日本選手権 決勝の見どころ

日本選手権 決勝の見どころ

  • J SPORTS
  • 更新日:2018/01/12
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2017年度の日本ラグビー頂上決戦のキックオフが迫っている。今季は、トップリーグの上位4チームによるプレーオフトーナメントと日本選手権を合体させたため、頂点に立てるのは1チームのみ。昨季は全勝でシーズンを駆け抜けたサントリーサンゴリアスが連覇を成し遂げるのか。それとも今季いまだ負け知らずのパナソニック ワイルドナイツが2年ぶりの王座奪還を果たすのか。今季のリーグ第9節(2017年10月21日)での対戦時は、パナソニックが21−10で勝利を収めたが、両チームともチーム力を上げており、今回の勝敗は予断を許さない。

昨年の対戦後、サントリーの沢木敬介監督は次のようにコメントした。「悔しいです。弱いから負けたのだと思います。でも、負けなければわからないことに気づけた。さらにハングリーに取り組み、強いパナソニックにチャンレンジしたいです」。パナソニックのロビー・ディーンズ監督の言葉はこうだった。「勝つことと学ぶことの両方を手にできた試合でした」。両者が学んだことで共通していたのは「プレッシャーの中での状況判断」だ。勝負をたぐりよせる的確な判断を続けるチームはどちらなのだろう。

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サントリーが勝てば2年連続のトップリーグと日本選手権の二冠

そう考えると、両チームともゲームを司るポジションであるSO(10番)にオーストラリア代表経験者を先発させるのは面白い。マット・ギタウ(サントリー、オーストラリア代表キャップ103)、ベリック・バーンズ(パナソニック、オーストラリア代表51キャップ)の駆け引きだけでも試合を楽しめそうだ。

王者サントリーは準決勝でヤマハ発動機ジュビロを49−7で破った。その先発メンバーからの変更はなし。SH流大キャプテン、SOギタウのコンビが素早いテンポでボールを動かし、他の13人が献身的に動き回り、パナソニックの防御を揺さぶりたい。一方、パナソニックは、準決勝でトヨタ自動車ヴェルブリッツを17−11で下したが、大いに苦しめられた。負傷者もあって、先発で3名のメンバー変更がある。

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パナソニックが勝てば2年ぶりの日本選手権制覇

NO8ホラニ龍コリニアシに代わり、NO8には準決勝ではFLだったベン・ガンターが下がり、キャプテンの布巻峻介がFLで先発。SOには怪我をしていたベリック・バーンズが復帰し、準決勝の先発SOだった山沢拓也はリザーブに。そして、CTBディグビー・イオアネをリザーブに下げ、FBの笹倉康誉をCTBに上げて、先発FBには藤田慶和が入る。状況判断の良いバーンズ、松田力也、笹倉をSO、CTBのフロントスリーに並べ、攻撃力抜群の藤田を最後尾に置く興味深い布陣だ。布巻とデービッド・ポーコックの両FLは、卓越したボール奪取能力を誇る。サントリーの沢木監督は勝利のキーポイントとして「ポーコックに仕事をさせない」と話していた。ポーコックが力を出せるのか、出せないのかも見どころの一つだ。

このほか、サントリーCTB中村亮土(26歳)、パナソニックCTB松田力也(23歳)の帝京大学の先輩後輩対決、サントリーNO8ショーン・マクマーン(23歳)と、パナソニックFLポーコック(29歳)のオーストラリア代表対決、そして、両チームの対戦時はいつも激しいコンタクトプレーを繰り広げる真壁伸弥(サントリー)とヒーナン ダニエル(パナソニック)のLO対決など楽しみなマッチアップは多い。両チームのバックスリー(両WTB、FB)も日本代表、サンウルブズの経験者が並ぶ。江見翔太、中鶴隆彰、松島幸太朗(サントリー)、福岡堅樹、山田章仁、藤田慶和(パナソニック)。全選手、トップリーグ屈指のスピード、決定力を持つ。こうして名前を書いているだけで胸が躍る戦いだ。

両チームとも攻守にバランスが取れているが、あえて言えば、アタッキング・ラグビーのサントリーが攻め勝つか、パナソニックが防御からの切り返しで勝るのか。互いにプレッシャーを掛け合う中で、防御のいないスペースを見つけ出し、ミスなく攻め切ったほうが勝つことになる。録画して、何度でも見返す試合になることを期待したい。

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