に建造されたかつての銀行をショッピング・アーケイドに転用したのが「オールドバンク・ショッピング・アーケイド」。天井から吊るされた古い金時計が毎時間、音楽を奏でるのもここの名物。

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「ワークショップ」の一角にある、奥様のヘレン・チェリーさんのブランド。

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かわいくても甘くはない、ひとヒネリが効いている、個性派ブランドの「リコシェ」。

入っているテナントはニュージーランド生まれのトップブランドが多数。

プレミアム・デニムの「ワークショップ」や、崩したシルエットと布のレイヤーが特徴の「リコシェット」、女性らしいデザインの「ルビー」などがポピュラー。

Old Bank Shopping Arcade
(オールドバンク・ショッピング・アーケイド)
所在地 233-237 Lambton Quay, Wellington
電話番号 04-922-0600
営業時間(ショップ) 月~木曜 9:00~18:00、金曜 9:00~19:00、土曜 10:00~16:00、日曜 11:00~15:00
http://www.oldbank.co.nz/

フェアトレードでやってきた 発展途上国発の雑貨たち

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タンザニアから届いた手編みのカゴ、24.99NZドル~など。

“フェアトレード”とは、搾取することなく、適正な価格・条件で取引すること。その意識が早くから芽生えているニュージーランド全土で展開しているのが、こちらの雑貨ショップ「トレードエイド」。

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ヴィクトリア・ストリート沿いにあるショップ。各国のぬくもりが籠った品々がいっぱい!

チョコレートやはちみつなどの食品から、手編みのカゴやノート、家具、楽器、洋服など、世界各地から集められた手作りの品々が所せましと並ぶ。

商品のタグを見れば、その品がやってきたのはバングラデシュやミャンマー、アフリカ諸国などから。遠い地に思いを馳せながら、お気に入りを探そう。

Trade Aid Shop Wellington
(トレードエイドショップ・ウエリントン)
所在地 82B Victoria St., Te Aro, Wellington
電話番号 04-499-1839
営業時間 月~金曜 9:00~18:00、土曜 10:00~17:00、日曜 11:00~16:00
https://www.tradeaid.org.nz/

使い勝手を重視した 世界中の「用の美」が集う

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ニュージーランドを中心とした各国のアーティストが作った、美しく、使える品をラインナップ。

「ヴェッセル」は、ニュージーランドをメインに、世界中のアーティストや職人により小さな工房で作られた雑貨を扱う。

ハンドメイドであることはもちろん、機能的であることも重視。そして生活に彩りを添えてくれることも大切。

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左:マヌカやラタ、コーヒー豆など、自生の植物をモチーフにしたスターリングシルバーのアクセサリー。右:実際に使えるアートな品々が店内に並ぶ。

同じものがふたつとない陶器や、樹齢200年のウッドを彫ったカトラリー、100%ウールのクッションなど、品揃えはこだわりがたっぷり。長く愛せる雑貨との運命的な出会いが待っているはず!

Vessel(ヴェッセル)
所在地 87 Victoria Street, Wellington
電話番号 04-499-2321
営業時間 月・火曜 10:00~17:30、水~金曜 10:00~18:00、土曜 10:00~16:00、日曜 11:00~16:00
http://www.vessel.co.nz/

40年以上前にオーガニックに開眼! いい品厳選のスーパーマーケット

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ディスプレイされているフルーツは、どれもいきいきと元気いっぱい。

1975年にオーガニックに目覚めたジムとマリオンは、農園をスタート。やがて、見た目は不ぞろいだけれど美味しいズッキーニやトマトが人々の評判に。

そして1991年、偶然見つけたウェイクフィールド・ストリート沿いの物件に、スーパーマーケット「コモンセンス・オーガニック・ウエリントンシティ」をオープン。ファミリービジネスながら、今ではウエリントンに5軒、オークランドにも店を構える。

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1991年からスタートし、今では6店舗まで成長したオーガニックの先駆け的スーパーマーケット。

店内に並ぶのは、オーガニックな商品ばかり。トマトや柿などの野菜やフルーツ、そしてマオリの人々に伝わる療法を取り入れた紅茶や、ピュアな原料で作られたコスメティックなども。

マリオンさんいわく「美味しくて、健康的なものは、地球にもアナタ自身にもいいものなのよ」。

Commonsense Organics Wellington City
(コモンセンス・オーガニック・ウエリントンシティ)
所在地 260 Wakefield St., Te Aro, Wellington
電話番号 04-384-3314
営業時間 月~金曜 8:00~19:00、土・日曜 9:00~18:00
http://www.commonsenseorganics.co.nz/

文・撮影=古関千恵子

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