ホンダ初の量産電気自動車「Honda e」欧州で予約開始 ボディ・カラーは5色

ホンダ初の量産電気自動車「Honda e」欧州で予約開始 ボディ・カラーは5色

  • Engadget
  • 更新日:2019/05/22
No image
No image

ホンダ初の量産電気自動車として発売が待たれるHONDA e。その予約受付が5月21日、欧州で始まりました。今のところ、オンライン予約申し込みページが開設されているのは、欧州の中でも英国、ドイツ、フランス、ノルウェーの4カ国。まずは新型EVの需要が特に高い国から予約を受付け、同市場の顧客に優先的に納車したいということでしょう。当然ながら量産開始当初は、市場に供給できる台数が限られることが予想されるからです。

これらの国でHonda eを予約するには、まず公式サイトから名前やメールアドレスを登録して専用アカウントを作成。この時、ボディ・カラーも取り敢えず決めておきます。Honda eには、プロトタイプとして公開された車両のプラチナ・ホワイト・メタリック(白)のほか、モダン・スティール・メタリック(灰色)、チャージ・イエロー(黄色)、クリスタル・ブルー・メタリック(青)、クリスタル・ブラック・パール(黒)の5色が用意されることが、開設された予約サイトから判明しました。もちろん、日本仕様は異なる可能性もありますが。赤系がないのはちょっと寂しい気がします。

次にクレジットカードによって予約金を支払います。英国では800ポンド(約11万2,000円)、ドイツでは800ユーロ(約9万8,500円)に設定されています。これによって初期に生産されるHonda eを1台、"仮押さえ"することができます。

No image

その後、予約した人にはHonda eに関する最新情報が届けられます。その中には、まだ明らかになっていない価格やグレード展開、オプションなどの仕様も含まれるでしょう。価格も分からないクルマを予約するなんて心配になる人もいるでしょうけれど、支払った予約金はキャンセルすれば全額返還されるので大丈夫。ちなみにホンダによれば、予約した権利を後で他の人に譲渡することはできないそうです。

さて、価格やその他が決まり、いよいよ発売の準備が整ったら、予約した人はお近くのディーラーに招待されることになります。そこで注文を確定するわけです。これは2019年内に行われる予定です。

そしてついに納車予定日が決定します。予約状況によって流動するため、予約IDを取得した人はオンラインで最新アップデートされた納車予定日をチェックすることができます。生産が開始されたら、注文したディーラーから納車日について連絡が入ります。なお、真っ先に予約した人のもとにHonda eが納車されるのは、2020年春になる見込みです。

No image

現在公開されているHonda eのスペックは、航続距離がWLTPモードで200km以上、バッテリーは急速充電を使えば30分で80%まで充電できるとのこと。ただし、バッテリー容量の具体的な数値はまだ明らかにされていません。電気モーターは車体後部に1基のみ搭載され、後輪を駆動します。これによって「スポーティな走り」が楽しめるとホンダは宣伝しています。

日本で最も売れている電気自動車の日産リーフは、フロントにモーターを搭載する前輪駆動ですが、日本でも近々発売になるテスラ モデル3や、これから世界で発売されるフォルクスワーゲンのID.3など、現代のホットなEVではHonda eと同様にリア・アクスルに(後輪車軸)にモーターを搭載する後輪駆動(またはフロントにもう1基のモーターを搭載する4輪駆動)を採用することは決して珍しくありません。

No image

ホンダは四輪乗用車の生産に参入した際に、駆動機械をボンネット内にコンパクトに収めた前輪駆動レイアウトをライバルに先駆けていち早く採用し、車体サイズの割に広い室内空間を稼ぎ出したことで知られています(これをマン・マキシマム/メカ・ミニマム:MM思想と呼び、ホンダのクルマ作りの基本思想とされてきました)。しかし、エンジンやトランスミッションやプロペラシャフトの代わりに、モーターとバッテリーを搭載するEVでは当然ながら事情が異なります。下にエンジンのないボンネットの中央には、黒いフタを開けると充電プラグの差し込み口が備わります。

No image

インテリアは、ウッド調パネルや布張りシートといったリラックスできそうな要素と、対照的にダッシュボードのほぼ全面に搭載されたディスプレイなどのハイテクが巧みに融合されています。

Honda eは全長4m足らずにコンパクトのクルマで、航続距離も日産リーフより短くなりそうですが、英国BBCの『トップギア』が予想する価格は2万5,000〜3万ポンド(約350万〜420万円)と、決して安価な大衆向けEVというわけではなさそうです。報道によれば、その生産拠点は日本の寄居工場(埼玉県)になると見られています。

No image

ホンダは2025年までに欧州で販売するすべてのクルマを電動化すると宣言しています。これにはハイブリッド車も含まれますが、ホンダ初の100%電気で走るHonda eがそれをけん引する存在として、多大な期待を背負っていることは明らかです。日本での販売についてはまだ何の発表もありませんが、とりあえず公開された5色のHonda eの画像を見て、もし自分で買うなら何色がいいだろうなんて夢想しながら待つことにしましょう。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

IT総合カテゴリの人気記事

グノシーで話題の記事を読もう!
最近、クルマのタイヤの“ある変化”に気づいてますか?
きわめて危険、しかも違法な携帯の充電方法
HDDからSSDに変えるだけで処理速度が大幅アップ! SSD売れているメーカーTOP5!
セキュリティ・ソフトの影響でFirefoxからパスワードが消えるおそれ
日本酒の超未来的な楽しみだコレ!日本酒をホログラム映像と音声で楽しむ酒器「HOLO酔い升」が誕生!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加