【農業改革Q&A】農産物の価格下落が期待される 国産「ブランド牛乳」の流通も

  • 産経ニュース
  • 更新日:2016/11/29

政府は29日の「農林水産業・地域の活力創造本部」で、全国農業協同組合連合会(JA全農)の組織改革などを中心とする農業改革案を正式決定した。農薬、肥料といった生産資材を扱う購買部門の縮小を求め、コスト抑制や資材価格の引き下げを促す内容だ。消費者にどんな影響があるのかQ&A方式で探った。

Q 改革案は消費者にどういうメリットがあるか

A 消費者は品質面や価格面でより多様な農産物を購入できるようになる。生産資材の値下げが実現すれば、消費者の購入価格も下がる可能性がある。

Q 理由は

A 農家は生産コストが下がるので、農産物を多く作るほうが得になる。供給量が増えれば市場取引価格が下落し、売価も下がる。スーパーなどへ直販している場合も、売り上げを増やすため値下げが進む可能性がある。

Q 改革案は、農家から消費者への「安定的な直接販売」も求めた

A 農産物が不足するような場合、卸売業者の買い占めで価格が高騰するなどの事態を避けられる。

Q 牛乳やバターの原料となる生乳の流通も半世紀ぶりに改革する

A 酪農家はこれまで、質の高い生乳を生産しても指定団体からほかと同価格でしか買ってもらえず、生産意欲をそがれていた。改革が実現すれば、指定団体以外への出荷が進む。酪農家の高品質化意欲は高まり、“ブランド牛乳”などが増えそうだ。消費者のニーズは多様化しており、高価格でも受け入れられるだろう。

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「農林水産業・地域の活力創造本部」の会合に臨む(左から)山本有二農水相、安倍晋三首相ら=29日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影)

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