スラムとジャングルを駆け抜ける!一味違うバンコクを家族でサイクリング

スラムとジャングルを駆け抜ける!一味違うバンコクを家族でサイクリング

  • トラベルjp<たびねす>
  • 更新日:2016/10/20
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スラムとジャングルを駆け抜ける!一味違うバンコクを家族でサイクリング

スラムの狭い路地をくぐり抜け、昔ながらのロングテイルボートでチャオプラヤ川を渡り、ジャングルのプランテーションを自転車で駆け抜ける――。そんな一味違うバンコクを楽しむサイクリングツアーが人気です。様々なコースがありますが、今回はその中からスラムをただ通り過ぎるのではなく、保育園を見学したり、きめ細かいガイドでスラムの暮らしにディープに触れられる「Colors of Bangkok」をご紹介します。

■子供と一緒のサイクリングならプライベートツアーで

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写真:林 ぶんこ

「Colors of Bangkok」は、バンコクのオアシスと称されるバーンカチャオ地区のプランテーションサイクリングをメインに、ローカルだけが訪れる寺院やスラム地区のクロントイ、クロントイ内の保育園などを訪れるサイクリングツアー。バンコクに暮らす人々の息吹を身近に感じることのできる、Recreational Bangkok Biking(以下RBBと略)でしか体験できない人気の半日ツアーです。

午前と午後出発の2コースありますが、午後の一番暑くなる前に終了する午前出発のツアーがおすすめです。また、子供と参加するならグループツアーでなく、専属ガイド付きのプライベートツアーを選ぶようにしましょう。12歳未満の子供が自走参加する場合、RBBではプライベートツアーのみ受付け可としています。

子供にとって、暑いバンコクの慣れない道を大人と同じように自転車を走らせるのはかなり過酷。無理なく子供のペースで進むのがリタイヤさせない秘訣です。プライベートツアーなら他の参加者に気を使うことなく、家族でのんびりサイクリングを楽しめます。RBBのツアーは子供連れサイクリングのサポートにも定評があります。

■スラムをサポートしているRBBだからこそ入り込めるディープなツアー

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写真:Recreational Bangkok Biking

RBBは自転車先進国のオランダからやってきた現代表のアンドレが2004年に始めた自転車ツアー専門会社。バンコクの他にもアユタヤ、チェンマイ、ホアヒン、パタヤに支店があります。サイクリングの普及に力を入れており、安全な街づくりの一環として貧しい人々の生活向上をサポートする福祉活動を積極的に行っています。そのためスラムに詳しく、ただ自転車で走り抜けるだけでない、そこに住む人々が見えるディープなツアーを実施しています。

Colors of Bangkokでは、RBBが創業当初からサポートしているスラムの保育園を訪問し、貧しい子供たちが置かれている現状と支援プログラムを見学するところからツアーが始まります。

■バンコク最大のスラム、クロントイでたくましく生きる人々の生活を間近に見る

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写真:林 ぶんこ

クロントイ(Klong Toey)は、約10万人が暮らすと言われるバンコク最大のスラム地区。廃材などで作られたバラックが軒を並べ、そこに住む人々は一世帯わずか一日100THB程度の収入で暮らしています。トタンで囲われた各バラックの前には金属を抜くのであろうゴミが積まれ、その横にも同じようなものを山と積んだリヤカーが置いてあります。

しかし、よく見ればその横には粗末ながらも神様の祠があり、お供え物やお花が飾られています。バラックの中からは子どもの笑い声や楽しそうな歌声も聞こえてきて、貧しいながらも人々が賑やかに暮らしている様子が伺え、「何もないけど人情だけはあった」と言われる昔の日本の下町を彷彿とさせます。

普通のツアーではなかなか立ち入ることが出来ないスラムの人々の生活。それを見て、そこに生きるたくましい人々の笑顔にふれることは、貴重な体験であり、私たちに忘れていた大事な何かを思い起こさせてくれます。

一方で、当たり前ですがスラムは観光地ではありません。その場をよく知っているガイドと行くことが必要不可欠です。くれぐれもツアー慣れした観光客向けのスラムだとは思わないで下さい。そこで生活している人々に配慮し、不注意にカメラを向けたりしないようにしましょう。ガイドの注意を守って訪れれば「サワディカー!」と人々は笑顔を見せてくれます。

スラムを見学後は、昔ながらのロングテイルボートに自転車を積んでチャオプラヤ川を渡り、対岸のバーンカチャオを目指します。

■ジャングルのプランテーション地帯を爽快サイクリング

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写真:林 ぶんこ

チャオプラヤ川にぐるっと囲まれたバーンカチャオ(Bang Krachao)地区は、自然保護区に指定されており、ココナッツやバナナがプランテーション栽培されています。大都会バンコクからすぐの場所とは思えないほど緑濃い、熱帯のジャングルの風景が広がっており、この風景を求めて週末にはバンコクから大勢の人々がやって来ます。

この湿地帯に架けられた橋のような小道を進んで行くのですが、途中手すりの柵がないところがあったり、なかなかスリリングです。沼にボチャッと落ちないよう、よそ見には気をつけてください。また、迷路のようになっていたり壊れていたりする箇所もあるので、ガイドが行くコースから外れないようにしましょう。

それから、プランテーションサイクリングの後に訪れる国立公園での魚のエサやりは、子供に大変人気があります。濁った水面にナマズのような太った黒い魚が一面現れ、獰猛にエサにパクつく姿はグロテスクでかなりの迫力があります。

■ツアーに含まれるものは?

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写真:林 ぶんこ

「Colors of Bangkok」の午前中ツアー、通常は8時スタートの13時終了。行程はその日の天候などにもよりますが、約25km。自走の子供がいる場合は通常プランよりも休憩を多くとり、無理のない行程で進みます。場合によってはコースを短縮することもあります。

専属英語ガイドに自転車、ドリンク、スナック、昼食、保険、ボート、魚のえさ、など全て含まれておりツアー中に財布を出すことはありません。希望すればヘルメットも貸してくれます。プライベートツアーで大人2500THB/人、子供650THB/人。ちなみにグループツアーなら大人1250THB/人です。なおスラムの人々に寄付を、というようなリクエストは一切ありませんので安心して参加できるのも、魅力のひとつです。

■安全にサイクリングできるのは優秀なガイドのおかげ

バーンカチャオ地区はチャオプラヤ川からの風が吹くので、意外に爽やかにサイクリングが楽しめます。とは言っても暑いバンコク、帽子と日焼け止めは必須です。飲み物も最初の休憩場所まではもらえないので、用意しておいた方がいいでしょう。

また、雨季でもスコールをかわせば走れるので、天候によるツアーキャンセルはめったにありません。ガイドがゲストのコンディションや天候を考慮し、ベストなルートを提案してくれます。現在は英語ガイドのみですが、日本人客も増えつつあるので、日本語ガイドも募集しているとのこと。ただし、RBBのガイドは語学、タイ検定(?)、体力と全て備えた優秀な人材でないと採用しないので、かなりの狭き門なのだそう。

危険なスラムや足場の悪いジャングルを安全にサイクリングできるのは、現地をよく知るツアーガイドの案内あってこそ。間違っても観光客がふらっと入り込める場所ではありません。絶対にガイドなしでは立ち入らないようにしてくださいね。

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Recreational Bangkok Biking

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